2014年7月30日水曜日

またレーザー加工機追加購入

先日、中国製のレーザー加工機を入れてみたのですが、結構きちんと動かすまでに苦労はしますが、色々と手を加えれば何とか使えると言うことで、もう以前から使っている日本製のレーザー加工機の修理をするのはやめにして、また一台追加購入しました。


また通関。


 ついでに入ってきた輸入品も一緒に通関して、一緒に引き取り。


名港トリトンはいつもながら実に美しいです。


梱包を開きます。


設置。加工範囲は同じですが、妙に大きいです。作りも随分と粗っぽいです。

売る方は必ず大きなレーザー発信管をつけるように勧めてきますが、今回は断固として40wで充分だと言い張って、40wのレーザー発信管を装着しております。ただ予備のレーザー管を2本ついでに購入しております。

使う目的によりますが、レーザー管は一般的に言って、出力が小さい方がレーザー光線が細いのです。ベニヤ板をガンガン切る目的でないのなら、40wぐらいで充分。大きな出力の管だと、今度は小さな出力が不安定なので、液晶フィルムを切るぐらい小さなパワーが出てくれないのです。


ちなみに40wのレーザー管ですと、1本何と8000円ぐらい。今までの管はアメリカの一流メーカー製ですが、25wで30万円ですよ。ライフアワー(寿命)が3万時間ぐらいですが、そんなに使ってないのにも関わらず何と3年で出力低下しました。30万円を払うのは勘弁してもらいたいです。8000円の管は公称8000時間。実際半分としても4000時間。1本8000円なら充分。2000時間しか持たなくても、まあ我慢できます。

レーザー発信管を長持ちさせるコツは、100%目一杯のパワーで運転しないことだそうです。最大でも85%ぐらいのパワーで使えば長持ちするらしいです。60%ぐらいのパワーだと、きっともっと長持ちするんじゃないかと思います。まあ機械類はたいていそんな感じですね。
そしてよく冷却するのが肝心。このレーザー加工機は水冷ですから、まあそのあたりは多少安心です。


どういうわけか配線やら配管をいじったらベビーコンプレッサーが壊れて、親父が直しておりました。さすが日立製、半田付けをし直したら直りました。


2014年7月27日日曜日

からくり茶運び人形の試作 その10

からくり茶運び人形の試作 その9 大転換 の続きです。

なかなか進まないのは、仕事が終わってからとか休みの日に進めているからです。

さて、足の部分に入っていきます。


江戸時代のオリジナル設計だと、足の部分は動輪の外側につけて、動輪が一回転すると足も一回前に出て戻るという動作を繰り返すのですが、これはやってみましたが、あまりよろしくないのです。

それだと足の動きが逆になって、前に進んでいるのに足の動きは後ずさりという、そういうのを何と呼ばれているか知ってますか?いわゆるムーンウォークです。マイケル・ジャクソンならそれでワーッ!と受けるのですが、茶運び人形がムーンウォークじゃあちょっとサマにならないよな。

しかも動輪1回転で足の動きが一回だと、ちょっと動作が少なくて見栄えがしないです。

そこでだ、動輪一回転で足の動きが2回という方向で設計を変更します。


動輪軸にこんな感じで簡単なカムをつけて、半回転で1回上下するようにします。


こっちの方が見やすいかな。
これなら足の動作が多くなるので、パタパタと動いているように見える、はずです。


そして足はとりあえず紙粘土で適当に整形して固めます。


こんな手作業は一回だけにしておきたいので、足の成形型をついでに設計しておきました。
この型に紙粘土を押し込んで乾かせば手間いらずですね。後で切削しておきます。

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そして実走。うーん、それなりに設計意図通りに動いております。

あとちょっとした問題点としては、頭が重いので頭を点頭させるとかなりボディが振られるのです。
頭の動きを小さくするか、軽い頭を作るか、という選択になりそうですが、頭を作るのはあまり気が進まないのですね。既製品で何とかしたいところです。


