本日はLX3ケース再設計バージョンの最終試作です。
側面用の型枠に表革をセットして、スクリーン回りの補強心材とステンの心材を噛ませます。
レーザーで切り出した裏革(インナーのスエード)をセットします。
圧力をかけて表と裏の革を圧着をするとともに、治具に仕込んであるエンボスが表革の表面にステッチのガイドラインの押しを入れてくれます。
ガイドラインに沿って縫製。ガイドラインに沿ってミシンを走らせる、これだけのことでステッチはシャキッとピシッとに綺麗に決まります。当たり前と言ってしまえば、当たり前なんですけどね。
側面パーツと底部のパーツを組み上げて縫製。
昨日の投稿で底部パーツのミシン目入れをご覧いただきましたが、底部も綺麗に縫製が決まりました。
ほんのちょっと(約0.5mm)左にずれてしまいました。まあ試作と言うことで。
というわけでこれで完成で良いですね。
あと数個サンプル写真を撮るために実際に作ってみます。
おまけ
LX5とサイズは似ているので、LX3用の革ケースに入ってしまったりします。
ボタン配置と底部形状が違いますのでLX5には使わないでください。
LX3の再設計が方付いたら、即座にLX5に取りかかります。