2011年3月10日木曜日

アナログなメモ

カメラの世界は、この10年でほぼ完全にデジに切り替わってしまったという感がありますが、書く方はどうなんでしょう?実は私もこの15年ぐらい自分で字を書いたという覚えがあまりありません。それが良いことなのか悪いことなのか、そういう問題ではないと思いますが、私はどうもメモというのはデジモノよりも、メモ帳と筆記具というほうが手早いような気もします。


ボールペンは良くないんです。パッと書けない。そんなわけないはずなのですが、筆圧がある程度高くないとボールペンは上手く書けない。ゴチャゴチャ言ってますけど、要するにボールペンが好きじゃないんです。
ボールペンでも良いものを使えばサラッと字が書けるかもしれませんが、ボールペンに高い金を出すのものなあ、ということで安物の万年筆。
ペリカーノとペリカーノJr。2100円と1575円というプライスです。


安物と言われればそれまでですけど、メモを取るぐらいでしたら、サラッと気分良く書けます。


メモで一番多いのは、買い物リスト。買い物が済んでしまえば、クシャッとして捨ててしまえば良いんです。良くある5mm方眼のメモ用紙が非常に使いやすいです。ロディアだと12番ぐらいの大きさでしょうか。ただ私の場合、ロディアは罫線が濃すぎて使いにくいので100円ショップのロディアもどきのメモ帳を愛用しております。薄いグレーの罫線でこれがまた使いやすいんです。

万年筆でサラッと書くと、自分の汚い字もボールペンで書いたものよりも腹が立たないのが不思議ですね。

メモというのは物事を忘れておくためにある、ということをどこかで読んで「なるほど」と思ったことがあります。例えば上の買い物リストですが、仕事中に思いついたものをメモしておいて、一旦メモをしたらそれはもう忘れてしまえば良いんです。いちいち覚えておかないといけない、という億劫さが無くなるので、とても便利なのです。まあメモを取ったことぐらいは覚えておかないといけませんけどね。

仕事でも「とりあえず後回しにしておきたい」という事柄はすべてメモしておいて、自分のデスク前の壁に貼っておければ、これも一旦は忘れておけるので、非常に便利です。それをやったら壁から剥がしてクシャッとして捨てれば良い。
几帳面な人なら壁から剥がして捨てる代わりに、スクラップブックにでも貼り付けておけば、ほぼ日記とか日誌代わりになると思います。

アナログもまた良し、そんな感じです。