2018年6月20日水曜日

ラジオは持っているか?

2日前に大阪の方で地震があり、大災害にはなりませんでしたが、それなりに混乱が起きました。地震発生して30分後ぐらいに大阪の知人の安否確認でTELをしましたが、これが通じないのです。みんなが安否確認のTELをするからすぐに回線がパンクしてしまう、そういうことのようです。
震災のときにはスマートフォンとか回線がパンクしてしまうので、あまり役に立たたなかったという話を聞いたことがあります。震災時に役に立つのは何と!ラジオだそうです。回線というものがないので、どれだけ多くの人間が聴取しても聞くことができるわけです。ただ双方向通信ではないのは仕方がありませんが。

そういえば、もうウチにはラジオというものがなかった。PCやらスマートフォンが便利になったため、ラジオの役割というものが限りなく小さくなってしまったのです。



ラジオぐらい安いものだから即、一台買っておきました。
重要なのは電池で動くもの。充電式とかはいざというときに充電されていないとかになるのでダメです。手回し式も結局使うときには充電池がへたってしまっている場合が多く、手回しして充電しても30秒しか聞けないとかになってダメらしいです。
最高なのは単三電池で動くものですが、実際に届いたものは単4電池用でした。まあ仕方がないから単4電池の予備を買っておいて我慢します。

あと、神戸震災の被災者から実際に聞いたのは、震災時に、とにかくものすごく役に立つのはバール(鉄の棒)だそうです。水とか食料とか実は大して重要ではなく、日本にいる限り、とりあえずの水食料は翌日には自衛隊が運んでくるので、一日凌ぐだけの水食料など大して重要ではない、らしいです。


大概のドアも多少の壁もバールで突けば破壊でき、手では動かせないような瓦礫もバールならテコでなんとかなる。助からない命もバール一本で助かるケースが多い、まさに鬼に金棒
震災に備えて、ラジオと大きめのバールをぜひ用意しておきましょう。

2018年6月18日月曜日

Leica T貼り革採寸 続き 3

前回の続きです。



先週発注しておいた刃型が出来上がってきました。



刃型というぐらいですから、文字通りの刃です。



とりあえずカットしてみました。
これさえあればプレス機でパチンと一発カット、時間にして約5秒ほど。何の面倒もありません。ただプレス機のハンドルを押すだけで、もう何個でも同じものがカットできます。
あとはたくさん売ってガンガン儲けるだけですが、世の中というのはなかなかそううまくは行きません。まずは刃型の制作費用を償却するという話になります。

それでは、本日はサンプル写真を撮って販売までこぎつけたいという予定です。



まずはネイビーブルーシュリンク。



オーカーリザード。



貼り革は、基本的にフロントを覆う感じで下端までです。



2018年6月16日土曜日

パレットの解体用自作フォーク

よくここにも書いていますけど、隣のデッキ工事屋さんには廃材のパレットが結構たまっております。





最近、たまりすぎて困ってきたらしく、私が「うちの親父にやらせようか?」と提案をして、一日8000円の労賃でパレット解体を請け負ってきました。年金生活者が一日8000円ぐらいの小遣いを得るのは悪くもないと思いますが、本人は80歳近いですので、それほど金が欲しいとは思っていないようです。それでも体が動く限りは社会参加というものが必要ですね。

パレットの解体もなかなか面倒なので、今回解体用のフォークを自作してみました。



基本的にウチに転がっている廃材のようなものを利用して作ります。



今回フラットバーだけは9mm厚のものを購入しました。実は最初4mm厚のフラットバーで作ったのですが、あっけなく曲がりました。

フラットバーのサイズは 150mm x 50mm x 9mmTです。2個で1078円。まあ高いんだか安いんだかわかりませんが、妥当でしょう。
あとは転がっている鉄パイプをつなぎ合わせて溶接して終わり。おそらく30分ほどの仕事です。



なかなか使えますよ。解体も割と楽になり、うちの親父はこれで4日間で32000円の小遣いを得たのでした。



幅は170mmほど



フラットバーの間隔は70mmほど取っておけば大概のパレットに対応すると思います。



この部分のパイプの太さは何でも良いと思います。Φ30mmでもΦ40mmでも溶接さえきちんとしておけば大概問題ないはずです。ただパイプ肉厚は2mmぐらいあったほうが確実でしょう。



これを振り回して戦うわけではありませんので、こんなぐらいで十分でしょう。

2018年6月13日水曜日

Leica T貼り革採寸 続き 2

前回からの続きです。



ツキ板でデータを合わせていきます。伸縮がまったくない素材ですので、微妙にあっていない部分がよくわかります。0.05mm単位でデータをいじっていきます。0.5mmではなく、0.05mmです。ここまで細かいデータをいじって、カットしてと延々やっているとかなり疲れてきます。しかしデータが一回出来上がればあとは何も考える必要はありません。しばしの我慢です。



