2010年1月7日木曜日

革の仕入れは

当店、所在は名古屋ですが、仕入れは大阪まで行きます。
今日は朝6時半に名古屋を出て、名古屋南インター→伊勢湾岸道→東名阪道→名阪国道→西名阪道→阪神高速というルートで大阪なんば到着9時。

 

地図で見ると上のような感じです。距離にして180kmほど。しょっちゅう行っているから慣れてしまっているのもありますが、案外近いです。名古屋-東京往復することを考えたら、時間も距離も半分ぐらい。

大阪で革の仕入れをすると何が良いかというと、何と言っても地場産業として革産業があるので、革問屋が多く、革の選択肢も多いです。とは言っても、行きつけの問屋は決まっていて、大国町(浪速区)、靫、布施(東大阪)を回る感じです。

そして何と言っても便利なのが、大国町には革漉き屋があって、私が名古屋から来ているのを知っているので、1時間ぐらいで革漉き(1枚ものの革を指定の厚みに割る作業)をやってもらえることです。革を仕入れて革漉き、という工程が1日で終わるというのは、非常に有り難いです。ちなみに、革漉きの待ち時間は近くの銭湯(なにわ温泉)で一風呂浴びています。

12月は忙しくて大阪まで仕入れに行かれなかったため、新年明けたら革在庫が危機的な状態となってしまい、今日は革だけではなく、副資材やら染料やら、ゴッソリ仕入れをしたのですが、総額30万近かったです、、、。仕入れをしなくていいなら非常に良い商売なんだがな、とつくづく思います。正月明けてから、昨年よりもさらに売れていて、4人がかりで必死にやっても注文が捌ききれるか捌ききれないか、という大変な状態でして(とても有り難い状態ですが)、仕入れもそれなりになるわけですね。

大阪からの帰り道に必ず買う物。伊賀の養肝漬




昔味の方は非常に塩辛く、健康に悪そうですが、5mmほどの厚さで2切れぐらい切って、茶漬けにすると、これがとても美味。これなくして、私の茶漬けは語れません。