2016年9月16日金曜日

レンズフードの試作

3Dプリンターで、とりあえずものすごく簡単にできるシューカバーをこの4,5日試作し続けてきました。とにかくいきなり難しいことは頑としてやらない、という私の人生経験から来る鉄則で、徐々にステップアップしていけば、そのうちに難しかったり複雑だったりすることも、段々ととできるようになると、そういうわけです。

それではちょっとステップアップして、レンズフードを試作してみましょう。



ただのレンズフードを作っても別に面白くも何ともないですので、革を貼りつけて装飾をする、そんな感じものです。
上の画像の表面に凹んだ部分、ここに革を貼るわけです。そうすれば表面はツラで揃うし、貼りつけた革の端がめくれてくることもない、そういうもくろみです。自分ながら悪くないアイデアだと思いますよ、旦那(笑)。



3Dプリントをします。



これはまた随分と小汚いものが出来上がったもんだな?と思われるかも知れませんが、慌てるな、ちょっと待て。
小汚い部分はサポート材です。アンダーカット部分はプリントが出来ないので、こういうサポート材を盛りながら実部分をプリントしていくわけです。



サポート材を剥がした状態です。0.1mmの積層ですので、まあ多少それなりに積層が残りますけど、これぐらいならサンドペーパーをかければそれなりに綺麗になります。



まだペーパーがけをしていない状態です。





4040を貼ってみました。
悪いない、実に悪くないです。これは売っても良いんじゃないかな。



38mmのフィルタが合うレンズがこれしかないので、エルマーに付けましたけど、

※回転する鏡胴レンズに角形フードはつけられません。

でも、格好良すぎてちょっと気が遠くなってしまいそう。





レッドリザードを貼ると、こんな感じです。



何でもやり過ぎるのは良くないのですが、この鏡胴にはまる部分の円筒にワンポイント入れたいところです。



まあこんな感じに一段下げて、ここにも革を巻く、そんな感じでやってみたいと思います。