2015年7月19日日曜日

靴箱のDIY

さあ、日曜日になったところで、昨日モデリングしておいた靴箱を自作することにします。


寸法は600mm(幅) x 330mm(奥行き) x 2000mm(高)。


設置場所は何とここだ。見た感じちょっと無理があるような気がしますが、まあいい。当たって砕けろだ。


荷積みパレットをばらした板の表面をグラインダーでガンガン削ります。


一段落ついたところで、ホームセンターに買い出しに行きます。
ここで、針葉樹合板9mm厚サブロクサイズが1000円ぐらいでしたので、あっさり設計変更。そんな値段ならカットしてもらったほうが手っ取り早いです。ここはカット料金は無料ですし。
サブロクサイズから、300mm x 570mmのサイズなら9枚取れますので、そのサイズでカットしてもらいます。


サンディングマシンで、300mm x 570mm x 9mmの針葉樹合板の表面をヤスリがけ。


室内ですので、水がかかって木が悪くなるってことはありませんが、一応表面にクリアラッカーを軽く吹いておきます。


またもや今日も一人作業です。こういう組み立てながら作るものは、二人いるととても助かりますが、一人しかいません。


仮組みして、立ち上げます。


ノンビリと組み上げていきます。


これ名称が出てこないんだけど、何て言うのだろう?私は昔建設業界にいたとき、これを「バカ棒」と呼んでましたけど、本当の名称は知りません。15.5mmの長さで4本パネルソーで一気にカットして、このバカ棒を合わせて底板の高さを決めていきます。一本一本のこぎりで引いてカットしたら長さが微妙に違ってしまうので「バカ棒」になりません。パネルソーで一気にカットしてもらうのがミソです。

ちなみにこのバカ棒、自分の周りだけに通じるスラングだと思っていましたけど、調べてみましたところ、建設業界では普通に使われる言葉のようです。

馬鹿棒(ばかぼう) http://www.kenchikuyogo.com/511-ha/004-bakabou.htm
 同じ長さを何カ所にも記すときなどに用いる、必要な長さに切断した棒。
 馬鹿棒を用いれば、誰でも同じ長さにはかれることからきた名前と思われる。



バカ棒で合わせれば、水平がとれているはずですけど、きちんと水平を合わせておかないと、上の方に行くほどずれていきますので、一応水平器でも確認しておきます。


15.5mmの高さですと、この高いヒールのものが入らないことはないのですが、ちょっときついので、高いヒールの靴を入れるところは20mmぐらい上げておきます。


上側ぐらいの余裕がほしいですね。


とりあえず設置場所に移して、様子を見てみます。
まあ悪くないです。ただ板の高さを多少直してやります。


上のスペースはブーツを置くために400mmほどの高さを確保してあります。これで足りるのかどうかわかりませんけど、入らなかったら調整します。

一番下の板は、要らないような気がしますね。掃除が面倒ですし、地べたに靴が置いてあってもまったく困ることはないでしょう。これを外して一番上に持っていこうかな。

あと、なぜトイレの表示プレートをつけるのか私にはよくわかりません。ウチのコミューンのメンバーは全員トイレの位置ぐらい知っています。例えお客さんがきて、ありさの部屋をトイレと勘違いしても、ベッドの上でクソをひっていくような人間がいるとも思えません。


玄関に合わせて作っているので、見事にピッタリです。市販品を買ってきてもこうは行きません。
DIYバンザイです。




折込鋸とか買ってますけど、材料費3000円ぐらい。
何かもう、今日も一日チープに楽しんでしまったな 笑。


まあ途中で板取りの最適化で設計変更になり、側面は2枚で充分だろうということで簡素化しました。自作時の参考にされる場合は、ここにRhinoのファイルを置いておきますので、ご自由に改変してお使い下さい。