2015年5月20日水曜日

君は独身証明書を持ってるか?

世の中には私の知らないものが実にたくさんあるというか、つまり縁のないものなので知らなくてすんでしまうんですけど、たまに驚かされるものがあります。

今回ちょっと驚いたのが、独身証明書。そんなの役所が発行してくれるものなのか?と思ったら、実際にあるのです。これです。


これはもう実に貴重なもので、結婚してしまったらもう手に入りませんので、まさに自分の人生の記念碑みたいなものです。きちんと額に入れて飾っておかないといけません。しかも役所が発行したもの(それを公文書っていうのか?)ですよ。

結婚の前には一枚取っておきたいというマストなアイテムです。まあ離婚すればまたいつでも取れるんだけどさ...。でも離婚ってのは自分の勝手な都合だけでは出来ないんだぞ?すんなり別れてくれる相手ばかりとは限りませんよ。いや、今日はそんな縁起の悪いことが言いたいわけじゃなくてだなぁ、、、

さて、こんなものがなぜ必要かというと、また外国籍の人間と婚姻をするという話の付録だ。


インドネシアの領事館が、独身証明書とパスポートのコピーを持って来いと言ってるのです。

ちょっと待て、俺は日本人だぞ?日本国籍の日本人が日本に居ながら、一体どういう理由で外国政府の言うことを聞かないといけないのか、まずそこら辺を詳しく説明してもらおうじゃないかと言いたいところなのだが、変な横車を押していると書類をくれないので、この際大人しく聞いてやることにするわ。本当は私が頭を下げて書類を発行して下さいっていう立場なんですけどね、、、。

しかもだ、籍を入れる前と入れた後の2回領事館に来いと、まったく他人の時間をタダだと思っている馬鹿者がこんなところにもいたというのが驚きだ。それでもジャカルタやバリまで出向いてこいと言われないだけマシだと思うしかありませんが、配偶予定者はそのたびに日本に帰ってこないといけないという、実に気が遠くなる話です。

でも俺知ってるんだけどさ、こんな偉そうに書類発行するとかいう割には、インドネシアってのは役所に住民帳簿ってのがないのですよ。戸籍というものはあるのですが、役所とか政府に戸籍の帳簿とかデータベースとか存在しないんです。おそらくツタヤの会員証の方が100倍ぐらいしっかりしたシステムです。一体どうやって照合するのか不思議になりますよね?つまり照合などしていないのです。それでいてその程度の書類を発行するのに一週間とか平気で待たせるのですから、こっちはもう有力者に圧力かけてもらって1時間で発行させるという段取りまでして動かないといけないという毎度毎度まことに面倒な話なのです。

こう言っては何ですが、こんなんでも立派な国連加盟国でしかもアジア屈指の大国なのです。まあ国家というのはいくら半人前のダラシナイものでもメンツだけは一丁前という難しいものなのです

というわけで、明日はしょうもない用事を済ませに大阪に行くわけです。

というかさ、20年前にわけわかんねぇこと言って、バリに逃げていったこの女がそもそもの原因作ったわけなんだけどね。
日本国国籍ぐらい保持してれば良いのに、、、。

だいたい俺全然悪くないのに、なんか人の尻ぬぐいさせられてる気分満点だよ、、、、って思ったりもするけど、まあ自分が正しいと思ってるのは、大概自分だけだという話でさ、誰でも自分の言い分とか主張ってものがあるんだよ、「盗人にも三分の理」と言ってさ、あー!ちょっと違うな(笑)。

この20年間「あなたどうして結婚しないんですか?」って散々聞かれて毎度ゴニョゴニョと適当に誤魔化してたけど、この際だから今日という今日は本当のことを(小さな声で)白状してやる、

「配偶(予定)者が逃げて行ってしまったから...」

同性愛者だから結婚しないんだなと想像して期待していた人たち、残念だったな!Hahahahaha.....