昨日から作っている治具の話題、続きです。
削りだした治具(じぐ)で、実際にラインを入れてみます。
革をLX5用に特注した刃型でカットします。
MA3クリッカーで圧をかけてカットします。
刃型ってのは便利な物です。千枚でも数万枚でも同じ形でカット出来ます。
カットしたピースを治具(凹型のパーツ)に嵌め込みます。
治具(凸型の方)を乗せて、上から圧をかけます。
革の端から2mmほどのところにガイドラインの溝が入ります。
拡大画像だと上のような感じです。
ファンタスティック!実に素晴らしいです。
このラインに合わせて、ミシンを走らせます。いつも同じところにステッチが入り、ステッチが揃います。
専用の刃型と治具を用意する。とてもリッチなことです。
もちろん購入されるお客様も、貧乏くさい物などわざわざお金を払って欲しくないでしょうから、正しい方向性と言えるかと思います。