なんだかんだで、試作はすでに7個目を迎えております。データとしては9個目。
初めてやることですから、じゃんじゃん失敗を重ねて経験値を積み上げていきます。


足の型が削り上がりました。


早速、離型剤を塗って紙粘土を詰めてみます。一応抜き勾配をつけて、離型するための穴も開けてありますが、乾いた後に綺麗に剥がれるかどうかは、現状わかりません。


ちょっと余分に詰めて、毎度のごとくですがプレスで圧をかけるわけですが、大変なことを忘れていたあるよ。余分な粘土を逃がすための道をつけるのを忘れていたあるね。

以前、陶器型を使って陶器の小物を作っている業者さんにそういうことを教えてもらって、実際に自分でモデリングをしたこともあるのに、すっかり忘れているのです。


まあこういう溝ですね。また今度作るときにやり直そう。

それでは自動停止機能をつけていくことにします。



自動停止機能は、上の画像の矢印にあるように動いて止まる、という理屈のようです。オリジナルの設計にはないもので、私も他人様が作った解像度が低い画像から判断しているだけですので、本当にこれで作動するのかはやってみないとわかりません。

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実際にやってみましたところ、止まります。見事なものです。
ただこのままだと、腕を下げてもストッパーが上げている棒が引っかかりますので、バネで引っ張ってストッパーの三角形パーツをクリアーしてやる必要があります。


つまりここに板バネがついているのは、そういう意味だったのですね。
意味もわからずモデリングをして、実際に作って動かしてやっと意味がわかったのでした。


上の画像のようにメイン歯車に2カ所自動停止を仕込んでおけば、走り出しの位置がいつも同じで使いやすいです。あっ、上の図の説明が左右逆でした。

ちなみにオリジナルの設計にはこれがないので、走り出しの位置を一体どうやって決めているのか、実は私にはわかりません。

しかしながら、非常に長い時間がかかったモデリングも、機械部分はこれでひとまず終了となったのでした。



終点自動停止機能でピタッと止まります。


機械部分が一段落したところで、また今度は改造を試してみたいとおもいます。
何をするかというと、ギア比を変えて20%~ぐらい走行距離を伸ばしてやろうと思います。つまりロングドライブ仕様だ。

茶運び人形のゼンマイは、「サミニ ゼンマイ 9101」というものが一般的使用されるのですが、というかこれぐらいしか選択がないという話でもあります。しかし自分でゼンマイが巻けるのなら同じ素材の焼き入れ鋼帯で巻けばゼンマイになるはず。普通そうなるよね。

これでちょうど良い長さを割り出して、その長さでカットして使う。

サミニ9101は10mm幅 x 0.9mm厚 x 1330mmサイズですが、今回はロングドライブ向けということで、10mm幅 x 1.2mm厚を購入してみました。


焼き入れ鋼帯は刃型の刃材屋で普通に扱っていました。バッグの補強などに使うものです。
鋼帯などたくさん買えば安いです。今回はとりあえず10mぐらいの少量購入ですが、既製のゼンマイに比べれば随分と安いです。何と言っても東急ハンズで買わないところがミソなのです。東急ハンズで買った、というと素人臭さがプンプンしていけません。しかも東急ハンズは値段がクソ高いです。仕事人は何でもそれなりの購入ルートというものがあるのです。


ついでに蝶ナットも100個。これはアマゾンで、、、あぁ素人臭いですね(笑)。

2014年7月25日金曜日

からくり茶運び人形の試作 その9 大転換

からくり茶運び人形の試作 その8 の続きです。

ずっと頭を悩ませていたのは、機械部分は何とかなるとして、手と頭をどうするか?という点です。
和人形の頭とかを探したのですが、いかんせん市場が小さすぎて、頭だけとか手だけとかは手に入りにくいのです。あったとしても非常に高価ですので、難しいです。

そこで、何かないものか?と思案したところ、この際だからオタクの店に行って探してみよう。うん、そうしてみよう。フィギュアとかゴロゴロしているからきっと何かあるに違いない。


名古屋では大須にこういうヲタショップが色々あるのです。
今ままでまったく縁のない世界ですが、勇気を出して入ってみたのです。
ヲタショップも今時は女性店員が多く、ヲタ文化はすっかりと根付いてきている、そんな感じがしました。客層もそれほどヲタ臭くありません。一般人とそう違いはない気がします。


