とても信じられないお話しなのですが、今回のフォトキナでは、オリンパスさんのブースでウチの貼り革が展示されました。
フォトキナですよフォトキナ。 デパートの展示会とかそういうレベルとは完全に次元の違う話です。
かなり以前にですが、日本カメラ博物館で講演をやらせていただいた事があるのですが、これも大変に名誉な事で、これで私も殿堂入りと思いましたが、今回は世界で殿堂入りです。日本と世界で殿堂入りしたら、これはほとんど殿上人と言っても間違いないです。私を見ても誰もそうは思わないでしょうけど。
フォトキナで展示される予定は無かったのですが、せっかく現物があるから、ということで急遽展示したのだそうです。驚きです、というよりも、カメラアクセサリーを作っている業者として、果たしてこれ以上の名誉があるでしょうか?何たる幸運。生きていると非常に希ですが、こういう幸せあったりします。生きていて良かったと思います。もう思い残すことはたぶん無いです。
というよりも、皆さん、オリンパスさんがどれだけ親切な会社がわかりますよね。
現地から送っていただいた写真です。
さて、ステージは華やかなフォトキナ会場から、一気に名古屋郊外の小汚くて見るからに貧乏そうな町工場にスリップします。フォトキナ会場とウチの工房、この2つが同じ時代の同じ地球上に存在していることが不思議だという気さえします。別世界という方が近いです。
大変な名誉を受けたAki-Asahiですが、店主の私は本日も新しい工房でにわか大工をやっていました。これが日本と世界で殿堂入りした殿上人の実際にやっていることです。これで殿上人とか信じろと言う方が無理があると思います。
やっと完成です。外壁も張って塗装もいたしました。
ちょっと雑で素人仕事丸出しDIYのバラック小屋が、我々の新しい事務所というか作業スペースとなります。
あんないい加減な仕事で、よくここまで完成したものだなと作業をした私でさえ感心します。
換気扇もつけたよ。
すぐ北の敷地は建設機械のリース屋です。囲いのトラ柵がまさに建設関連という感じですね。
この建設機械リース屋は、以前毎度毎度利用していた懐かしい場所でもあり、朝一番で掘削機械(ユンボ)をここで借りて4トントラック(キャリア)に積んで現場に走るとかよくやっていました。
建設機械はもう10年以上も乗っていませんけど、たまにちょっと操作してみたいなと思うときがあります。現役の建設機械オペレーターだった頃の私は、下水道の管路掘削をさせたらなかなか上手いオペレーターという評判でしたよ。もちろん私よりも上手い人はいっぱいいましたけど。
換気扇の屋外側にはフードもつけました。
内装も床張りを終えました。もういつでも引っ越し可能です。
本日の出費は、
ペンキ、フロア釘など 約8000円
----------------------------------------------------------------
現状材料費などの合計、約265000円
何だかんだで材料費は30万円を切っているようです。計上し忘れているものもあると思いますので、30万円ぐらいということで。
去年8畳弱ぐらいの増設をしたときも材料費は同じぐらいだったと思います。今回は完全な屋内ですので、雨風の事を考えなくてもよいわけで、屋根がない分安上がりでした。