2019年3月9日土曜日

公園の変化

昨日、鉄棒で懸垂をやろうかと思って近くの公園に行ったら、驚くべきことにその公園には一通りの自重トレーニング器具が揃っていました。私がイメージする公園に設置されている器具というのは、大概がブランコ、ジャングルジム、シーソー、鉄棒などの子供向けのものですが、この公園は違う。

懸垂はもちろん、腹筋、ディップス、レッグレイズ、背中のストレッチ、バランス取り、足つぼマッサージまであって、まさに至れり尽くせり。私が持っていた公園のイメージと少々違うものです。


懸垂、レッグレイズ、ぶら下がり


ディップス、懸垂


足つぼマッサージ


腹筋


背中のストレッチ


バランス取り

ここは割と大きな団地の真ん中にある公園で、住民の高齢化が進んでいるので、住民の健康維持とかの配慮なのだろうかと想像したのですが、器具に表示されているElwellという名前をGoogleで調べてみると、ありました。

高齢社会が現実となった今、介護予防という考え方が重視され、誰もが気軽に利用できる場所で、体力の維持・向上に取り組める環境が求められています。その結果、身近な「公園」に、円熟世代向けの健康増進スペースを設けたい、というニーズが増えています。
まさに私が想像したとおりらしい。
ちなみにお値段は以下の通り(リンクあり)。

591,840 円(税込)

419,040 円(税込)

個人で買うものではないのでそれなりの価格ですが、そんなに高いものでもないのだなぁ、という印象ですね。

公園というのも時代に連れ、対象利用者によって変化しているものなのだなあ、と感慨深く思ったのでした。何と言っても子供よりも老人の数のほうが断然多いのですから、当然なのかもしれません。

しかしながらこれらの公園の器具で懸垂をしたりディップスをやったりするようなシニアがどれぐらい存在しているのでしょうか?うちの親父(80歳)は絶対やらないと思う。
ただ、私(もうすぐ50歳)ぐらいの年齢は、今からこれらの器具でトレーニングをしておいたほうが良いと断言できます。70ぐらいになって公園でバリバリ懸垂をしたり、ディップス、更にマッスルアップ、フロントレバー、プランシェなどの大技をグイグイ繰り出せば、間違いなく公園の人気者になれますよ?婆さん連中にモテモテの老人になれるのは間違いありません(笑)。