バリ島在住20年である店主の配偶者に何かバリの身近なことを書いてもらうことにします。
名付けてBali Kamis物語 (Kamisはインドネシア語で木曜日)。
前回はBali Kamis物語 その19
お世話になった人と
結婚するという事は、相手の都合や、気持ちにどれだけ合わせられるのかという事なのでしょうか、、、。
今までは、自分で仕事をして得たお金で生活をし、合わせる相手などいませんから合わせる必要性もなく、『相手』の気持ちを考える事もなく自分の都合や、我儘だけで生きても誰からも苦情も不満も出ません。
ひとりですから、何をするのも誰の許可もいらないし、誰とご飯を食べようが、出かけようが気にする事もありません。
しかし、『相手』がいると言う事は反対に自分も『相手』の事が気になります。
勝手なのは承知の上。恋愛なんかに目も触れずひたすら仕事だけという生き方をしてきましたからそのあたりは頭で理解していても不完全な人間なのでなかなか難しい事もあります。『相手』に言わなくていい事を言って傷つけたり、全く『大人』になれません、困ったものです。
でもまぁ、なんだかんだ言っても結婚してしまいましたから、何があろうと籍さえ入れてしまえばこっちのもんなんです、、、へっへっへ、ざまあみろ(笑)
先日は12年程務めた会社の直属の上司夫妻と最後のお食事です。この上司とは部署が変わっても私も一緒について部署を移動して来ましたので、一番お世話になった人です。
ONE ELEVENというヴィラの中にあるレストラン『白』へ行っていました。
お寿司がおいしいと評判ですが私は初めて来ました。美味しかったです。
一昨日は15年ほど前に某ホテルで一緒に仕事をして以来の友人と最後のランチ
場所はクタビーチに面したクタ シービューホテル内のレストラン・ロッソビッボ
昨日は王族に嫁いだ10年来の友人とランチ
場所はウォーターマ―ク ジンバラン内のレストラン・イマドキ
20年過ごしたバリの生活も、残すところあと2週間となりました。
残り時間は仕事よりも友人との別れと20年間の片づけに追われる日々になりそうです、、、。
新しい人生のスタートが始まります。
しかしながら旅立つ日まで出社し、その日の夜に空港へ向かうという、なんとまぁ仕事熱心なのでしょうか、自分でもこの働きものっぷりに感心します。