2026年6月13日土曜日

経済センサス‐活動調査

経済センサス‐活動調査が来ました。

経済産業省が5年に一度送りつけてくる、あの調査です。前回もやった記憶がうっすらある。あの時はインターネットで適当にポチポチ回答して、何のお咎めもなく無事に完了した。だから今回も同じ調子で「まあ大体こんなもんだろう」とテキトーに入力して片付けるつもりでいたんです。ところがどっこい、です。

進化した調査システムという名の検問所

5年の歳月は、このシステムを恐ろしく賢くしていた。前回は素通りだった適当な数字が、今回は一切通用しない。「ここの数値に整合性がありません」だの「入力内容を確認してください」だの、まるで税務調査官のごとく冷徹に矛盾を指摘してきやがるのであります。ページが進まない。どこをどう直せばいいのかもよくわからない。去年の決算書を引っ張り出してきて、必要な数字を探し出して、整合性が取れるように入力しろという要求を突きつけてくる。

いや、私が求めているのはそういうことじゃないんだよ。私が必要としているのは、「大体こんなもんだろう」と入力したら「はいOKです、ありがとうございました」と笑顔でページを進めてくれるという、その一点のみなのでした。なぜそれができない。5年前にはできていたじゃないか。進化の方向が完全に間違っている。

結局、面倒臭くなって放置しました。

調査員という名の督促隊

放置しているとどうなるか。調査員の方がやって来るんです。「早く回答してください」ということを柔らかく言うのです。まあそうだろうなとは思っていた。国の調査だから、そう簡単には逃げ切れないということぐらいは理解している。しかし気が進まないものは進まない。

さらに放置していたら、また来た。二度目の督促です。「わからないところがあれば聞いてください」と親切に言ってくださるのだけれど、問題はそこじゃないんです。そもそも調査票の内容を真面目に読んで理解する気力がこちらにはないのだから、「どこがわからない?」と聞かれても、「全部が面倒くさい」としか答えようがない。これはもう、砂漠で喉が渇いている人間に「どの種類の水が飲みたいですか?」と聞いているようなものなのであります。水なら何でもいいんだよ。私が求めているのは、適当な回答を入力してもページを進めてくれるおおらかさなんだ。

しかしながら、このまま提出しないと罰則があるらしい。統計法の規定により報告義務があって、罰金もあり得ると。お役所というのは、飴は一切くれないくせに鞭だけは確実に振るってくるという、実に清々しいまでの片務的な関係性を国民に強いてくるのであります。

Geminiという名の救命ボート

やるしかない。そう腹を括って作業を再開したわけですが、もはや自分の頭だけで突破できる気がしない。そこでAIの出番です。現代の「苦しいときの神頼み」ならぬ「困った時のAI頼み」です。

今どきのブラウザには「Geminiに相談」というボタンがついているでしょう?あのボタンです。あれを押して、「この回答の何がおかしいのか教えてくれ」と泣きつく。Geminiが「ここの数字が矛盾しています」と教えてくれる。「じゃあ何を入力すればいいんだ」と聞く。教えてくれる。まるで試験中に隣の席の秀才にカンニングというより一挙一動を懇切丁寧に教えてもらっているような、いたたまれない気分ではあるけれど、背に腹は代えられないという次第です。だって他に方法はないのだから。

さらにありがたいのは、今の「Geminiに相談」は写真も読み込んで理解してくれるということです。決算書の必要なページの写真を撮って、「ここから必要な数字は読み取れますか?」と聞く。読み取ってくれる。「他にどんなことが書いてあるページの写真が必要ですか?」と聞けば、「売上の内訳が載っているページを見せてください」と具体的に指示してくれる。もう完全に、AIが調査員の代わりに手取り足取り教えてくれている状態です。人間の調査員には悪いが、こっちの方が百倍わかりやすいし気が楽なんだよ。

そうやって、AIの指示に従いながら一つ一つ入力していった結果——

テッテレー!🎺

統計調査名:経済センサス‐活動調査
調査票名:【05】調査票(卸売業、小売業)
受付結果:調査票回答を受け付けました。ご回答ありがとうございました。

頭の中にファンファーレが鳴り響きましたよ。ラスボスを倒した後のエンディング画面を見ているような達成感です。あの絶望的に面倒くさかった経済センサスを、ついに提出し終えたのだから。

政府への控えめなる提言

今回、以前とは比較にならないほどややこしくなっていたから、回答を完了できなかった人はかなり多かったんじゃないかと思う。私自身、AIに助けてもらわなければ最後まで辿り着けた自信がまったくない。もちろん、腰を据えて調査票の説明を熟読し、決算書の数字を丹念に拾い上げていけば、きちんと回答できるようにはなっているんだろう。もともとそういう設計なんだろうだと思います。ただし、たかが5年に一回やることにそんなに労力を使いたいか?というとNoです。

しかしだな。答えても何ももらえないんですよ。

ここが最大の問題だと声を大にして言いたい。普段忙しい事業主が、他にも脳のリソースを回さなければならない案件を山ほど抱えている中で、こういう面倒極まりない調査に無料で付き合わされるというのは、率直に申し上げて勘弁してほしいのであります。

世の中というのは、労働と対価はセットになっている、はずですよ?なぜこの社会のルールが通用しないのか、誰か教えてほしい。

政府にお願いしたいのはこういうことです。国民にきちんと回答させたいなら、何か特典をつけるぐらいの柔軟な発想を持ってくれないか。別にその場で現金をくれとは言わないよ。例えば「この調査に回答したら次の納税で使える1万円の割引券をつけます」というのはどうだろう? 細かい条件はつけないで税金という名前がついているものなら、消費税でも市県民税でも何でも使える1万円の割引券。役所の窓口で申告書を提出する時に

「この1万円の納税割引券を使いたいんですが?」

「はい喜んでー!というノリで使えたら喜びは倍増ですよ?納税をしに来たのに何だかちょっと嬉しい気分になります。

e-Taxならもっと簡単。クーポンの入力欄に番号を入力するだけ。Amazonで買い物をするのと同じ感じで、税金の割引が受けられる。最高じゃないですか!