 素体と呼ばれるドールヘッド、ドールボディなどのパーツが普通に並んでいました。素晴らしい。そんなに高い値段でもないです。ウィッグなど色とりどりの髪色のバリエーションがあります。日本のオタク文化に対する見識を改めないといけません。


手など500円もしなかったです。わざわざ手を作る意義を見いだせなくなりました。


しかもだ、これを見てくれ。なんとピッタリだ。


もしかして盆を持つためにわざわざこの手を量産したのか?というぐらいの見事さで合います。


何と素晴らしい。この手が500円ぐらいで購入できるとは、実にこの世に生きていて良かった、そんな気がします。


眼球のセットはちょっとだけ難しいです。意味がわかるまでちょっと苦労しました。


和人形とは違った方向に走っていきそうな感じですが、これはなかなか可愛いな。ウィッグも数種類買っておけば良かった。結構気に入った。萌えフィギュアを欲しがる人たちの気持ちがちょっとわかったような気がします。

何と、大江戸八百八町の茶運び三助が、どういうわけかちょっと萌えそうなメイドカフェのリリアちゃんに変わりそうな、というかこれはもうまさに、制作者の意向とは無関係に方向性大転換になってしまったのでした。制作者である私に大きな衝撃が走った瞬間でした。これはThresholdと言っても良いのではないか?そんな気がします。もう横紙破りと言われようが何と言われようが方向性が変わりました。

2014年7月20日日曜日

口の臭さに悶絶

最近、妙に他人の口臭というのが気になるようになりまして、という遠回しな言い方ではなく、短く言うと口の臭いヤツがウチに来たんです。どれぐらい臭いかというと、もうとんでもなく臭い。扇風機を当ててやりたいぐらい臭いんだから、もう大変なレベルです。「もうわかったから帰って!」と叫びたいのを我慢しないといけないぐらいものですから、もうそうとうなものです。
これが営業マンなのです。上司とか同僚は注意しないのだろうか?首をかしげてしまいます。
しかし誰でも歳を取ってくると加齢臭やら口臭やら色々と嫌な臭いをまき散らすようになるのです。

他人は良いけど、果たしてこの俺はどうなのだろうか?電動歯ブラシで割としっかり歯を磨くので、たぶん大丈夫ではないだろうか?と自分では思ってはおりましたが、これだけ他人が臭いと、ちょっと自分のことが心配になってきてしまいました。


そこでだ、歯間ブラシというものを買ってみた。

そして歯間ににブラシを突っ込んでゴシゴシしてみると、歯をきちんと磨いているようでも歯間にはカスが残っています。そしてちょっとその臭いを嗅いでみたところ

「気絶するぐらいクサい」

もうその場に転がって叫びながらのたうち回りたいぐらいクサいです。もうむしろ天晴れというぐらいのレベルだ。
何なのだろうかこれは?バクテリアが発生してそうな臭いです。完全に他人の口が臭いとか言っている場合ではない。まさに自分もまき散らしているに違いありません。ゴメンな、みんな。深く謝る。


これはもう早急に何とかしないと私の人生が終わりかねないということで、大量の歯間ブラシとそれだけでは心許ないので、Panasonic ジェットウォッシャーというものを買ってきた。圧のかかった水流を歯間に当てて綺麗にするというものです。朝晩、歯磨きの後にはせっせと歯間の掃除をやったのですが、全然臭いが取れないのです。でも諦めてはならん、継続は力なりだ。

今、それを続けてほぼ2ヶ月にして、やっと歯間の臭いが取れました。

皆さん、もし今まで歯間を特に掃除した事が無いと言う方、一度歯間ブラシでチェックしてみた方がいいですよ。みんながみんなではないでしょうけど、もしかしたら私と同じようにその臭いにショックを受けるかも知れません。特に40過ぎた中年、気をつけた方がええぞ。


