ちょくちょくこのブログにも書いていますけど、ウチの隣にデッキ工事屋があり、そこで結構な量のパレットが廃材として出てきます。
数えたわけではないのですが、おそらく年間20枚ぐらいではないでしょうか。それも多分新品ではないかという木パレットです。こういうのもわざわざ買うと高いのですが、パレットにものを乗せて運んでしまえば大概もう要らなくて、今度は捨てるのも費用がかかるという、なかなかもったいないものです。案外必要とされているところも多いようで、ネットを見るとタダで引き取ります、という業者さんも見つかりますが、隣のデッキ工事屋さんは大概捨てています。「くださいな」とお願いすると、「許可を取らなくてもいいから好きなだけ持っていってくれ」と言われます。
サイズは2400mm x 900mmという結構大きなものです。
今回うちの配偶者が仕事場に棚を作れというので、これをばらして簡単な棚を作ることにいたしました。ウチはとにかく物が多いし、新しい事をやるたびにまた物が増えるので、棚でも作って押し込めないと、だんだんだんだん狭くなってきてしまうのです。
休みの日に3時間ぐらいでやっつけました。棚を作ったところで狭くなるのは同じですが、多少スッキリします。
ちなみにパレットの解体方法はYoutubeで探すとあります。上のビデオのような感じでバラします。直リンクはこちら https://youtu.be/ZtPmUZ-k3aI
上のビデオの方法も、なかなか良さげな感じです https://youtu.be/TWnj4fUhyjI 。今度はこの方法でやってみたいと思います。
更にすごいのは上のようなツールをDIYしてバラすという方法です https://youtu.be/7n-IPjYs6dQ 。私もこれを作ってみようかな。ちょうど今日溶接屋さんに行く用事があるし。というかこれ、古いクワを何処かからガメてきてC型に加工してやればええんだよね?
材料はまだまだふんだんにありますので、今度は、ベンチを作れという要望です。
大掛かりなことをやるのは面倒ですので、これも簡単にやっつけます。できるだけカット数を少なく、材料のあまりが出ないように作ります。パレットの長さが2400mmですので、その半分の1200mmをベンチの幅で、高さを900mmで、450mmを腰掛ける高さでやればほとんどあまりが出ないでしょう。
これもお昼休みにちょこちょことやって3日ぐらいです。なんと3時間でここまでできた。
こんな形状で強度は持つのか?と作っている自分も心配でしたが、ダメならダメで叩き壊して燃やしてやればいい。材料はまだまだふんだんにあります。
白木の状態もなかなか格好良いですね。でも雨ざらしになるので木材防腐剤を塗ってやらないといけません。表面と角をサンディングして防腐剤を塗ってやります。
できた!何とかそれなりのベンチになりました。
この上にロウでも塗っておけば朽ちるのを防げるかもしれませんが、何と言っても安い杉材なので、雨ざらしの環境の中でどれだけ耐久してくれるかは疑問です。
背もたれがまっすぐでは心地よくないので、10度の角度をつけてあります。
腰掛け部分は、2枚重ねで強度を出しています。背もたれは1枚で大丈夫でしょう。百貫デブがジャンピング アタックでもしないかぎり強度は十分持つと思います。
そのままでは後ろに重心がかかると倒れてしまいかねませんので、こんな感じで補強を入れておきました。
今回本当に適当に作ってしまいましたが、反省点は、腰掛けの部分がもう少し長いと更に心地よかったかな、というところです。現状でも十分座れますけど、ちょっとだけ腰掛け部分が浅いなという気がします。ベンチで寝転がるならやはり現状ではきついです。
誰も欲しくないでしょうけど、Rhino5のファイルでよろしければ欲しい方は、こちらをクリックしてダウンロード。
次はテーブルを作れと言われました。