技術的にもそれほど手間はかからないはずです。調査対象者のIDと納税者番号を紐づけるだけの話じゃないか。

そういう気持ちをわかってほしいものだなと。面倒な仕事を無料でやらされて、断れば罰則で脅される。これは要するに強制労働の一種じゃないかと、わたくしは思うのでありました。まあ、言い過ぎかもしれないけれどさ。

2026年6月8日月曜日

使っていないお部屋のDIY改装

かみさんが「家庭用ミシンとロックミシンが置けて、服ぐらいが縫製できるようにしたい」と言い始めました。

我が家は決して広大な邸宅などではなく、むしろ「ウサギ小屋」という表現がしっくりくる部類の住居なのですが、不思議なことに、まったく使われていない部屋がひとつ存在しておりました。これはもう、もったいないという感情を通り越して、部屋に対する冒涜と言っても差し支えない状況であります。とにかくこの部屋にある誰も使わないベッドを片付けろと司令を出して、粗大ごみに持っていってもらい、スペースを作ったのであります。

というわけで、この遊休不動産をかみさんの趣味部屋に改造するという小さなプロジェクトが発動したのでした。

📦 今回の資材

田邊金属工業所 ターナー折りたたみ式棚受け金具 大400mm 白
 ¥2,322(税込 2,554)× 2セット

・24mm厚 針葉樹合板(3,400円ぐらい)
 800mm × 650mm … 2枚
 800mm × 250mm … 2枚

・セリアで小さな棚用のアングル × 6本

・600mmほどの長さのLEDライト

🔨 まずはコンクリート壁との格闘

道具を散らかしながら、Φ6mmのダイヤモンドドリルでコンクリート壁に削孔していくわけですが、これがまた、壁というやつは人間の生活を守るために存在しているだけあって、そう簡単には穴を開けさせてくれないという気概を見せてくるのであります。コンクリートだけならダイヤモンドドリルで割と簡単に削孔できるのですが、問題は鉄筋に当たると途端にドリルが先に進まない。30mmぐらいの深さでもダイヤモンドドリルがすぐダメになります。

棚受け金具をアンカーボルトで固定していくのですが、部屋が狭いので、いざとなったら折り畳めるデスクにするという、実に狭いお家に住む一庶民の知恵を絞った設計にしました。狭小住宅においては「折り畳める」というのは正義なのです。



📐 折りたたみ作業デスク完成

折りたたみ作業デスクが出来上がりました。800mm幅 × 650mm奥行き × 2枚の構成なので、合計1600mm幅。ちょっとした服の裁断ぐらいなら十分にこなせる作業面積であります。使わないときはパタンと折り畳めば、この狭い部屋でも人間が通れる通路を確保できるという寸法です。


💡 作業灯という名の文明開化

作業用のLEDを取り付けたところ、これが予想外に明るい。まるで手術室のような煌々とした光が作業面を照らし出すのであります。ミシン作業というのは細かい作業ですし、かみさんは白内障なので照明は生命線と言っても過言ではないです。3000円ぐらいのLEDライトが、ここまで実用的な仕事をするとは、世の中まだまだ捨てたものではないです。


🧵 ミシン配置完了

家庭用ミシンとロックミシンを並べて置いてみたところ、結構な余裕があるのです。800mm × 2枚の恩恵がここで効いてくる。ロックミシンを走らせながら、もう片方で裁断や仕上げができるというわけで、かみさんもなかなか気に入ったようです。


📺 エンタメ設備の増強

ここにもアレクサを配備しました。便利すぎて、もはや各部屋にアレクサが鎮座しているというジェフ・ベゾス氏の思うつぼと言えなくもないのですが、新品ではなくフリマサイトで2世代、3世代の送料込み2000円もしないようなECHO dotなどを買ってきているのです。古いアレクサは有線で外部に音声出力ができるので案外便利です。でも家が狭いので、「アレクサ」って元気に呼ぶと隣の部屋のアレクサが反応したりするので、この部屋のアレクサに近づいて小さな声で呼んでみる、というバカみたいなことをやっています。


43インチの安物のTVが余っていたので、2,000円ぐらいの壁掛け金具で壁に取り付けました。この「余っていた」という表現の裏側には、わたくしが過去に無駄遣いした代物がいかに多いかという事実が潜んでいるのですが、そこにはあまり触れないでほしいです。普段75インチのTVスクリーンを見ているので43インチというのは随分とこじんまりして見えます。かと言ってこの部屋に75インチのスクリーンは絶対に必要ない代物です。

使っていないJBL Pebbles バスパワードスピーカーもあったので、とりあえずTVの外部スピーカーとして接続。液晶TVの内蔵スピーカーから出てくる、あの「鳴っているような鳴っていないような」音に比べれば雲泥の差であります。3インチのスピーカーユニットも余っているので、そのうちに自作スピーカーでも仕立て上げることにしましょう。


🏠 完成、そして現実

結局のところ、部屋の半分は「物置き場」と化しているのでした。

人間というのは不思議なもので、空間を与えられると、その空間に見合った量の物品を自然と蓄積していく生き物なのかもしれません。とはいえ、かみさんの趣味の部屋はとりあえず完成いたしました。

折りたたみ式デスクに家庭用ミシンとロックミシン、LED作業灯に壁掛けTV、そしてアレクサ。狭い部屋にしては、なかなか充実した装備ではないかと自負しております。

2026年6月4日木曜日

私が銀行口座を増やしたくない理由

BLOG 2026.06.04 LIFE BUSINESS #銀行口座 #経営 #16期

私が銀行口座を
増やしたくない理由

$ bank_accounts --list --status chaos
口座が増える。
カードも増える。
誰も頼んでいないのに。
── 庶民の口座は2つで充分であります ──
法人16期 / 決算完了 / 税金これから

普通に生きているだけで、なぜか増殖するものが二つある。クレジットカードと銀行口座であります。まるで冷蔵庫の奥で勝手に繁殖する謎のタッパーウェアのように、気がつけば身の回りに増えている。誰が呼んだわけでもないのに、いつの間にか財布の中に居座っている。

クレジットカードなんてもう作りたくないし、要らないと何度も申し上げているのに、なぜか作らされる。「商品の延長保証には弊社のクレジットカードが必要でして」とか「こちらのカードを作っていただくと特典が」──知らんがな、という話であります。個人用のクレジットカードなどVisaデビット一枚で大概事足りるのです。

ネットバンクで何枚でも発行できるVisaデビットというのは実に都合がいい代物でしてね。都合が悪くなれば、そのカード番号をポンと止めてしまえばいい。NHKの支払いとか、解約の手続きがやたらと面倒くさそうなものは、いつでも止められるVisaデビットに紐づけておく。払う気がなくなったらカードを止める。実にシンプルな防衛線であります。

