2010年8月11日水曜日

木型削ったら

現在、連日大口注文をこなすために、毎日縫製縫製が続いております。
お盆休み、一体どこの世界ですか、それ?という感じです。今週は休みなし。

そんな中でも、木型切削は続けております。データを放り込むだけで勝手に切削してくれるので、この点は楽なものです。

本日はPen F用のディスプレイスタンドの切削をしました。


どうも凸型は相当硬いものでないと圧力負けしかねないので、今回はものすごく硬い木を削ってみました。
木を削ると、これがまた綺麗に削れるのです。せっかくだから表面を軽くサンドペーパーかけて、そうなるとクリア吹きぐらいはしたくなるのが人情で、軽くクリアを吹いてみました。


これ、絞り型なんですけど、結構綺麗なブツになってしまいました。
サイズはクリアランス分だけ大きいのですが、ちょっとカメラを乗せてみましたところ、

これはまた随分と格好いいじゃないか

こっちの方が商品になりそうな気さえします。


ヒンジ部分もきちんとえぐってあります。

木の削りだしディスプレイスタンド。欲しい人は欲しいだろうなあ。特にライカだと受けそうな気がします。

問題はウチのMDX40ではパワーがなさ過ぎて、切削に時間がかかりすぎ、商品として成立しにくいというところです。
こういう商品を揃えて、コンスタントに売れる見込みがあれば、この際本格的にマシニングの導入を考えようかなと、ちょっぴり本気になってきました。金属切削をメインでやらないのなら、1000万でロボドリル新品とCAMが買えるようです。悩ましいところですね。まだただの夢ですけど。


ショボい革工房が、もしマシニングセンター導入なんて話になったら、これはもう前代未聞ですね。
いつの日か、そんな日が来るかもしれません。



さて話は変わって、ワイルドターキー(バーボンウィスキーのな)を買ったら、A7サイズメモの本革カバーが付いてきました。
ブロックロディアとかいうちょいとオサレらしいフランス製のメモを買ってきて装着してみました。

日常生活でメモなど取らないのですが、せっかくですから「ホック」と書いてメモを一枚切り離して、財布に入れておきました。次回仕入れに行ったらホックを忘れないように買ってきます。