2016年4月29日金曜日

クリームンーダ

以前から台湾の女子高生とLineでやりとりするんですが、今日はこんなのが来た


你有喝過這個嗎?:(これ飲んだことある?)

沒有。是日本的飲料嗎?:ねーよ。見たことないアルヨ。これ日本のか?)

同學說在日本商店買的:友達が日本のものを売ってるところで買ってきたって言ってるアルネ。)

どれどれ、と拡大して見てみると缶の表にカタカナが書いてあります。


あっ!これは、、、クリームーダって、何だこれ?(笑)

這不是日本的。在上面寫的日語詞不對:(これ日本のじゃねえよ。書いてある日本語がまちがってるアルヨ)

真的喔😐:マジかよ、、、

世の中には色々なものがあるものだなぁ、というより、ソとンは外国人には見分けがつきにくいんだね。まあ難しいだろうな、わかる気がする。

GWでも仕事中のホノボノとしたひとときでした。


2016年4月27日水曜日

Pentax ME, ME Super 貼り革製作

また10年ぐらいのスパンで利益が出れば良い、という貼り革を作っていきます。
今回は、Pentax ME、ME Superです。どちらも貼り革とか裏蓋の遮光モルトの形状は同じはずですが、一応両方とも入手してチェックしてみます。


途中経過はいつもと同じですのですっ飛ばして、3ピースの貼り革採寸が終わりました。


レーザーでカットするのは問題無くても、刃型を作ると問題になるのがセルフタイマー部分で、隙間が1mm以下となると、ポンチがつけられないのです。というのは0.8mmではポンチにも直線刃にも刃厚があるので、この隙間をクリア出来ません。


それでも無理を言って作ってもらいます。職人さんもこういうのを嫌がり「出来ませんよ」とTELがかかってきます。


詳しくここで書きませんけど、方法はあるのです。でも職人さんは嫌がります。でも「お願いします、お願いします」で何とかしてもらいます。


私もそうですけど、面倒くさいことは嫌いなのです。それは他人も同じ。無理して作ってもらいました。





刃型を作るとペイするのに時間がかかってしまいますけど仕方がありません。こうやって10年以上、一個一個対応するカメラを増やしてきたのです。


2016年4月26日火曜日

Olympus 35 DC

先日Olympus XA2のモルト貼り替えキットを作りましたが、あれがなかなか売れたりするのです。100個も200個も売れたりすることは決してありませんが、「あれ、また売れたのか?」という感じでポチポチ売れるのですからビックリします。あれはお客さんが持ちこまれたカメラですので、開発費は私が採寸にかけた時間給ぐらいですから、もう元が引けました。後は売れる度にチャリンチャリンと小銭(まさに小銭)が入ってくるという感じの、非常にゆるーくですが利益が出るという実に嬉しい商品になったのでした。

さて次は、Olympus35DCとかRCのモルトが欲しいというリクエストがありましたので、それをやります。





ハゲこけていて見るからにジャンク品という感じですが、私はカメラを使いたいわけではないので、これで何の文句もありません。



このカメラの不思議なのは、この部分です。なぜこう裏蓋がボディに切り込んだ形状になっているのか?きっと何か意味があったのでしょう。しかしこれ以降のカメラがこういう形状になってはいませんので、これをやる意味はなさそうだ、と判断されたのではないか、そんな気がします。古いカメラはというのは色々なストーリーが想像出来て面白いですね。




裏蓋側のモルトは通常必要ないと思いますが、一応採寸してカットしておきます。

ボチボチやっても半日ぐらいの仕事です。これでまたたまに売れるアイテムになれば儲けもの、そんな感じです。

商品の販売ページはこちら(http://aki-asahi.shop-pro.jp/?pid=101629417)です。700円税送料込み。



2016年4月25日月曜日

タワービルの昼飯事情

先日、始めてワークショップというものをやってみました。当日参加者12名。初めてやることですので、勝手がわからないのでなかなか大変でした。



1時間の予定でしたが、1時間20分ぐらいかかったでしょうか。ほとんど縫うだけの状態で持っていって良かったです。これが2工程ぐらい余分にあったとしたら収拾がつかなかったと思います。

会場は大名古屋ビルヂングという名古屋駅前にある地上34階・地下4階のタワービルの中でした。
今名古屋駅前は現状こういう感じの巨大なタワービルが2棟建設中です。つまり名古屋駅前にはすでにミッドランドスクエア、JRツインタワーなどボコボコとタワービルが建っていて、その上に2年ぐらいのうちに2棟追加されるわけです(JPタワー、JRゲートタワー)。
タワービルが1棟建てられると、そこに数千人から2万人ぐらいの人間が入ってきます。住居棟ではなくオフィス棟なので基本的に昼間だけ人間が増えますが、困るのが昼飯事情と飲み屋事情。人間が増えても昼飯屋がそれだけ増えるわけではありません。飲む方は全員が毎晩外で飲むわけではないだろうから、別にちょっと離れたところで何とかなるとしてもだ(実は名駅周辺は居酒屋不足らしいですが)、昼飯はそうはいかない。大体どこもランチタイムは1時間しか取ってないのですから。現状でも困っているところに更に数万人が増えるとなると、ランチ難民が増えることは間違いない、という中の人の話です。