好みの問題ですが、チェリーウッドで貼ると実にしなやかな雰囲気です。


長い間かかりましたが、やっとデータが出来上がったのでした。


せっかくだからハーフカバーも作ります。
ハーフカバーの場合、どこで切るかが問題です。これは少々下すぎるような気がします。




だいたいこのあたりだとバランスが良いのではないでしょうか。
これで刃型を発注しようかと思います。



2018年6月10日日曜日

普段着はジーンズ

私はスーツを着るような仕事ではないので、普段の服装に特にこだわりがありません。普段の服装どころか外に出かける服装も気にしない、要するに何でも良いんですけど、仕事柄で案外汚れたり擦れたりするので、汚れが目立たないブルージーンズだけをひたすら履いています。
3本ぐらい持っていてローテーションをしていても、1年もすれば汚れるわ擦り切れるわで、結構見苦しいものになってしまいます。そのまま放っておくとホームレスとそんなに変わらない服装になる。ジーンズがいい感じに色落ちしてカッコいい古着になるのではなく、これは作業着として履いているなというのが丸わかりのボロさです。
最近ユニクロのジーンズも結構高くなってきて、バカバカしくなったのでフリマサイトで10000円の予算で買えるだけ買ってみることにしました。


送料込みで1200円ぐらいを予算上限にしても、気をつけて探せば結構きれいなリーバイスやエドウィンのジーンズが手に入ります。ウエストサイズが30インチの標準体型なので流通量が多いのも一因だと思います。裾上げは自分でできますので、股下は30インチ以上あればOK。私のようなダサいオジサンは形状がどうのとか、流行りのスキニーとか、そういうことは気にしません。男のジーンズはストレート(ただしストレッチ生地以外)、これだけです。「人間というのはこだわりが多ければ多いほど、それだけ人生が窮屈になるものだ」ということが50年近くの人生で学んだことです。

結局11000円ぐらいになりましたが10本買えました。
その中で2本、新品ですがノーブランド(Big Johnとはタグに入っていましたが)のものを買ったのでした。しかしこの腰についている革タグが非常にカッコ悪い。


私もブランドに拘りませんが、いくらなんでもこのタグはないだろう?全くやる気が感じられません。イオンで1000円ぐらいのものに近い感じですが、生地も縫製もそれほど悪くない感じで、革タグ以外は明らかな安物というふうでもない。つまりこの革タグがすべてを台無しにしている、そんなもったいないジーンズです。
もったいないので、この革タグをなんとかしてやります。



Webから落ちているデータを拾ってきて、レーザーで刻印。


あっ!リーバイスに早変わりした(笑)。ヒップポケットのステッチがリーバイスとは違うのは内緒だ。
しかしこれではただのパクリであまり面白くない。


では、ラングラーのロゴのデータを引っ張ってきてリーバイスの社名を入れ替えて作ってみた。何と、とんでもないパチモノが出来上がった!(笑)。見る人が見たら憤死しそうな見事なロゴだ。


今度は少しだけオリジナリティを出して作ってみます。それでも人の顔のデータは拾ってきたんですけどね(ネブカドネザル大王)。


うーん、なかなか満足。
こういう一銭の金にもならないことに対して、なぜか熱くなるのは、もう何とかならないのだろうか、と思うわけであります。

これで3年間ぐらいはジーンズの心配はいらないです。

2018年6月9日土曜日

Clay Pipe, Reverse Calabash 続き

前回はキャラバシュ・チャンバーを竹で作りましたが、竹というのは天然物ですので内径Φ18、外径Φ24ぐらいのものを取るのが難しいと言うか、歩留まりが悪すぎなので、なにか違う素材を探してみて木材でやってみたりしたのですが、結局外径Φ24の丸棒に内径Φ18の穴をきちんと開けるというのは実に難しいです。

そこでだ、3Dプリンターでキャラバシュ・チャンバーも作ってやることにします。PLAだと耐熱性が低いので、ABSで作ってやればいいだろうということで、やってみました。



ボウルとチャンバーのつなぎ目はコルクで断熱して熱対策してみます。



ABSむき出しだとプラスチックそうろうですので革を巻いてやりました。無機質なものと有機質な素材の折衷という感じです。





こんなクレイパイプは今までになかった。新時代の息吹を感じます。



チャンバーはABSですのでヤニがこびりつきません。実に掃除が楽です。水分吸収のためにペーパータオルを巻いて放り込んでおけば煙はドライ。

この間、友達にこういう感じのパイプなら紙巻き感覚で吸えるのか?と聞かれましたが、そもそもなぜ風味豊かなパイプタバコを、わざわざ味も風味も何もないクソ不味い紙巻き感覚で吸う必要があるのか?まずそのあたりの前提からして間違っている気がします。
紙巻き感覚なんかで吹かしたりしたら、せっかくのパイプたばこが台無しです。

