2017年1月19日木曜日

OM-D E-M5II カスタムグリップ サンプル写真 販売

木曜日は基本的に当店は定休ですが、仕事が押してますので、販売をするためのサンプル写真を撮って参ります。



ネイビーブルーリザード

形状としてなかなか収まりが良いものが出来たと思います。グリップ性も結構大型ですのでオリジナルと比べてかなりよろしくなります。そして威風堂々とした外観。



滑り止めのレザー形状も精悍なイメージで、実際に滑り止め効果も高く、グリップしたときの中指と薬指先の感触も心地良いという、外観と実用を兼ね備えた素晴らしいものだと、自分で言ってしまいます。



そして、ぜひご注目をいただきたいのが、上の画像にあるカーブで、オリジナルのグリップカーブに沿って違和感なく美しいカーブで造形をしてあるというところです。



そして、フロント側も当然オリジナルのグリップラインに沿って形状を作ってあります。
適当に新しいグリップ形状を盛っているのではなく、こういうところまでわざわざ凝って、いちいち芸が細かいです。私というのは何という抜け目のない人間だろうと自分で感心してしまいますが、何の事はありません。モデリング時には全然気にしていませんでしたけど、出来上がってサンプル写真を撮ってから、こうなっていたことに気づいただけです。オリジナルのグリップをトレースした線を元にモデリングをしているので、当たり前と言えば当たり前なんですけどね。



"NURBSモデリングでしか出来ない"とは言いませんけど、すべての曲線に連続性があって破綻がない3Dモデリングで、しかもどこかのデザイナーにモデリングさせたというのではなく、この俺様がこれをモデリングをしだのですよ、どうだ参ったか?ライノを買ってきたとしてもすぐにこういうことは出来るものではないよ?と、小理屈を散々述べ続けていると、「読者はラリホーの呪文で眠ってしまった」となってしまうかも知れませんので、今日は写真を撮ったら都度ここに載せていきます。



レッドリザード



ブラックリザード



オーカーリザード



4008



4040



ベージュリザード



ブラックシュリンク



ネイビーブルーシュリンク



ライトグリーンリザード

ショップページにリストをいたしました。
こちらのページhttp://aki-asahi.shop-pro.jp/?pid=112419064)からご購入いただけます。
2500円税送料込み。




2017年1月17日火曜日

OM-D E-M5 Mark II グリップの試作 続き その3

昨日の続きです。



25個目です。そろそろ完成に近づいて参りました。



大型化しますが実にグリップしやすい形状になりました。
自分で言うのも何ですが、これは出来が良いです。会心の一作です。



オリジナルのグリップの上に貼りつけますが、苦労した甲斐があってピタッと貼り付きます。



OM-Dでこれぐらいなら許容範囲ではないでしょうか。何と言っても威風堂々です。



気になる部分は革を貼る箇所の形状です。ダラッとした印象ですので、もう少しシャープな形状にしたいところです。



この部分を形状変更してやります。
グリップ部分のアイソカーブをそのまま使っているので、こういう形状になったわけで、曲線としては破綻がありませんが、革を貼る部分の形状としてはシャープさに欠けると、そういうわけです。



制御点ON。



この輪郭なら多少シャープな雰囲気になるのではないかな。
何にしろやってみないことにはわかりません。



先ほどの輪郭線と比べると細身になってます。



オフセットしたサーフェスを輪郭に合わせてトリムして革の厚み分の段差をつけてやります。
段差があるから革を貼っても剥がれないと、そういうわけですね。



段差に壁を作って埋める。



どうかな?これでもまだイマイチかな。一度プリントしてみます。



凹ませた部分に合わせて革を貼ってやります。



だいぶ収まりがよくなり、精悍さがアップしました。
まだ詰めればもっと良くなる気がしますが、今回はこれで勘弁しておいてください。

グリップのモデリングも回を重ねるごとに、ちょっとずつモデリングが上手くなっているのを実感します。自由自在にRhinoを使い倒すレベルにはまだまだ全然至ってませんけど、使えば使うほどRhinoのNURBSモデリングというものの素晴らしさがよくわかります。
Rhinoceros万歳、NURBSモデリング万歳です。


2017年1月16日月曜日

OM-D E-M5 Mark II グリップの試作 続き その2

前回の投稿 OM-D E-M5 Mark II グリップの試作 続き を引き続きやっていきます。



オリジナルのグリップ形状を全部トレースするのはかなり面倒な事ですが、仕方がないので根気勝負でやっていきます。



ボタンの位置を探って切り欠きを入れます、が、一発では合いません。



だいぶ良い感じになりましたが、マウント側のラインが後一歩というところです。



やっとオリジナルのグリップ形状のトレースが出来ました。



これをやるだけで日曜日が終わりました。



結局、このサーフェスを作るための8本ぐらいの線をトレースするだけのことで大変な苦労と時間をかけたわけですね。3Dスキャンをするという方法だと早いのですが、3Dスキャンというのも、こういう最低限の8本のデータに変換してくれるわけではないので、あれもなかなか面倒な話ではあるのです。ポン!とスキャンしてすぐに3Dプリントという魔法使いみたいなことはまだまだ出来ません。



さらに自分で線を引けば、何と言ってもデータが美しいです。
制御点などたったのこれだけ。データは最低限の制御点で作られたシンプルさで、美しくあるべきです(自己満足)。無駄な制御点が異様に多い汚ねえデータというのは、他人に見せたときに人間性を疑われかねませんよ。



骨組みの線さえ出来てしまえば、面にするのはNetwork Curveでワンクリックというね、もう何の苦労もない作業です。



そして、オリジナルグリップ部分のサーフェスさえ出来てしまえば、あとは新しいグリップの形状を盛っていくだけという、割と簡単な作業となります。



とりあえず、簡単に盛ってみてプリント。



更に盛る部分、凹ます部分などを実際に握って検証します。



まだまだですね。1個目はこんなもんです。



3個ぐらい形状を直しながら進めて、底部を丸めないと格好悪いですので丸めるわけですが、ここでフィレットを使っても上手く行きませんので、制御点を弄って丸みをつけてやります。フィレットで丸みをつけると取って付けたような感じになりますが、この方法だと自然な感じで丸みが付きます。



ゼブラでみると、丸め方は割と強引ですがゼブラが切れたりしていないと、まあそういうことです。
NURBSモデリング万歳、シングルサーフェス モデリング万歳。


2017年1月14日土曜日

OM-D E-M5 Mark II グリップの試作 続き

OM-D E-M5 Mark II グリップの試作 の続きです。


立体形状を線でトレースいたしました。


制御点はこんな感じです。



この線をNetwork curveで面を張ってやります。



面を張った状態。



これを3Dプリントして、実機に合わせてみます。



合ってないね。これを調整して合いそうなようにデータを修正して、再度プリント、そしてまた合わない部分を直してプリント、というとても気の長い作業を続けていきます。



2017年1月11日水曜日

OM-D E-M5 Mark II グリップの試作



お正月も過ぎ、販売ラッシュもやっと一息ついたので、OM-D E-M5 Mark II のグリップを試作していきます。またいつものお客様からの貸し出し品です。ありがとうございます。

グリップを作るのがなかなか大変そうな形状ですが、頑張ってやっていきましょう。



とりあえず底部から見たグリップの形状をトレースしていきます。




大体OK。