2010年11月15日月曜日

LX5ケース試作続き その4 「これが治具」

昨日から作っている治具の話題、続きです。


削りだした治具(じぐ)で、実際にラインを入れてみます。



革をLX5用に特注した刃型でカットします。
MA3クリッカーで圧をかけてカットします。


刃型ってのは便利な物です。千枚でも数万枚でも同じ形でカット出来ます。



カットしたピースを治具(凹型のパーツ)に嵌め込みます。


治具(凸型の方)を乗せて、上から圧をかけます。


革の端から2mmほどのところにガイドラインの溝が入ります。


拡大画像だと上のような感じです。
ファンタスティック!実に素晴らしいです。
このラインに合わせて、ミシンを走らせます。いつも同じところにステッチが入り、ステッチが揃います。


専用の刃型と治具を用意する。とてもリッチなことです。
もちろん購入されるお客様も、貧乏くさい物などわざわざお金を払って欲しくないでしょうから、正しい方向性と言えるかと思います。