2014年7月17日木曜日

からくり茶運び人形の試作 その8

からくり茶運び人形の試作 その7 の続きです。




機械部分のモデリングはほぼ大詰めを迎えました。実走もほぼ問題ないようです。

ここで、江戸時代のオリジナルには存在しない自動停止機能をつけたいと思います。Uターンする直前と、主人のところに戻ってきた時点で停止という機能です。

手と頭はこれがクリアーした後にまた考えるとしましょう。

大名遊びが出来る日も近づいているのでしょうか。


自動停止機能はオリジナルに存在しないので、他人様が作られたものの画像から想像してモデリングをしてみました(黄土色のパーツ)。これできちんと止まるのかどうか、多少試行錯誤が必要そうです。

理屈としては、メインの歯車に何か突起をつけておいて、突起が黄土色のパーツのうち長い棒に接触することによってそれを押し上げる、そして腕の心棒が回ってストッパーが降りて、走行を止める。押し上げられた長い棒がすぐに落ちないように板バネが支えている、そんな感じだと思います。


どうでしょうか、このメカメカしさは?パーツが増えてくるに従って、だんだんとメカ度がアップしてきました。これはモデリングというバーチャルな世界ですが、実機も当然こうなるのです。
さあ明日ぐらいからまた親父を呼んできて、実機の組み立てをさせていきます。

2014年7月16日水曜日

たまには縫製でも

たまにはというより、実は毎日ですけど、私はミシン縫製もやっております。

今日は割と多めにストラップが入っておりますので、私自らミシンを引いております。



小さなパーツをたくさん縫うときは、いちいち糸切りなんぞ面倒なのでやりません。ガンガン縫って数珠つなぎにしておいて後で糸切りをします。

世の中の革職人と称する連中でミシン一つかけられないのが大変多いというのは驚くべき事実ですが、みなさんもどこかで「ミシンを使わない」とか書いてあるのを見たことがあると思います。しかしこれは日本語の使い方を少々間違えているのです。「使ない」ではなく、正しい日本語で言うと「使ない」のです。ミシンをさんざん使ってきて、数台ゴロゴロさせているのにやっぱりミシンを使わない方がいいというのなら立派なものですが、実際のところミシンひとつ持っていないし踏めないのです。食うためとはいえまったくしょうがないねえ。ミシン縫いの善し悪しは、ぜひ一端にミシン縫製が出来るようになってから語ってください。よろしくお願いいたします。

こんな感じで私は上手いか下手かは別にして割と何でも出来るのであります。



平和な夏の一日、工房風景でした。

2014年7月13日日曜日

からくり茶運び人形の試作 その7

からくり茶運び人形の試作 その6の続きです。

機械部分でまだ手こずっているのが、減速機構:天符部分です。


結構微妙な調整が必要で、失敗したら作り直しというのは設計としてよろしくありません。調整が出来るような機構にするべきなのです。部品を特注して削り出すことも可能ですが、だいたい1000個が最低ロットになるので、とりあえずそんなに必要ありません。入手しやすい汎用品で何か代用できるものがないものか?ということで、ふとこれが使えそうだぞというのが、これ


何の変哲もないそこら辺で売っている蝶ナット。まさにこれが使えそうだ。


モデリングするとこうなる、何とかうまくいきそうだよ。


実際に組み上げてみました。

この部分は当たって削れるので、木だけでは少々不安なのです。鉄ならまあ安心ですね。当たる相手の竹は全然削れないのです。それはなぜかというとたぶん数が断然多いからだと思います。



実際に回してみても大丈夫です。
本来の設計通りのものを特注したらいくら1000個作ったとしても、汎用品である蝶ナットの価格にはかないません。そして入手のしやすさ。そこら辺のホームセンターで普通に売っています。


さて次は仮に手をつけてみます。
出来るだけ下につけた方が重心が下がって安定すると思いますので、とりあえずこんなあたりで試験してみます。


細かいところも改良していきます。
前輪も刻みを入れました。


元の設計では、方向転換のカムが75度なのですが、75度で方向転換を使用とすると舵をかなり切らないとアカンのです。現状上手く180度回ってくれないのです。これは茶を乗せると安定するのかも知れませんが、ちょっと試しにカムを90度にして舵をナルくしてみます。
元の設計だと、畳1畳の距離を往復するものだそうですが、直線はもっと走っているのですが、良いのだろうか。まあいいや。