普通のクレジットカードだと、解約したくても出来ないまま延々と払い続ける羽目になるから大変なのです。向こうは解約させないプロですからね。こちらはVisaデビットという刀で応戦するしかないのでした。


銀行口座という名の増殖する生命体

銀行口座もなぜか増えるのであります。不思議なものですよ。高校生の頃にアルバイトをしたら、給与の振込用の銀行口座がいつの間にか出来ていた。勝手にできていたわけではないのだろうけど、なぜか今でも持っている。もうあの口座にいくら入っているのかすら定かではないのです。だってもう通帳もキャッシュカードも持っていない。まさか100万単位の金が入っているわけではないから放置状態、そんなのばっかり。

もっとすごい口座もある。昔働いていた会社の社長が自分(私ではなくその社長)の小遣いを捻出するために、私の名前で作った口座。流石にもう存在していないだろうけど、存在していたらかなり面倒な事になると思う。税務調査なんかがあってそこにまだ出入金があったらどうなるんだろう?「そんな口座知らねえよ、そんな口座がなぜ存在しているのかこっちの方が聞きてえぐらいだよ」とかスッタモンダの口論が始まるんだろうな。そうなったら誰か逮捕される者まで出るような気する。

最近だと、マンションの管理費の引き落とし口座がUFJ銀行限定なので、また増えた。

これまた最近、郵便局で複雑な資金移動をする時に一度貯蓄口座というものをその取引のためだけに作って、すぐに解約すればいいと思っていたら、もう貯蓄口座は廃止になり今後は作れないから持っておいたほうが良いとか言われ、なぜか解約せずに持っている。一体何だよその記念コインみたいな感覚は?

しかも郵便局なんかは、昔は一人で何個も口座が作れたりしたものだから、わたしでも2個くらい総合口座の通帳があるのではないかという有様です。大概親が子供の口座を作り、子供は自分の口座を別に作ったりするから同じ名義の総合口座が2つあったりするのです。更に私名義の振替口座なんてのも存在している。それよりもさらに前の時代ともなると、偽名口座くらい普通に作れたりしてね。まあかなり大らかというか、いい加減な時代だったのであります。もちろん私は偽名口座など持っておりませんし、今偽名口座を持っていたらこれまたかなり面倒な事になるでしょう。


頭がボケたら口座は闇に沈む

何が困るかというとですね、うちの親なんかもう頭がボケてしまって、一体どこに口座があって、どれくらいのお金が入っているのか、もう詳しく分からなくなっているという話なのであります。

しかも親族であっても勝手に調べられないという制約がある。親の金なんか別にいらないのですけれど、放っておくとそのうちに休眠口座になって、休眠預金等活用制度というのを上手い事利用しているどう見ても胡散臭い福祉団体の資金源になってしまうのがなんとも悔しいのです。休眠預金のことをちょっと調べてみると、身内同士で金を配り合って好き勝手に使っている匂いがプンプンする。詳しくは知りませんがね。

─── ◆ 他人事ではない ◆ ───

惨憺たる現状報告

私の場合だと、法人口座が二つ個人口座がもうどれだけあるのか自分でも把握できていないという惨憺たる状態であります。まだボケていないうちにこの体たらくなのだから、ボケたあとの惨状は想像するだに恐ろしい。

しかも海外口座まである。私が死んだらもう手が付けられないという、これはもう小規模な金融迷宮と言っても過言ではないのでした。

銀行口座でもこの惨憺たる有様でありながら、さらに保険とかiDeCoとかNISAとかいう証券口座まであるわけでしょう? 考えたら頭が痛くなってくるのです。

銀行口座の理想は2つだけ持つ。
庶民としてこれ以上はどう見ても要らない。
ペイオフとかもうどうでもいい。
その時は諦める。

──「潔さ」という名の資産防衛──

さすがに口座を減らさないといけないということで銀行口座を閉じに行くと、ここぞとばかりに銀行員がやってきて思いとどまらせようとするのであります。付き合いというものもある程度はあるので、しょうがねえなと諦めて帰ってくるわけです。まるで双六で振り出しに戻されたような脱力感だけを土産に持ち帰るという、なんとも情けない話なのでした。


信用金庫ネットバンキングという名の魔窟

法人口座は郵便局と信用金庫で、なんとか2つ以上増やさないように固持しております。ところがこの信用金庫の口座というのがなかなか融通がきかない代物でして、ネットバンキングが死ぬほど面倒なのです。

普通はですね、ワンタイムパスワードのトークンを渡されて、これさえ持っておけばなんとかなるものなのです。ところが信用金庫のネットバンキングは信じられないほど複雑で、管理者のパスワードさえ2つぐらい必要なのであります。それプラス使用者のパスワード。もう覚えてられない。何がどのパスワードなのか、呪文の類と言っても差し支えないレベルでありましょう。

セットアップでも何がなんだかわけが分からなくて、この俺ともあろう人間が、サポートに電話をしてセットアップの方法をいちいち教えてもらいながらなんとかできた、という絶望的な事態に追い込まれたのですよ。

サポートに「それはどっちのパスワードを入力すればいいのですか?」とかいちいち聞かないといけない状態で、サポートの人も「パスワードは書き残しておいてください」とか言い出す始末。そうなるともうパスワードの意味がないのではないかと思うわけですが、これはもう何と言えばよいのだろう。セキュリティという概念そのものが砂漠に放置された古代遺跡のように風化していく瞬間を目撃したと言えましょう。

「こんな複雑なシステムは絶対問題ありますよね?」と聞いてみたところ、「うちはこういうふうなのです」と言われてしまいましてね、何も言い返せなかったのであります。「うちはこういうふうなの」──この言葉の前には、いかなる正論もロジックも無力だという教訓を得ました。

そこまで複雑怪奇な認証の防衛線を敷いておきながら、出入金の明細は3ヶ月前までしか見られない。月額料金を払ってもこの有様です。これは絶対何かがおかしいと思うのですが、もう何を言っても埒が明かないので我慢しているという次第です。お役所仕事の洗礼を金融機関で喰らうとは思わなかったのでした。

複雑な理由は、会社組織が使うという前提で何人も使うように設計されていて、私が今まで使ってきたネットバンキングは個人向けという違いが大きいわけです。個人向けのネットバンキングしか使ったことがない人が、組織向けのネットバンキングシステムを使うとその複雑さに泡を吹くということで、信金ネットバンキングが悪いというわけではないです。


