2012年5月21日月曜日

レーザー加工機のマイナートラブル

昨日の日曜日は仕事をしようと思ったのですが、土曜日にレーザー加工機の部品が一つ壊れて、レーザーが使えないので休みにしました。


以前も同じ部品が壊れたのですが、X軸のHOME位置を感知するセンサーです。矢印の先にあります。


拡大するとこんな感じです。


EE-SX674という型番です。
Googleでサーチしてみると、オムロン製の、フォト・マイクロセンサ 溝型コネクタタイプ(直流光)というものです。

それほど特殊なものでもないようで、何とAmazonでも入手可能です(リンク)。お値段974円です。
レーザーのメーカーから取り寄せたら4000円弱でした。そのうちにもう一台の方も同じ部品が壊れると思いますので、在庫しておくことにします。


Y軸側のセンサーは、EE-SX672というタイプです。こっちも買っておこう。


と言うわけで、本日の私の仕事は、お客様からお預かりしたM5(3ラグ)革の採寸。
2ラグ用は刃型を以前作っているので、データがあるはずなのですが、どこを探してもデータが無いのです。1から採寸のし直しという悪寒です。
データのかけらのタイムスタンプを見たら、2003年とありました。2003年って、私はもう10年も前からこんな事をやっているのですね。


そして、X-Pro1貼り革の採寸仕上げです。


X-Pro1ですが、グリップの貼り革の採寸を忘れておりましたので、こちらもついでにやっておきます。


図面に寸法を入れて、刃型屋さんにデータを送り、発注完了です。




そして次はライカM5の貼り革採寸をやって参ります。
以前作ったデータが探し出せないので、仕方ありませんからM5 2ラグの刃型を使って画用紙を切り出し、それをスキャンした画像を下絵にして、CADでトレースをしていきます。
2ラグ用のCADデータがあればほんの20分ぐらいの仕事なのですが、データを無くしてしまっているので、2~3時間の仕事となってしまいます。データの管理はしっかりとすべきですね。


まず画用紙を切って、大まかにデータを合わせていきます。


ライカM5の2ラグタイプと3ラグタイプの違いは、唯一このストラップラグがあるかないかだけです。
当てずっぽうの適当にデータを描いてみましたが、4mmほど合っていないようです。再度CADでデータを描き直してレーザーカットいたします。