2016年6月28日火曜日

Andis Speed Master II:アメリカンなバリカン

昨年、結婚をしてからずっと配偶者に髪を切ってもらっているのですが、その時に購入したバリカンがWahl Super Taper(リンク)。



以前、日本製のバリカンを使った事がありますが、Wahl Super Taperはパワーが違うし、実測397グラムあり、結構重いし、(調整出来るとはいえ)振動も結構激しいです。パワーで髪を刈っている雰囲気でアメリカン・マッスル・バリカンという感じのものです。

ただ、走らせた後に刈り残しが結構多いというか、どうも刃の切れ味が微妙な感じがするのです。一度研いでみましたが、素人が研いだところでなかなか切れ味が良くなったりはしません。

一年ぐらい使ったので、そろそろ違うものに手を出してみようと言うことで、探してみました。
でも一度アメリカン・マッスルを使ってしまうと、日本で売っている5ワット程度のモーターパワーで稼働するバリカンはあまり欲しくならないのです。ぶっちゃけモーターが強くなくても、刃の切れ味が良ければ結果は似たようなものだと思います。鈍い刃を力任せで切るというのはただ単にパワーの無駄遣い、という気がしないでもないです。それでもパワーのあるバリカンが欲しいんです。今では信じられないかも知れませんが、私の子供の頃は「アメリカの物は何でも良いもの」ぐらいのイメージがあったので、その名残かも知れません。

そこでアメリカのAmazon.comで探します。日本のアマゾンで並んでいるバリカンのラインアップ(リンク)と、米アマゾンのラインアップ(リンク)は、全然違うというのが、何とも面白いです。

今回のチョイスは Andis Speed Master II



送料込むと6000円ぐらいになっちゃったね。まあいいけど。




いつもは3週間ぐらいかかるi-parcelが、1週間で届くというのは奇跡的だと思います。



来た来た。





出た出た。



ネジで刃を止めるというスタイルがクラッシックでプロっぽくて良いです。



クロムの筐体が何とも格好いいです。



セラミックの刃がついています。



バリカンには3種類のモーターがあるらしく、これはPivot motor、Wahlは Magnetic motor。
詳しい違いは、こちらのページに書いてありますけど、こんなことまったく普通の人には必要の無い話ですね。私にも関係ありません。でも刃の動きはWahlに比べるとゆっくりですが、力強いです。

実際に使用したところ、刃の切れが実にシャープ。刈り残しゼロ。刈った髪を勢いよくはね飛ばすのは、刈っている配偶者も驚いてました。形容するとゴルフ場で走っている芝刈り車みたいな雰囲気で刈っていきます。もう目を見張る切れ味です。新品だからかも知れません。

ただ、振動はそれなり。重量実測352グラムでそれなりに重いです。そして多めに注油をしても5分ぐらいで刃に熱を持ってきます。15分ぐらい使ったら、恐らくかなり熱くなるんじゃないでしょうか。



Wahl Super Taper 以外の物と比べたことがありませんが、Speed Master IIの抜群の切れ味には満足したのでした。もしかしたら、Wahl Super Taper も最初はこれぐらいの切れ味だったのかも知れませんし、外れを引いたのかも知れませんので、まあ何とも言えません。所詮は素人です。

うちの従業員が3か月も床屋に行かないズボラな男で、この間、私が散髪をしました。次はこれで刈ってやれるのが楽しみであります。