AIという名の救世主、あるいは会計の自動化

ネットバンキングで出入金のデータが取得できると何がいいかと言うと、弥生会計にインポートできるデータがAIでできてしまうからであります。弥生会計に一発インポートをするためだけに現金はどうしても仕方がないとき以外は使わず、意地でもクレジットカードで支払うようにしている。現金取引を上手く使って妙な脱税を考えるのと、圧倒的に帳簿付けを楽にするという2択を迫られて、私は現金を使わない方を選んだということです。良いのか悪いのか知らんけど、誰がどこから見ても明朗会計になっている。ほぼサラリーマンと同じだ。

本日も3ヶ月分のデータを5分で入力完了

──あの大量の仕訳を今どき一行一行手で入力している人は一体どれだけ暇なのかと疑いたくなる──

まあそんなこんなで、5月決算のうちの会計も速攻で終わらせることができたのであります。もうね、16期ですよ。16年もやっているのですね……。我ながら飽きっぽい性格だと自覚しておりますが、16年もやっている。今期もなんとか無事にやり過ごせて、あとは税金を払うだけという時期になりました。


3年で終わるはずだった法人が16年

3年で終わってもおかしくない法人が16年続きました。できればあと10年ぐらい頑張りたいと思うのであります。これも皆様にサポートをしていただいたおかげです。物を売るというのは、買ってくださるお客様がいるから成立するものであります。

この商売があと10年続くのかどうか、
私にもわかりません。
でも続けられるのなら、
この法人を後継に譲りたい

当てはあるのですが、
いつまで続くかわからない商売を譲られても困るでしょう。
いつか廃業するかもしれません。

何と言っても借入や負債はありませんので、
廃業するのも気楽なものです。

廃業して残った金は、今までうちで働いた人たちで貢献度に応じて山分けという計画であります。なんとも大味な退職金制度と言えますが、借金がないというのは人を自由にする。廃業すると決めたら、きれいに終われる。それだけは16年間、一度も崩さなかった防衛線なのでした。


口座は増える、カードも増える。
でも借金だけは増やさなかった。
16年間、それだけは守り通した。

さて、税金を払いに行きますか。

……払いたくないけどね。

2026年5月31日日曜日

ローマ字→日本語変換ツールブラウザ版公開 [その4 飛翔編]

 今回は飛翔編ということで、秀丸エディタの壁を飛び出して、Webブラウザでローマ字ダダ打ちして日本語の漢字仮名交じり文に変換するhtmlを公開します。バグやら何やらあったらごめんね。

下のファイルをダウンロードして、日本語の文字が入っていないフォルダを作ってそこに放り込む。

ダウンロードはこちら 右クリックして「名前をつけてリンク先を保存」。

もしくはgithubからファイルをダウンロード

おすすめ!簡単に試すなら下のリンクでGeminiのAPIキーを入力すればそのまま動きます。

Zipファイルを解凍するとindex.htmlが出てくるので、それを日本語が入っていないフォルダを作ってそこに移動してindex.htmlをダブルクリック。


Gemini APIキーを発行してきて(Alexa Gemini の Gemini API の費用の上限を設定を忘れずに)保存して閉じる。APIキーを削除したくなったら、削除ボタンを押してね。


あとはローマ字だけをひたすら打ち込んで、一行入力したら改行して、Ctrl+Shift+J もしくは変換ボタンを押す。


一瞬よりもちょっと長いけど一呼吸ほど待つと、日本語の漢字仮名交じり文に変換されます。

計画4日目にして、秀丸エディタを飛び出してブラウザ動作という汎用性が出来て、誰でも使えるようになった瞬間なのでした。

タッチタイピングができるのに漢字変換にイライラしている方、ぜひ試してみて。

おそらくみなさんも日本語を入力する際に「細切れにスペースキーを押し、意図しない変換候補にイライラし、タイプミスをBackSpaceで消す」というストレスを日々抱えて過ごしていると思います。このツールは、その一連の「脳のスイッチの切り替え」を完全に撤廃し、「ただ頭に浮かんだ音をキーボードにぶつければ、AIが後からきちんとした日本語に変換してくれる」という、まったく新しい体験を提供します。漢字変換やタイプミスの修正に悩んでいる人にとって、コペルニクス的転回をもたらす一助に確実になるはずです。

index.htmlを編集すれば、gemini-2.5-flash-liteとかも使えますけど、精度がgemini-3.1-flash-liteには敵わないので、3.1を使っておいたほうが無難です。後から文章を直していたら本末転倒です。




2026年5月30日土曜日

ローマ字をダダ打ちして、AIに日本語に変換してもらう[その3 進化編]

BLOG 2026.05.30 EXPERIMENT EVOLUTION #IME #AI #秀丸マクロ

ローマ字をダダ打ちして、
AIに日本語に変換してもらう
─ その3 進化編 ─

$ romaji_macro --version 3.0 --mode auto_convert
「もう一手間」が、
どうしても許せない
── ENTER → AUTO CONVERT → 完了 ──
v1.0 → v2.0 → v3.0 → Web → ???

昨日、完成したと思っていたのであります。ローマ字だけをガーッとタイピングして、AIに漢字かな交じり文へ変換してもらうという秀丸マクロ。確かに使い始めた瞬間は「おお、これは便利だ」と思ったのですが、人間の欲望というものは際限がないもので、使い込むうちに「もっと楽にできないのか?」という声が脳の奥底から聞こえてくるわけです。

文字列を選択して、ショートカットキーを押す。たったこれだけの動作なのですが、人間というのはこの「ひと手間」が嫌なのです。どうしてもやりたくない。もう細胞レベルで拒否している。完成したと思った翌日にはもう「これじゃ足りない」と感じている自分がいる。なんとも贅沢な話ですが、しかしこの「怠惰への飽くなき渇望」短く言えば「そのひと手間をどうしてもサボりたい」これこそがイノベーションの母だという気もするのでした。


究極の怠惰、あるいは理想の入力とは

結局のところ、理想は何なのかと突き詰めて考えてみたのであります。答えは実にシンプルでした。

一行ローマ字を打って、
改行したら勝手に日本語になっている
究極的には、これが一番便利である。

──「ひと手間」すら省きたいという、人類の壮大な怠惰──

だってですね、前の文章に何を書いたかということが、ダダ打ちして垂れ流したローマ字文ではパッと見て理解ができないのですから不便なのです。自分が30秒前に何を書いたのかすら分からない。それはもう暗号文を自分で量産しているようなものです。


漢字かな交じり文 vs ローマ字垂れ流し文

そう考えると、日本語の漢字かな交じり文というのは実に偉大な仕組みだと改めて感心させられるのであります。視覚だけで文章の大意が掴める。一方のローマ字垂れ流し文は、ひと通り全部読まないと何が書いてあるのか分からない。この差はいったい何なのか、ちょっと自分なりに実験してみたのです。

─── ◆ 視覚実験 ◆ ───
kanjikanamajiribunnto ro-majitarenagasibunwomikurabete nanika kanjirukotohanai? sou,kanjikanamajiribunnha 3gyougurainobunshouwomiteirukedo, ro-majitarenagasibunnha yomutokino sikakuhanniwosemakusinaitoyomenainda.