ちょっと曲がりすぎのようです。


さて腕をどうするかね?割と自然に腕らしきカーブを作りたいところですが、削り出すとかそういうことは時間がかかるのでやめておきたいので、まあこんな感じでドーナツをたくさん切り出してみます。


ピアノ線に通していけばそれなりに腕らしき形になります。
空間を何とかしたい場合は、ウッドパテで埋めればいいです。

腕の次は手をどうにかしないといかんですなぁ。いくら何でも丸い玉をつけてドラえもんの手ではダメでしょうなぁ。これは切削かなぁもしくは、型を作って石膏とか樹脂を流し込むかです。



難しい形状にしてもやりきれませんので、こんな感じの手らしきもので良いような気がします。

2014年7月9日水曜日

驚愕の古代ギリシャからくり暦(?) アンティキティラ島の機械

最近からくり人形をボチボチと作りながら、いろいろなところで躓いて、機械構造の難しさというのを実感しております。こういうのは自分で作るとその苦労がわかるということが、実際にやってみてやっとわかりました。
しかしながら他人が作ったものをなぞるだけでもこの苦労。初めて作った人間は一体どれだけの苦労と試行錯誤を繰り返したのか、考えただけでも気が遠くなります。私など一生かけても無理でしょう。

日本のからくりもすごいですが、世の中にはもっと驚愕のからくりがありました。

アンティキティラ島の機械。詳しくはwikiでも見てください。


 

紀元前100年とか書いてあります。2000年以上前にこういう機械を作る、というとんでもない人間が存在したのです。

私の友達の友達が復元したそうです。ぜひ見に行ってみたいです。
茶運び人形の次は、これだな。

2014年7月6日日曜日

からくり茶運び人形の試作 その6

からくり茶運び人形の試作 その5 の続きです。

さぁ日曜日ですので、からくりの続きをやっていきます。


平日は親父にやらせていたのですが、とにかく遅い。ここまでは私が1時間で組み上げられる程度のものですが、これに3日費やしていました。
まあ私の場合は、自分で3次元モデリングをしているので、構造がある程度わかっているから当たり前なのですが、それでも3日ってのは随分と理解が遅いです。


頭部の土台です。頭を頷くように振りながら動くのです。

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しかし一体どこから紐を引っ張って頭を点頭させるのでしょうか。設計図には書いてありません。


仕方がないので犬山のからくり博物館までわざわざ行って、実物を見てきたよ。


メインの歯車に突起をつけて頭を点頭させているのだな。なかなか賢いなぁ。突起の数は8個か9個のようです。


とりあえずこんな感じで8個の突起をつけてみましょう。


犬山の実物とは突起をつける位置が逆ですが、こっちにつけないとちょっと邪魔そうなのです。
クリアランスは取れているようです。


オリジナルの設計図から見ると、この部分に頭を点頭させるための糸を引っ張るようなのです。


しかしどうもおかしいなぁ。腕をつける軸に完全に干渉しますし、頭部の土台の端にくっつけるべきのような気がします。私の理解が間違っているのかも知れませんが、いずれにせよこれではあまりよろしくないので、場所を調整しましょう。


糸の位置をずらします。これで腕の軸には干渉しないでしょう。


そして糸の穴も開け直し。


そして何と言えば良いのかなぁ、糸を引っ張る部品のモデリング。
ライノはシミュレーション機能はないので、頭部の受け台の上下は13mmありますので、部品を回転させて上下運動量は8mmぐらいらしいという目星をつけ、まあOKとします。


ここまでモデリングをして私は一つ大変なことに気がついたのでした。
この設計だと、頭の位置と腕の位置が開きすぎているのではないだろうか?長さにして45mmほど長いですよ。水色の矢印下端ぐらいに首の付け根が来ないと人形としておかしいのではないでしょうか?

犬山の実物モデルを見ると首の付け根は自然な感じできています。

これは江戸時代のモデルを再現した設計図を元に作っていますけど、この時点で見ると、なんかちょっとおかしいですよね。

まあとりあえずはこのまま最後まで作ってみて、また設計変更をしたいと思います。