ロール・オン。
一応、薬用と謳っております。短く言うとタイガーバームの進化版のような感じだと思います。
軟膏ではなく液体です。
アロマティックと書いてあるとおり、なかなか心地よい香りです。タイガーバームのように強烈な臭いということはありません。私の感覚だとポーチュガルのアイスコロンというものの香りに近いのではないかなと思います。
メンソールが入っていると思われ、塗ればひんやり涼しいです。凝っているところに塗っても良いし、香りは割と良いのでデオドラントの代わりに塗っても良いし、目の周りに塗るとシャキッとして眠気がひきます。まぶたに塗ると激痛で10分ぐらい目を開けられなくなりますので、やってはいけません。粘膜に塗るのもやめましょう。おそらく大変なことになります。
薬用のシロップ。
疲労時とか風邪の引き始めに飲むと効果があります。
味はサロンパスです。
インヘラー。
あまり日本では見ないですが、鼻に突っ込んで吸い込むとスーッとして鼻が通ります。私は寒い季節になると必ず鼻が詰まるので、点鼻薬を身につけているのですが、今年の冬はこれにします。
これもサロンパス系の香り。本当はヴィックス・インヘラーの方が効くのですが、覚醒剤成分が入っているので、日本には持ち込み禁止です。
これは本来の使い方とは別に禁煙パイポ代わりに使うという方法もおすすめです。
正直、禁煙パイポは30分ぐらいで香りが抜けてしまって、まともに使おうとするとかなりの出費になり、こんなことならタバコを吸った方が安いということになりますが、これなら2日ぐらい冷たい香りが続きます。
ココナッツオイル。
最近日本でも流行ですね。美容に良いとか美味い言葉に釣られた人が、その気になって高い金を払って大満足する一品です。
ちょっと調べてみたら、こんなことが書いてありました。
脂肪をすぐに燃焼させ、エネルギーに変える!今までの人生でお前はそういう魅惑的な言葉にどれだけ騙されたのだろう?
体に溜まった便を除去し腸の働きを整えてくれるため、便秘解消!
2週間継続して摂取すると、冷え性が75%も改善!
"食事に取り入れてダイエット!
ダイエットとか言っているということは、まだ痩せてないんだろ。一体いつ本気になって痩せるつもりなんだろう?
と、聞いてみたいです。
それでいて相変わらず便秘だし、冷え性だっていうのなら、もう私は何と言葉をかけたら良いのかわかりません。ダイエットとか言うなら、この際一発ガツンと本気を出して挑め。
虫除けスプレー。
何というのでしょうか。わずかにタイカレーとかトムヤムクンの香りがします。たぶんレモングラスが入っているのだと思います。
これは私の好み、3 in 1 Coffee。インスタントコーヒーと砂糖とクリームが一緒くたに混ぜて一杯ずつパッケージしてあるものです。
東南アジアには大概あるのですが、日本では見たことがないです。
おそらく日本人の味覚から言ったらかなり甘ったるいですけど、これがアジアのコーヒーの味なのです。おしゃれな街のカフェではなく、インド人がやっているような屋台でコーヒーを頼むと練乳がしっかり入った甘いコーヒーが出てきます。ついでにチャパティも頼めば、アジアの朝ご飯。
コーヒー1杯 50シンガポールセント、チャパティ1枚同じく50シンガポールセント、占めて1シンガポールドルの朝ご飯。これが私の思い出。
マンゴスチンのお茶。
これはちょっと微妙なものです。マンゴスチンを乾燥させたもので、これを湯で煎じて飲むのですが、まず何よりもカチカチに硬いです。湯で煎じても全く成分が溶け出してきません。思い切って茹でてやったら多少味が出てきました。
そして問題は、その味というのがマンゴスチンというよりも木、つまり木材を煎じたらこんな味になるんじゃないかな、という感じです。マンゴスチンの味はすっかり忘れてしまってますけど、こんな味ではなかったのは確かです。
こっちはハイビスカスのお茶。
これはかなり味が出ます。ただかなり酸味があります。
しかし何というのかな、人間というのは、一応一通り何でもかんでも乾燥させて、これは茶だと言い張るもののようです。日本でもドクダミを乾燥してドクダミ茶とかありますよね。あんなクソ不味いものを一体誰が飲むのかと思いますけど、大概健康に良いっていう触れ込みなのです。
そして忘れてはならないのがバリコーヒー。
バリコーヒーで良くあるのがパウダータイプで、インスタントコーヒーのようにカップに入れて、お好みで砂糖ミルクを加えて湯を注ぎ、パウダー状のコーヒーの豆が沈むまで待ち、上澄みを飲むという方法です。いちいちコーヒーフィルターを用意しなくてもいいという便利さはありますが、気の短い人は豆が沈むまで待てずに、口の周りをコーヒー豆だらけにしてしまうという間抜けな姿になります。
天然塩です。
椰子の木をえぐって作った大きな容器に海水を入れて乾期は天日干し、雨期は火を焚いて強制乾燥させるという原始的な方法で作られた天然塩。精製塩ではないので、ミネラルがたっぷり入っており、ついでに小さなゴミも入ってます。味はやはり精製塩とは違います。
これをぬか床に入れてぬか漬けを作ったらかなり美味しいと思います。
その中でも、これはとっておきという一品はこれ。
貝で作ったスプーン。
これはかなり良く出来てます。
バリでもそこら辺では手に入らないものですよ。
大きさは小さじスプーンよりは一回り大きいという感じです。
何が良いかというと、形状もそうですが、2個あると触れあったときに実に良い音が出るのです。楽器じゃないので叩いて鳴らすようなものじゃないのですが、自然に触れあったときの、何とも言えない音がたまらないです。
これでアイスクリームとか甘味ものを食べたら、うーん素晴らしい、ちょっと満足な気分になれます。