Googleで「ART Tube MP Studio V3 真空管交換」とサーチすれば、写真入りの解説がヒットしますので、それを参考にやってみます。
写真も撮りましたけど、まあ簡単に作業のご紹介。
Input、Outputのツマミを外します。これはマイナスドライバーなどでゆっくりテコで起こしてやると、つまみ部分だけ取れます。
ちょっと起きれば、後は指で簡単に外れます。
ノブの根っこに付いているナットを反時計回りに回して外します。
両側のネジ4本を外します。かなり硬く締めてありますので、左手でガッチリボディを握って、ドライバーを押しつけて最初の一ひねりを回さないとネジの頭を舐めます。まあ注意点はこれぐらいです。
これで蓋を開くことが出来ます。V3のつまみは外さなくても構いません。
V3のつまみの下に配線がつながっているので、この程度しか開きませんが、真空管の交換だけならこれだけ開ければ充分です。
元の真空管を外した状態です。左手で真空管のソケットあたりをしっかり押さえて、真空管は少しずつ左右にゆっくりグリグリと揺らしながら外します。一気に外そうとしないで下さい。
新しい真空管をソケットにゆっくりと注意深く押し込んでネジを元通りに組み付けて完了です。
真空管の表面に手の脂とか付くと、高温で真空管が割れたりするといけませんので、手袋をして真空管を扱うとよろしいかと思います。
さあ、音が変わったのかどうか、軽く弾いてみましょう。
まだまだ全然下手でお恥ずかしいのですけど、まあ約1か月だからこんな程度ということで。
エフェクター(Tone Lab ST)をいじるとテルミンが弦楽器のような音になったり、管楽器のような音が出たり、ハードロック風・ヘビメタ風なんでもありです。
ズラッと同じフレーズを弾いてみました。もう何でもアリって感じですね。とてもテルミンとは思えません。(上の音は後から編集したものではなく、こういう音が実際に出ます)
下手な演奏を聴いて頭が痛くなってしまった方は、中島みゆきのオリジナルもしくはFei Wongの北京語カバーを聞いて耳を治して下さい。
それは良いんだけど、肝心のエフェクトを掛ける前の音は変わったのでしょうか?さっぱりわかりませんけど、自己満足と言うことでとりあえずOKです。
初心者がこういう飛び道具を使うのは如何なものか?と思いますが、こういう楽しみでもないとすぐに飽きてしまいますので、継続するためには飛び道具でも何でも持ってきて、単調さを克服しながら続けるのが良し、そんな気がします。プロを目指すわけじゃないんですから、これで良いんです。
実は、自宅練習用にもう一台テルミンを買ってしまいました。