世の中には瞑想のための音楽というジャンルがあるようです。瞑想が盛んな英語圏では誘導瞑想(ナレーションが入っているもの)が非常に多い感じがします。
その他、ナレーションが入っていないカテゴリーのものは、New Age Meditativeというのかな(?)、まぁ日本ではあまり聞かないですけど、New Age Meditativeで検索したりすると結構ヒットします。
これも何らかのサーチワードで偶然見つけたサイトで購入した瞑想音楽CDです。
EXPO '70というアーティストなのかグループ名なのかわかりませんが、このサイトです。http://www.exposeventy.com/store.html
そのページの中にある"Awakening" のCD版をポチってみました。何とこのサイトはカセットやLPが主流のようです。CDが選択肢にある商品が少ないのです。今時カセットやLPを一体どれぐらいの人が愛用しているのかわかりませんが、世の中は自分が想像しているより広いのは確かなようです。
試聴もしないのにいきなり知らないアーティストのCDを買うのは、ちょっと勇気が要りますけど、お値段送料込み15ドル。ジャケ買いしても罰は当たらないだろうというお値段ですし、これも何かの縁だと思って躊躇せず購入しました。
注文して一週間ほど、国際郵便でクッション袋に入ったブツが届きました。
郵便料金は$4.56USドルです。
ジャケットの表。何とも心を引きつけられるデザインです。70年代っぽいですね。
ジャケットの裏。ヤク中の連中がよくこういう太陽を見るらしいですね。
ちょっと怪しい雰囲気がたまらないです。
CD盤に蓮華座のポーズが載っているところを見ると、これは瞑想音楽に間違いありません。
さて、肝心の中身はと言いますと、これが瞑想音楽か?というぐらいのヘヴィなエレキ音。今時古いアナログシンセサイザーを使って音楽を作っているようです。
何と言いましょうか、力づくで初期の喜太郎にヘビメタを演奏させたら、近い雰囲気になるかもしれません。
だいたい瞑想音楽というのは、サラッとしたものがおおいです。このCDをヨガ教室やヒーリングセッションで流したりしたら、お客さんがみんな逃げていくだろうな、という気がします。
で、このCDは瞑想に向いていないのかというと、実は立派な瞑想音楽になっております。CD盤の絵のように蓮華座を組んで、ヘッドフォンでこのCDを聞くとしばらくすると瞑想状態に入ります。特に何の努力も要りません。聞いているだけで自然に誘導されます。
瞑想音楽に良くあるバイノーラルビートを仕込んである感じはしないのですが、デルタ波ぐらいに脳波を誘導する、ちょっと重めの飛びでトランス状態に入れます。重めですが、頭痛や頭の圧迫感は特に発生しません。
飛びの深さはまだ様子見が必要な感じですので、しばらく聞き続けてみる必要があります。
一番瞑想に向いてなさそうな楽器でれっきとした瞑想音楽を作る、なかなかすごいことをする人たちが世の中にいるのだなぁ、と感心したのでした。
ジャケ買いして、それが気に入ったものだととても嬉しいです。このCDも大変気に入りましたので、同じページにある"Journey Through Astral Projection" CDも先ほどポチっておきました。
Astral Projectionというのは、短く言うと幽体離脱。こちらもとても楽しみです。
実は、この"Journey Through Astral Projection"ですが、Amazon.jp で1378円で売っていました。
自分では激レアなものを手に入れたつもりでしたが、アマゾンで入手できるんですから、大してレアでもないかも、、、。
さて、話はそこでおしまいではないのです。
ここで私は自分でも驚くべき無謀な行動に走ります。
SONY ACID MUSIC STUDIO 9 + FL10バンドル 初回限定版。AMAZONで、11635円。
これをいきなり買ってしまったのです。一体何をするのかというと、瞑想音楽を自分で作ってしまえという、無茶というか乱暴というか、短絡的な行動にいきなり出たわけです。
私の音楽経験ですか?そんなのまったくありませんよ(笑)。
音楽的素養があるかどうか、たぶん無いと思います。
親切な人がYoutubeにチュートリアルビデオをのせていて、それを見ていたら、真面目にやればそのうちに何とかなるだろうという甘い見込みで、というか飽きて使わなくなったとしても12000円ぐらい良いじゃないか、という感じです。
さて、43歳からの新たなる挑戦が今、まさに始まろうとしております。