2010年5月17日月曜日

そして第2週

先週は朝の6時から夜12時まで(スタッフは朝8時~夜10時)ケース作りを延々と続けて、何とか先週中にケースは目処が付きました。




以上、一部の写真です。
だいたい3週間の出荷量分ぐらいの量を1週間でこなすのですから、かなり無理がありました。

今週はストラップから始めております。さすがにストラップは、ケースと比べて手間がかかりませんので、本日ほぼ目処が付きました。明日から貼り革を作っていきます。おそらく今週末ぐらいにはオーダー再開できるのではないかと思います。



ただ今後、反応が良ければ今後継続してオーダーを入れたいという先方様の御意向がありまして、これほどのハードワークが今後もし続いたらどうしよう、と頭を抱えている状態です。つまり今後しばらく1か月のうちに2週間オーダーストップせざるを得ないという、非常によろしくない状態になる可能性があるわけです。人を雇って事業規模を大きくするか、側面縫いだけでも外注に出すかとか、色々と考えております。まあ、何はともあれもう個人事業ではやっていられませんので、6月1日にとうとう法人申請いたします。

話は変わって、以前15年ぐらい前、私はシンガポールに住んでいたことがあり、そのときアパートの同じ階(2つ隣部屋)に住んでいて、仲が良かったインドネシア人のドクターが、インドネシアのSintangという州というか県というかの副知事になっていて、現在今度は知事選に立候補しています。


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そのドクターは元々インドネシアのカリマンタン(ボルネオ島)の無医村を4WDとかモーターボートやら時にはセスナで回って医療サービスをしているという変わったことをやっている人(インドネシア政府の医療チームの一員)で、人間としても放っておいても人から慕われるタイプの男でした。

イスラムの断食月の時には、学校に行く前の朝っぱらからそーっと私の部屋に来て、他のイスラム教徒に見つからないようにコーヒーを飲んだり、昼は昼でイスラムの食堂では断食月の昼間は食事を出してくれないので「マクドナルドに行こうぜ」と誘いに来たりして、すっかり断食をサボっていたドクターが今ではすっかり立派な地域の名士になっていたのでした。まあ元々エリートなのですが。


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色々な人生があるものだと感慨深く思ったのでした。