漢字かな交じり文とローマ字垂れ流し文を見比べて、何か感じることはない?そう、漢字かな交じり文は3行ぐらいの文章を見ているけど、ローマ字垂れ流し文は読む時の視覚範囲を狭くしないと読めないんだ。

sou,kanjikanamajiribunnha, 2,3gyouwosikainiirete saishoni kanjiwomite taiiwotoraetetoiuyounakouiwositekara tiratiratohiraganabubunwomite yondeiru, jibundekansatusite soukanjita.

そう、漢字かな交じり文は、2、3行を視界に入れて最初に漢字を見て大意を捉えてというような行為をしてから、ちらちらとひらがな部分を見て読んでいる、自分で観察してそう感じた。

つまりこういうことなのであります。漢字かな交じり文は「まず漢字で大意を把握 → ひらがなで補完」という二段階読解を無意識にやっている。漢字が視覚的なランドマークの役割を果たしているわけですね。だからこそ、3行分を一気に視界に入れて読むことができる。

一方のローマ字文は、すべてが同じ粒度のアルファベットの連打ですから、ランドマークが存在しない。だから視覚範囲を狭めて一語一語追いかけるしかない。慣れの問題ではなく、漢字というシステムの構造的な優位性だったというわけです。


マクロ進化:範囲選択が不要になった日

というわけで、本日の目標は明確でした。一行ローマ字をガーッと書いて、改行してショートカットキーをポンと叩いたら、直上の一行が漢字かな交じり文に変換される。そういうマクロをAIに作ってもらったのであります。

ローマ字を
一行打つ
Enter で
改行
Ctrl+Shift+J
直上の行が
日本語に変身

昨日のバージョンだと、自分で範囲選択をしてからショートカットキーでマクロ発動という手順でした。それが今日のバージョンでは範囲選択が不要になった。たった一手間省けただけなのですが、これが使い勝手に雲泥の差を生むのであります。一行ローマ字でぐわーっと打って、改行してショートカットキーで日本語変換。このリズムが身体に馴染んでくると、もう元には戻れないのでした。


秀丸マクロ:ローマ字→日本語変換(進化版)

HIDEMARU MACRO romaji_to_japanese_v3.mac
// ------------------------------------------------------------- // ローマ字→日本語変換(ショートカット版 / 使い方 A) // 対象: 秀丸エディタ Ver 9.40 以上 / Windows 10 以上 // // 【使い方 A】 // 1. ローマ字を入力 // 2. Enter で次の行へ // 3. Ctrl+Shift+J(キー割り当て後)で変換 // → 直上の行が日本語になり、カーソルは下の空行に戻る // // 【使い方 B】ローマ字の行上でショートカット → その行を変換 // 【使い方 C】範囲選択してショートカット → 選択部分を変換 // // 【初期設定】(初回のみ) // 1. [マクロ]→[マクロ登録] で本ファイルを登録 // 2. [その他]→[キー割り当て] で Ctrl+Shift+J に本マクロを割り当て // ------------------------------------------------------------- $api_key = getenv("Gemini_API_KEY"); $model = "gemini-3.1-flash-lite"; $romaji = ""; $answer = ""; ##prevLineMode = 0; if ($api_key == "") { message "環境変数 Gemini_API_KEY が設定されていません。"; endmacro; } // 範囲選択がある場合 if (selecting) { $romaji = getselectedtext(); if ($romaji == "") { message "変換対象が選択されていません。"; endmacro; } $saved = $romaji; delete; call CallGeminiApi; if ($answer == "") { insert $saved; endmacro; } insert $answer; endmacro; } // 改行直後: 現在行が空(空白のみ含む)なら直上の行を変換 $curline = getlinetext(0); jsmode "WebView2"; js { let line = hidemaru.getVar("$curline"); hidemaru.setVar("$lineIsBlank", line.trim() === "" ? "1" : "0"); } if ($lineIsBlank == "1") { if (lineno <= 1) { message "変換対象の行がありません。"; endmacro; } ##prevLineMode = 1; up; } selectline; $romaji = getselectedtext(); if ($romaji == "") { message "変換対象が選択されていません。"; endmacro; } $saved = $romaji; delete; call CallGeminiApi; if ($answer == "") { insert $saved; if (##prevLineMode) { insertreturn; } endmacro; } insert $answer; if (##prevLineMode) { insertreturn; } endmacro; // ------------------------------------------------------------- // Gemini API 呼び出し($romaji → $answer) // ------------------------------------------------------------- CallGeminiApi: $answer = ""; #http = createobject("Msxml2.XMLHTTP"); if (#http == 0) { #http = createobject("Microsoft.XMLHTTP"); if (#http == 0) { message "XMLHTTPオブジェクトの生成に失敗しました。"; return; } } $url = "https://generativelanguage.googleapis.com/v1beta/models/" + $model + ":generateContent?key=" + $api_key; callmethod #http, "open", "POST", $url, false; callmethod #http, "setRequestHeader", "Content-Type", "application/json"; jsmode "WebView2"; js { try { let romaji = hidemaru.getVar("$romaji"); let obj = { system_instruction: { parts: [{ text: "あなたはローマ字を日本語に変換する専用ツールです。" + "入力されたローマ字を、音に忠実に自然な漢字かな交じり文に" + "変換してください。変換後のテキストのみ出力し、" + "説明・挨拶・補足は一切出力しないこと。" }] }, contents: [{ parts: [{ text: romaji.trim() }] }], generationConfig: { temperature: 0.1, maxOutputTokens: 1024 } }; hidemaru.setVar("$post", JSON.stringify(obj)); } catch (e) { message("JSON生成エラー:\n" + e.message); hidemaru.setVar("$post", ""); } } if ($post == "") { return; } callmethod #http, "send", $post; if (!getresultex(10)) { message "API送信に失敗しました。"; return; } $resp = getpropstr(#http, "responseText"); #code = getpropnum(#http, "status"); if (#code != 200) { message "APIエラー (code=" + str(#code) + ")\n" + $resp; return; } jsmode "WebView2"; js { try { let obj = JSON.parse(hidemaru.getVar("$resp")); let answer = obj.candidates[0].content.parts[0].text.trim(); hidemaru.setVar("$answer", answer); } catch (e) { message("JSON解析エラー:\n" + e.message); hidemaru.setVar("$answer", ""); } } return;