風味を殺さない吸い方は、チャンバーに入っているだけの煙の量をゆっくりと軽く舌の上に乗せる。チャンバーに入っている煙の量はカレースプーン一杯ぐらいのほんのちょっとの量です。紙巻きのようにグワーッと威勢よく吹かすと、煙の温度は高いままでチャンバーの意味がありません。そして煙は肺に入れない。肺には味覚認識機能はありません。

吸い方さえ正しければ、かなり美味いパイプです。

2018年6月6日水曜日

Leica T貼り革採寸 続き

先日の続きでカーボンパターンのフルカバーが採寸終わりました。



ストラップラグの下にある小さな穴は何か重要なものらしいですので、少しだけ大きめにえぐっておきました。



何の穴なのかオーナー様が詳しく説明してくださいましたが、自分には縁のないカメラですので忘れてしまいました。



電池は蓋になっているのではなく、取り外しになっております。予備電池を持つ方も多いでしょうから、電池部分の革は1個ぐらい余分に入れておいたほうが無難でしょう。

このデータをもとに、チェリーウッドなどのウッド系の革もデータ調整して作っていきます。


2018年6月4日月曜日

Clay Pipe, Reverse Calabash

最近、あちこちのパイプを見ているとリバース・キャラバシュというタイプが流行りのようです。ボウルの後ろにチャンバー(空気室、煙だめ)を設けて、その煙だめで煙を冷やす、そういうタイプです。煙が冷えれば味は良くなる、まあそういう理屈ですね。

そこで私も作ってみることにしました。



3Dの画像ですが、これがボウル。


このボウルの後ろに竹筒を足してやる。筒の内径はΦ18mm。長さは50mmぐらいで良いのではないでしょうか。



こんな感じでチャンバー(空気室、煙だめ)が、いとも簡単に出来上がる、そういう目論見です。



そして実際に作ってみたのがこちら。思いつきでやっている割には見事に形になっています。ボウルは以前焼いたクレイパイプのボウルがたくさん残っているので、それを流用しました。



当たり前ですが実際にキャラバシュ・チャンバーが出来上がっております。



底面を平らにして、パイプが転がるのを防ぐという一工夫をします。



ボウルの側面は5本のラインを設けてスピード感を演出しております。
竹の先端側は斜めにカットをしてあるというところがミソなんです。真っ直ぐだと退屈な外観になってしまいます。



私はフィルターなんぞを使いませんが、6mmのフィルターを装着できるようにマウスピースを作っておきました。



キャラバシュチャンバーはただの筒ですので、40mmぐらいでキッチンペーパーをカットして、巻いてチャンバーに放り込めば、チャンバー内で更に水分除去をして、ドライな煙になります。大体クレイパイプ自体が水分吸収性が高いので、究極のドライスモーキングが可能です。ちなみにキッチンペーパーがタールもそれなりに吸収しますので、チャンバー内が汚れにくく、掃除が楽です。



自分で言うのもなんですが、なかなか素晴らしいリバースキャラバシュのクレイパイプが出来上がりました。

味ですか?まさにSmooth AS Silk :絹のようにスムーズな味わい。
これがクレイパイプか?というぐらいの見事な旨さです。タバコの旨味成分だけ吸っている感じがします。わずかにドローをして口に煙を入れた途端に、口の中に広がる神秘的なアロマ。タバコというものは煙を吸うものではなく、煙を舐めてその味を堪能するものだということがよく理解できるパイプであります。

私が作ったパイプの中では断然、一番うまいパイプと言って間違いありません。


2018年6月1日金曜日

Leica T貼り革の採寸

当店は5月末決算で、今季は昨日で締めとなりました。だいたいこの時期になると、割と暇になります。やっと溜まっている仕事に手を付けられるようになりましたので、ずいぶんと保留となっていましたLeica Tの採寸を行っていきたいと思います。



最終形状ではないのですが、フロントをすべて覆った形で採寸をいたしました。





今回、Leica Tでわからなかったのが下の画像の部分。



ストラップラグの下に怪しい穴があります。マイクなのでしょうか。こういう穴をやたらに塞ぐと実は何か大切なものだったりしますので、一応穴を開けておきました。



せっかくなので底部も軍艦部分も採寸をしていきます。カーボンパターンでフルカバーというのもカッコいいかもしれません。カッコいいかどうかはわかりませんが、売れれば何でも良いです。



底面完成。次は軍艦の採寸に参ります。