ライカM6やPentax LXのオリジナル貼り革に非常に近い4044番のメーカー在庫が無くなり、入手不可能となりました。当店での在庫もほぼ残りは無いので、現在ショップページの選択リストから削除しております。
しかしながら、このショッピングカートスクリプトというのも不便なもので、全部のページをいじらないといけないので、革種類の追加と削除は気が遠くなる作業です。何とかならないものでしょうか。
カメラ革メーカーに「再生産の予定はありますか?」と訊いたところ、
「今度ラ○カさんが発注するときまで作らない」
というお返事でした。やっぱりライ○で使っている革だったんですね。
正直なところ、カメラ革(専門)メーカーは、現在カメラボディに革を貼ってあるカメラというものが市場にほとんど無く(デジカメ見ればわかりますよね)、ほとんどボランティアでやっているような状態で、私のような貼り革業者・クラッシックカメラの修理業者さんが細々使っている程度で、これぐらいの需要のために再生産をしないわけです。一回生産するとなると何百万円かかり、売れる量は年間100万円ぐらいかそれ以下となると、ほとんど丸損ですから、まともな会社でしたらやるはずがありません。まあ、次にどこかのメーカーが発注をかけてきたら余分に作っておきましょうか、という感じになるのは仕方がないでしょう。
フィルムカメラを取り巻く状況は、年々厳しくなってきております。時代とは言え寂しいことですねえ。
4044のサンプル写真