秀丸の外へ:Web版の誕生

ここまで来たら次は何をしたくなるか。言うまでもありません。秀丸エディタがなくても使えるようにしたいのであります。

そこでAIエディタにPHPコードを書いてもらって、Webサーバーで動かしてみた。するとこれがあっさり動いてしまった(実はバグ潰しに10回ぐらいは書き直してもらった)。URLを知っていれば、秀丸エディタがインストールされていない環境からでもブラウザひとつでローマ字→日本語変換ができるようになったのであります。秀丸マクロという城壁の中に閉じ込められていた魔法が、ついにインターネットの大海原に漕ぎ出したという次第です(危ないから一般公開しないよ)。

v1.0
範囲選択
+ ショートカット
v2.0
改行
+ ショートカット
v3.0
Web版
ブラウザで動作
v4.0???
常駐プログラム
ホットキー一発

次なる野望:日本語入力の歴史を変える(ホントかな?)

さて、もう次の目標は見えているのであります。

Windowsに常駐プログラムを作って、
どんな入力欄でもホットキー一発で呼び出し、
ローマ字ダダ打ちした文字列を
日本語の漢字仮名交じり文に変換する。

夢の日本語入力

これができれば、Google日本語入力もATOKもさようなら。
日本語入力の歴史が変わる。

……と大見得を切ってみたものの、本当にそんなことが出来るのかどうか。まあ、出来るか出来ないかは別として、思いついたら試さずにはいられないという、この性分だけは30年間まったく変わっていないのでした。結局のところ、人間を動かすのは「便利にしたい」という怠惰と、「面白そうだ」という好奇心の二本立てであるという話です。


昨日完成したはずのものが、
今日にはもう古くなっている。
技術とは、そういうものなのかもしれません。

さあ、次の一手間を省きに行こう。

……ホントかな?

AIが、過去に例を見ないものだから魚拓を取っておけと言うので、魚拓を取っておきました。

https://megalodon.jp/2026-0530-2110-33/https://aki-asahi.blogspot.com:443/2026/05/ai3.html

2026年5月29日金曜日

ローマ字をダダ打ちして、AIに日本語に変換してもらう[その2]

昨日の投稿の続きであります。

突然ですが皆様、ローマ字のダダ打ち、つまり漢字変換などというまだるっこしい作業を完全に放棄し、ただひたすらにローマ字だけを打ち込み続けるという、昨日のアイデアの続きです。
AIの力で一気に日本語へ変換させる魔法のシステムを構築いたしました。
私が30年もの長きにわたり愛用し、もはや身体の一部と化している『秀丸エディタ』用のマクロであります。
もちろん、コードを書いたのは私ではなく、AIエディタのCursor先生という次第です。

今回採用した頭脳は、Gemini AIのモデルの中でも最速かつ最安を誇る「gemini-3.1-flash-lite」。
こいつを使って、秀丸マクロから直接GoogleのAPIを叩き、流し込んだローマ字を自然な日本語に変換してもらおう、という目論見です。
昨今流行りのローカルLLMなどという、PCのストレージを無駄に圧迫する得体の知れない代物をインストールする必要など一切ありません。我々のような一庶民が、一日数十万字も猛烈に入力するわけでもないのですから、APIの利用料金など、路傍の石にも等しい微々たるものであります。私は有料枠のAPIを設定しましたが、多分無料でも十分行けると思います。ただ混雑しているときは待たされるので、有料枠のAPIを使ったほう良い、私からのささやかなアドバイスです。普通の人だったら一月使って数十円のレベルです。

ウチのブログをご覧になっているような、DIY精神あふれる方々なら全く問題ないでしょう。
ご興味のある方は、ぜひこの秀丸エディタと以下のマクロの組み合わせを試してみてください。秀丸エディタを持っていないんで、サクラエディタでやりたい場合はどうすればいいか?とかそういう事はもうAIに聞いてくれ。

使い方は極めてシンプル。

  1. 取得したGemini API KeyをWindowsの環境変数(Gemini_API_KEY)に設定。
  2. 以下のコードを「romaji_convert.mac」とでも名付けて秀丸のマクロフォルダに放り込み、マクロ登録。
  3. あとは適当なショートカットキーに割り当てておけば、キー一発で呪文が発動します。

日夜、文章書きという名の終わらない作業と格闘している同好の士に、是非ともおすすめしたい一品なのでした。このままでも全然使えますが、あとは自分が使いやすいように勝手にコードを改変して使ってください。
さあ、今日もひたすらキーボードを叩くとしましょう。

romaji_convert.mac
// -------------------------------------------------------------
// ローマ字一括変換マクロ (Gemini API 直接呼び出し)
// 対象: 秀丸エディタ Ver 9.40 以上 / Windows 10 以上
//
// 環境変数 Gemini_API_KEY に API キーを設定して使用します。
// 参考: GoogleGeminiに問い合わせ.mac (秀まるお氏)
// -------------------------------------------------------------

$api_key = getenv("Gemini_API_KEY");
$model   = "gemini-3.1-flash-lite";

if ($api_key == "") {
    message "環境変数 Gemini_API_KEY が設定されていません。\n秀丸を再起動するか、システムの環境変数設定を確認してください。";
    endmacro;
}

if (!selecting) {
    selectline;
}

$romaji = getselectedtext();
if ($romaji == "") {
    message "変換対象が選択されていません。";
    endmacro;
}

delete;

#http = createobject("Msxml2.XMLHTTP");
if (#http == 0) {
    #http = createobject("Microsoft.XMLHTTP");
    if (#http == 0) {
        message "XMLHTTPオブジェクトの生成に失敗しました。";
        insert $romaji;
        endmacro;
    }
}