つまり、タワービルをボコボコ作るのは良いけど、昼飯事情というものをまったく考慮していないということです。これには私も驚きました。設計ミスと言うほどのものではないでしょうけど、こういう飯というとても重要なことをまったく考慮に入れずに巨大な人間収容施設を作ってしまうというのは、ぶっちゃけ言って基本的な計画に何か大きな問題があるような気がします。例えると「補給を考えていない軍隊」とか「トイレがなかったベルサイユ宮殿(事実らしい)」みたいに間抜けな存在という気がしないでもないです。まあ計画する方としては色々と深いご事情があるのは間違いないことでしょうけど。
新しいタワービルというのはテナント料が高いので、中にフードコートとか作って毎日のランチを安く提供するなどという事をしても、恐らく採算が合いませんし、煙を上げるような施設をオフィス棟に入れさせてくれるのか、というと無理なような気がします。私の遠い知り合いがビルのオーナーですけど、焼き肉屋と中華屋はテナントで入れないって言ってますから、真新しいタワービルでは無理でしょうねぇ。

資本主義社会ですので、需要があれば供給するものがそのうちに現れるのでしょうけど、現状根本的には解決されていない状態だそうです。どちら様か、弁当屋でも始めたら如何でしょう?きっと儲かりますよ。



タワービルの16階ともなると、長めは素晴らしいです。空気が澄んでいると御嶽山が見えるというのですから、うちの小汚い工房とは大違いです。人間というのはどうしてこう差がつくのでしょうか?笑。端的に言えば、テナント料が20倍違う、それだけと言えばそれだけです。幸い、こちらの方は昼飯の心配がありません、弁当を持ってきますし、弁当屋も近いです。


2016年4月20日水曜日

Zenza Bronica S, SII, CII用貼り革キット 販売

ブロニカの貼り革は以前販売していたのですが、1年半ほど前にWebサーバーを移転してサイト構築しなおしたときに掲載し忘れてしまっておりました。お客様からブロニカ用はないですか?とお問い合わせをいただいて気づいたという次第です。







3900円税送料込み。
ご購入はこちらのページ(http://aki-asahi.shop-pro.jp/?pid=101421288)からどうぞ。



GR Digital III用グリップレザー販売





GRDIIIのみ合います。II, IVやその他のモデルには合いません。

GRDIIIのラバーグリップがベトベトになってどうしようもない場合にお使いください。
オリジナルのグリップを剥がす必要があります。

GRDIIIのグリップを剥がした部分のボディは凹凸しており、しかも軽い立体形状になっております。立体形状の部分に平面である革を貼りつける事は難易度が少々高く、期待されるほど綺麗な貼り替え状態にはならないことををご理解ください。従いまして、ラバーグリップに問題が無い場合は、できる限りオリジナルのままでお使いいただくことを推奨いたします。ラバーグリップがベトついてどうしようもない状態の救済措置ぐらいに考えていただければ後悔しないと思います。

貼り替え方法は以下のビデオをご覧ください。




ビデオがご覧いただけない場合は、Youtubeへの直リンク(https://youtu.be/ga6dRR-kM6k)でご覧ください。

形状として両面テープ加工が出来ないので、G17ボンドが別途必要です。ホームセンターで120円ほどで売っておりますが、買いに行かれるのが面倒な場合は当店でも販売をしております(G17ボンド販売ページ:http://aki-asahi.shop-pro.jp/?pid=78278632)。

貼りつけは慣れてない場合、失敗が予想されますので、2セット入れておきます。1セット失敗しても、大概の場合、2セット目には上手く行くと思います。

2セット入って1600円税送料込み。
ご購入はこちらのページhttp://aki-asahi.shop-pro.jp/?pid=78278632からどうぞ。



2016年4月16日土曜日

MAIIIクリッカー ハンドル修理

たまにですが、MAIIIクリッカーの持ち込み修理があります。今回はハンドルが曲がったというものです。
通常、ハンドルが曲がるということはないのですが、相当な無理をすると曲がったりします。今まで2件ありました。前回のものは、オイルがまったく注してないという状態でした。それでもハンドル以外は壊れていなかったというのが、何とも丈夫なところです。



今回のこの固体はなかなかの状態ですが大丈夫です、直ります。



ハンドルよりも一回り径が太いサイズの鉄パイプを入手してきます。ホームセンターには売っていないので入手が面倒ですが、Webを探すと出てきました。便利な世の中です。鉄パイプなど安いものですが、小口で更に切り売りとなると、割高になりますし、またブツよりも送料の方が高くなります。仕方がありません。10本単位でしか売らないとか言われても困るのです。



