2015年9月11日金曜日

外国籍の人間が、健康保険を得るまで

今年はずっとこの問題に関わり合っていますけど、外国籍の人間と結婚するのは、何かと色々面倒事が多いです。別に文句が言いたいわけではなく、そういうものなのですから仕方がありません。

結婚した後、一緒に日本に住むにはまず滞在ビザというのが必要です。とりあえずは旅行者用の短期滞在ビザ(3ヶ月有効)で日本に居ますので、その間に出入国管理局で長期滞在ビザを申請して、問題が無ければ大体2ヶ月以内でビザが下ります。


こんな感じの在留カードが発行されるのですが、日本で住むのにこれがないと、まず住民票が発行されないので、実際のところ何もできません。何が一番困るかというと、住民票がないと健康保険が作れないです。つまり社会保障は何もなしの状態です。
病気になったらどうするか?とりあえず実費で診療を受けるしかありません。薬も実費です。しかし健康保険さえ発行されれば、過去に実費で払った分との差額を遡及でき、払い戻しができます。
いくら遡及できると言っても、高額医療を受けなければならない場合、相当な額の一時金が必要です。国民皆保険の有り難さというものをここで実感できます。

うちみたいなボロい会社でも社会保険に加入しているので、在留カードが発行され次第、住民票を発行してもらって、年金事務所で健康保険に加入申請して大体一週間、めでたく健康保険が発行されました。早速、歯医者と内科でかかった分の払い戻しをしてもらいます。これはかかった医院や調剤薬局でできるから楽なもんです。

そして、次は日本国籍の申請という最終ステージになりますが、これも簡単ではありません。



久しぶりに良く晴れた一日でした。