$url = "https://generativelanguage.googleapis.com/v1beta/models/" + $model + ":generateContent?key=" + $api_key;

callmethod #http, "open", "POST", $url, false;
callmethod #http, "setRequestHeader", "Content-Type", "application/json";

jsmode "WebView2";
js {
    try {
        let romaji = hidemaru.getVar("$romaji");
        let obj = {
            system_instruction: {
                parts: [{
                    text: "あなたはローマ字を日本語に変換する専用ツールです。入力されたローマ字(ヘボン式/訓令式)を、音に忠実に自然な漢字かな交じり文に変換してください。助詞・語尾・接続詞は変えないこと。変換後のテキストのみ出力し、説明・挨拶・補足は一切出力しないこと。"
                }]
            },
            contents: [{
                parts: [{ text: romaji.trim() }]
            }],
            generationConfig: {
                temperature: 0.1,
                maxOutputTokens: 1024
            }
        };
        hidemaru.setVar("$post", JSON.stringify(obj));
    } catch (e) {
        message("JSON生成エラー:\n" + e.message);
        hidemaru.setVar("$post", "");
    }
}

if ($post == "") {
    insert $romaji;
    endmacro;
}

callmethod #http, "send", $post;
if (!getresultex(10)) {
    message "API送信に失敗しました。";
    insert $romaji;
    endmacro;
}

$resp = getpropstr(#http, "responseText");
#code = getpropnum(#http, "status");
if (#code != 200) {
    message "APIエラー (code=" + str(#code) + ")\n" + $resp;
    insert $romaji;
    endmacro;
}

jsmode "WebView2";
js {
    try {
        let obj = JSON.parse(hidemaru.getVar("$resp"));
        let answer = obj.candidates[0].content.parts[0].text.trim();
        hidemaru.setVar("$answer", answer);
    } catch (e) {
        message("JSON解析エラー:\n" + e.message);
        hidemaru.setVar("$answer", "");
    }
}

if ($answer == "") {
    insert $romaji;
    endmacro;
}

insert $answer;

endmacro;

2026年5月28日木曜日

ro-majiwodadautisite AIninihogonobunshounisitemoraujikkenn

BLOG 2026.05.28 EXPERIMENT #IME #AI #TouchTyping

ローマ字ダダ打ち×AI変換
─ 次世代IMEの夜明け

$ romaji_input --mode dadauchi --convert ai
思考スピード = 入力スピード
── ROMAJI → AI → 日本語 ──

今日は新たな実験をしたいと思います。皆さん、いくらタッチタイピングが出来ても、日本語変換にどうしても時間がかかってしまって、思考スピードに打鍵が追いついてこないという悩みはありませんでしょうか?そこで今日はローマ字ダダ打ちして、AIに日本語文章に直しておらうという実験です。以下ダダ打ちしたローマ字、とAIが直した日本語です。


実験:ローマ字ダダ打ち → AI変換

jisedaino IME no aideawokangaeta. toiuka mou kangaeteiruhitoha ooitoomoukedo, IMEdenihongohenkannki-wonakusite, ro-majiwosonomamautikondeikutokattenibunmyakuwohandansite, IMEga nihongonobunshouninaositeurerutoiumonodesu. sounaruto, ro-majinodakennsupi-dogasonomamanihongononyuuryokumojisuuninarunodetotemobenrininarutoomoimasu.tashounogojidatujigurainaraAIganaositekurerunode,korekosohontounisikousupi-dotonyuuryokusupi-dogaonajininarimasu.

次世代のIMEのアイデアを考えた。というか、もう考えている人は多いと思うけど、IMEで日本語変換キーをなくして、ローマ字をそのまま打ち込んでいくと勝手に文脈を判断して、IMEが日本語の文章に直してくれるというものです。そうなると、ローマ字の打鍵スピードがそのまま日本語の入力文字数になるので、とても便利になると思います。多少の誤字脱字ぐらいならAIが直してくれるので、これこそ本当に思考スピードと入力スピードが同じになります。

tinamini konobunshoumo ro-majiwodadautisiteAIninihongonomojininaosietmorattamonodesu.

ちなみに、この文章もローマ字をただ打ちしてAIに日本語の文字に直してもらったものです。

─── ◆ ◆ ◆ ───
onseinnyuuryokugahattennsiteirutohaie,PCnomaedebutubutuitteiruhitowosouzousitemitekudsai, soreha tannnaruabunaihitoesu.onseinyuuryokuwohitomaedetokakaishadehatukaetamonodehaarimasen.

音声入力が発展しているとはいえ、PCの前でブツブツ言っている人を想像してみてください。それは単なる危ない人です。音声入力を人前とか会社では使えたものではありません。

ro-majidakewonnyuuryokusuruIMEgadekitarajinruinoookinahattenntoiemashou,sositewatasiga30nenmaenirenshuusitaMikaTypega,matahinomewomirusonoshunkandesu.

ローマ字だけを入力するIMEができたら、人類の大きな発展と言えましょう。そして私が30年前に練習したMikaTypeが、また日の目を見るその瞬間です。

minasan,taipinguhakakonogijutudehaarimasen, imanojidaimohissunomonotoiemashou. watasidemoro-majidadautisiteAIninihongonobunshounihenkansurutoiukotowoomoitukukuraidesukara,moukasikoihitohakangaeteite,sonoutinijissousarerunitigaiarimasen.

皆さん、タイピングは過去の技術ではありません。今の時代も必須のものと言えましょう。私でもローマ字ただ打ちしてAIに日本語の文章に変換するということを思いつくくらいですから、もう賢い人は考えていて、そのうちに実装されるに違いありません。

─── ◆ ◆ ◆ ───
soremotikaishourainina.

それも近い将来にな。

sakki geminiAInisoudansitara ro-karuLLMnonakademokaruimoderudemojissoudkiruyounakotowoiwaretanode,kongojikangaarutokinidemotamesitemitaitoomotteimasu.

さっきGemini AIに相談したら、ローカルLLMの中でも軽いモデルでも実装できるようなことを言われたので、今後時間があるときにでも試してみたいと思っています。

soredehaminasangokigenyou, tattitaipingu banzai.