こんな感じでやることにしましょう。



グラインダーでハンドルの曲がった箇所をカットしてしまいます。





男だったらスパッと思い切ってやる。



ちょうど一回り大きい径ではなく、多少大きいですので、パイプをちょっと潰して形状を整えます。



溶接します。相変わらず汚い溶接で、プロが見たら「これで金を取るつもりか?」と言われるに違いないですが、とにかく見た目よりも丈夫さという感じで溶接しておきます。大丈夫、後で塗装を厚塗りしてやればわかりゃしねえです。



相手側も溶接しますが、まずボディからハンドル部分だけパーツを取り外します。



Cリングを外せば、簡単に外れます。



相手側も溶接終わりました。



さっきよりは多少綺麗な溶接です。



後はサンドペーパーをかけて脱脂。



3度塗りぐらい厚塗りしてやると、溶接の汚さも目立ちません。



おお!これはなかなか綺麗に直りました、が、Cリングをはめるときにふき飛ばしてしまいましたので、買いに行ってきます。




2016年4月15日金曜日

Ricoh GRDIIIのグリップ用レザーの試作 続き2



発注していた刃型が完成して届きましたので早速貼ってみました。











ボディ、特にグリップ部分がデコボコしているので、なかなか綺麗にはなりませんが、シュリンク系のシボ革でしたらそれほど目立たないと思います。

ボディ側が立体形状ですが、革の方は立体成型ではないので、貼り付けは結構難しいです。他の貼り革のように両面テープを貼った状態で出荷は出来ませんので、G17ボンドを使って貼りつけていただく必要があります。失敗する可能性が高いですので、グリップ部分の方は2枚入れておきます。
なので、オリジナルのグリップがベトついて何ともならないので、何とかしたいという場合のみ使用
されるのがよろしいのではないかと思います。

ブラック、レッド、ホワイトのサンプル写真を撮ってまたここに載せていきます。






お灸をすえる

最近、MAIIIクリッカーの積み卸しが多く、少々腰を痛めたようです。ひどくはないのですが、慢性的な弱い腰痛がある、そんな感じです。

医者にかからなければならない、という程でもないので、ここは一つ東洋医学の力を借りてやろう、ということで思い立ちました。以前鍼灸師の知り合いがいて、日本針と中国針を打って貰った事があり、素人なら適当に打っておけばOK、ぐらいのことを言われて針を貰ってきたことがあるのですが、やはり素人が針を打つのはやめておいた方が良かろうという賢明な判断を下し、それならお灸にしてやろうということで、早速買ってきました。



初心者はまずソフト灸とか柔らか灸とかからと言われますが、男だったらガツンと初発からモグサ丸めて火をつけるに決まってるだろ?ということで、これだ。税込み513円。結構安いんだな。



知り合いの鍼灸師は、初心者はツボなんか適当で問題無い、ぐらいのことを言ってましたけど、一応本も買ってきました。



ツボってたくさんあるのですね。結局適当に腰に効きそうなところを選んですえてみます。



「あいつは最近調子づいているから、ちょっとお灸をすえてやるか」という日本語の使い方ではなく、本来の「お灸をすえる」という言葉の意味で使うことがあるとは、私は今まで考えもしませんでした。ナウなヤングはお灸なんかすえませんから、それだけ歳を食ったのかも知れません。

さて、箱の説明にはモグサは米粒大が適当と書いてありますが、この俺様がそんなセコい真似が出来るかということで小豆大のモグサを固めて右手の甲にあるツボらしきところに置いて火をつけてみます。

「熱!熱!熱っ!いい加減にしろ馬鹿野郎!」

と叫びながら火のついたモグサを吹き飛ばします。もう治療と言うより我慢コンテスト、まさに根性焼きという言葉がピッタリくる状態です。溶接の火玉が皮膚に当たって大騒ぎをしているのが、経験上近いような気がします。



「この俺様が」とか下らない強がりは言っていられません。これはどこからどう見ても火傷だよね?「ふざけるなこのインチキ東洋医学」と、怒りにまかせてブン投げてやろうかと思いましたが、気を取り直して説明通り米粒大のモグサを固めてやってみます。



米粒大ならプチ火傷という感じで、まあ我慢が出来ないことは無いです。修行だと思えば何とか耐えられる範囲です。皮膚が焼ける数秒間は頭に電気が走るのを体験出来ます。
これで良いのでしょうか?というかこれを毎日続けるものなのか?
まあいいや、とりあえず手、肘、膝、足のあたりなど手が届く範囲でガンガンお灸をすえてみます。米粒大よりも、ゴマ粒大ぐらいの方が良いんじゃないかなぁ、って言うぐらいなら最初からソフト灸を買ってくれば良かったような気がします。

うーん、腰痛ですか?ちょっと良くなったような気もしますけど、即効性はないでしょうから、気長に続けるものなのだと思います。

「お灸をすえる」という言葉の意味を自分の身体で理解した、そんなお灸体験でした。