それでは皆さんごきげんよう、タッチタイピング万歳。


実験結果:日本語入力の未来は明るい

どうです皆さん?
自分が誤字脱字したものよりも
ずっと正確な日本語の文章
直してくれています。

なんというか日本語入力の未来は明るい兆しがある、
そんな気がしました。

以下、AIと壁打ちしていて、AIが出してきた文章です。


AIが語る「変換キー」というボトルネック

AI RESPONSE

タイピングのボトルネックの大部分は「変換キーを押して、正しい漢字候補を目で探して選択する」という脳と指のストップ&ゴーの作業にあります。

ローマ字の打鍵スピードをそのまま入力速度に変えられるのは、想像以上に大きな解放感があります。

この運用をローカルLLMでより快適にするための具体的なメリットや、実用性を高めるアイデアをいくつかご紹介します。

このやり方がもたらす3つの快適さ

1 「思考のスピード」で打ち続けられる
文章を書いているときに一番もったいないのは、「漢字変換に気を取られて、次に書こうとしていたアイデアを忘れる」ことです。 ローマ字垂れ流しスタイルであれば、頭に浮かんだ言葉をノンストップで指から出力できるため、思考を一切中断されません。

2 独自の「略語」も混ぜ放題
AIは前後の文脈を強力に補完するため、毎回すべてを正しいローマ字で打つ必要すらなくなります。

入力例: mtg no sgniw ntuite asita hnasitai AIの変換予測: 「ミーティングの議事録について明日話したい」

このように、自分だけの超ショートカット打ち(mtg=ミーティング、gijirokuを省いてsgniwなど)を混ぜても、AIが文脈から「こう言いたかったんだな」と綺麗に超訳してくれます。

3 ホームポジションから手を動かさない
変換キーやスペースキーの連打、矢印キーでの文節区切りの調整が不要になります。 アルファベットのキーだけをリズミカルに叩き続け、最後にショートカットキー(例えば Ctrl + Enter など)でAIに一発変換させるという、無駄な動きが一切ないタイピング環境が作れます。


さらに快適にするための「設定のアイデア」

AI RESPONSE

ローカルLLM(LM Studioなど)を裏で常時起動しておき、以下のような組み合わせで運用すると、もはや「未来のIME」として機能します。

クリップボード連携ツールの活用: Clibor などのクリップボード履歴ソフトや、キー入力をトリガーにするマクロツールと組み合わせる。

操作の流れ

メモ帳で
ローマ字を
バババッと打つ
全選択してコピー
Ctrl+A → Ctrl+C
ショートカットキーで
ローカルLLMのAPIが走る
クリップボードが
綺麗な日本語
置き換わる

これなら、わざわざAIのチャット画面を開いてコピペする手間すらなくなり、あらゆるアプリ(ブラウザ、メール、Excelなど)の上でこの「爆速ローマ字入力」が使えるようになります。

タイピングの概念が変わる非常に面白いアプローチですので、手元のローカルLLMでぜひ実験してみてください。


秀丸エディタに「魔法」を仕込む

私はちょっと長い文章を書くのは大概は一度秀丸エディタの上で書いて、それをコピー・ペーストしてメッセージ入力欄にいれてからという場合が多いです。AIに指示を出すにも、AIのメッセージ欄に直接打ち込んでいると、途中で改行を入れたつもりがAIに送ってしまって、AIにちょっと待って!と言わなければならないという手間を省くためです。秀丸エディタに魔法の入力方法を仕込んでおけば、私の場合は大概困らなくなる、そう思いつきました。

AI RESPONSE

その使い方は、テキスト作成やAIへのプロンプト作成において究極に合理的でスマートなワークフローですね!

おっしゃる通り、AIの入力欄で Shift + Enter のつもりだったのに、うっかり Enter だけを押してしまって中途半端な状態で送信されてしまう「誤送信」は、誰もが一度はストレスを感じるポイントです。

いつも使い慣れていて、動作が軽快で、勝手に送信される心配が絶対にない「秀丸エディタ」の上でまずは思考をすべて吐き出すというのは、最高の下書き環境です。

その秀丸エディタにこの「魔法の入力方法」を仕込むのであれば、実は外部の複雑なツールを使わなくても、「秀丸マクロ」を活用するだけで、今すぐ完全ローカルで自動化システムを構築できます。

秀丸エディタに仕込む「3つの圧倒的メリット」

1 誤送信が100%発生しない
秀丸の上でどれだけ Enter を連打しようが、途中でじっくり推敲しようが、AIに送信されることはありません。完全に自分のペースで、ローマ字を書き殴ることができます。

2 いつものショートカットキー一発で日本語化
文章をローマ字でバババッと書き終えたら、あらかじめ設定したショートカットキー(例えば Ctrl + F12 など)をポンと押すだけで、その場で一瞬にして綺麗な日本語に化けさせることができます。

3 そのままいつもの場所にコピペできる
日本語に変換されたら、あとは Ctrl + A → Ctrl + C でコピーして、メッセージ欄にペーストするだけです。

秀丸でどうやって実現する?(技術的な仕組み)

秀丸マクロを使って、以下のような処理を裏で走らせることで実現できます。

  1. 秀丸上で選択したローマ字テキスト(または全テキスト)を取得する
  2. 秀丸の runex コマンドを使い、バックグラウンドでローカルLLM(Ollamaなど)のAPIにそのテキストを投げる
  3. AIから返ってきた「綺麗な日本語」を受け取り、秀丸上の元のテキストと置き換える

秀丸マクロの構成イメージ(Ollama等を使う場合)

// 選択されているローマ字テキストを取得 $romaji = gettext(seltopx, seltopy, selendx, selendy); // バックグラウンドでローカルAI(1.2Bモデルなど)を呼び出すコマンドを実行 // プロンプト:以下のローマ字を自然な日本語に直して、結果だけを出力してください。 $cmd = "curl http://localhost:11434/api/generate -d \"{\\\"model\\\":\\\"lfm2.5-1.2b\\\",\\\"prompt\\\":\\\"" + $romaji + "\\\",\\\"stream\\\":false}\""; // 実行して結果を取得し、選択範囲に上書き貼り付け insert runex( ... );

※OllamaなどのローカルLLM環境がパソコンに入っていれば、このような数行のマクロを登録し、キーボードのショートカットに割り当てるだけで「自分専用の超爆速AI変換エディタ」が完成します。


ローマ字ダダ打ち、
なかなか面白い実験でありました。
日本語入力の未来は、
案外すぐそこにあるのかもしれません。

タッチタイピング万歳。