2026年9月3日木曜日

ペルシャ語歴史資料のAI翻訳

📜 HISTORY 🤖 AI TRANSLATION 🕌 PERSIAN
تاریخ جهانگشای ─ جامع‌التواریخ
ペルシャ語歴史資料の
AI翻訳
◆ ─── ◇ ─── ◆
PERSIAN HISTORICAL MANUSCRIPTS × AI

AIの使い方を学んだり練習するために、仕事の合間に何かやるべきことを探しておりました。しかし事務仕事はすでにAIツールを拵えてあるし、特段やるべきこともないという、暇を持て余した中途半端な店主であります(本当は仕事はかなり忙しいんですよ)。

そこで思い出したのが写本という概念でありました。いつの時代も古い書物を書き写すという行為は、人知を超えて価値を生むものだと友人が言っていたし、ちょうど今季はTVアニメ「天幕のジャードゥーガル」が放映されている。ならばモンゴル史でも探ってみようかと、調べてみた次第であります。調べると言ってもAIに聞くんだけどね。

それにしてもAIが一般的になってから、自分でGoogleサーチの深淵に潜り込んで獲物を仕留めるということをほとんどしなくなった。気がつけばGoogleでサーチワードを入力するだけで、勝手にAIモードなるものが展開されて詳しく解説してくるという、まあ便利といえば便利だが、たまにAIが吹く法螺に騙されるのが困りものなのです。


ペルシャ語に書かれたモンゴルの歴史

以前和訳した元史というものがあるのだけれど、元史はモンゴル史としての資料的価値はあまり高くないようです。で、調べていくうちに驚くべきものに遭遇しました。

史料名 言語 / 編纂地 強み 弱み
『世界征服者史』 ペルシア語
(イラン)
著者自身が帝国中枢を目撃した同時代性。中央アジア(チャガタイ・ウルス)の初期情報に強い。 文体が非常に難解(極端な修飾語が多い)。イルハン朝成立(1250年代)以降の歴史はカバーしていない。
『集史』 ペルシア語
(イラン)
皇室の秘密(金冊)を反映した最高峰の正確性。遊牧部族の系図やハンの伝記が極めて詳細。 イルハン朝の君主に配慮した政治的忖度(プロパガンダ)が含まれることがある。
『元史』 漢文
(中国・明代)
中国本土(大元ウルス)の社会・経済・官僚制度・科学技術の圧倒的なデータ量。 チンギス・ハン初期の遊牧社会の描写や、他ウルス(汗国)の記述が極めて貧弱。

不勉強で恐縮ですが、「集史」とか「世界征服者史」なんてものがこの世に存在しているとは全然知らなかったのであります。そもそもモンゴルといえば遊牧民で、元々文字を持っておらず、何となくメチャメチャ強いけど大雑把な集団という、私の頭の中には、かなり間違った思い込みが居座っておったわけです。

モンゴル人が歴史資料を残さなくても、色目人が勝手に残したんだろう、ぐらいに思っていたのだが、それも違うらしい。

「モンゴル人が自国の歴史を文字で残したいという強い意志を持ち、その最高責任者として色目人や知識人の専門スキルを利用して作らせた」

ということらしいのです。ずいぶんと誤解をしていて申し訳なかった。私も知らず知らずのうちに中華史観という名の色眼鏡に囚われてしまっていたのですね。50年以上生きてきて、こういう基本的な認識すらずれているとは、自分のおめでたさに改めて感服する次第であります。

中華史観という名の落とし穴

具体的にどんな罠にはまっていたかというと、こういうことです。

  • ×独自の文字を持たない(あるいは後から採用した)遊牧民は、文化的に遅れている。
  • ×歴史書を編纂していない(見当たらない)から、歴史を記録する意識が低かった。
  • ×実際に文章を書いたのが中国人(漢人)やペルシア人(色目人)なら、主導権も彼らにあったはずだ。

これらはすべて、「本や文字という形に残したものだけを文化の基準とする」
中華史観(農耕民側の視点)の罠
です。


ペルシャ語原典との格闘

私の無知を思い知ったところで、じゃあ「集史」とか「世界征服者史」をペルシャ語の原文からAIに和訳させてみようと決めたのであります。

しかし「AIに塩梅よくやってくれ」と丸投げすれば万事解決、というわけにはいかない。まず私はアラビア文字が読めない。ペルシャ語に至っては完全なる暗闇の中にいるのであります。このあたりが漢文のAI和訳とはまったく前提が違ってくるわけでして、漢文なら少なくとも学生のときに漢文を習っているし、私は外国の学校で1年半くらい中国語を習っている。そもそも日本人なら漢字を見れば何となく雰囲気は伝わるが、アラビア文字は呪文とかアストラギウス銀河で使われている文字の類にしか見えないという絶望的状況です。

ペルシャ語の原典を探してきて、AI OCRをさせて、様々な(高額ではない)AIモデルで良い結果を出すものをテストして、というように、AIトークンという名の軍資金を盛大に浪費しながら、何とかペルシャ語歴史資料をAIで和訳するという、世間的には正気を疑われかねない一連の手法に至った次第であります。

成果物

とりあえず這々の体で出来上がったものがこちらの3つです。世界征服者史が完成していないのは、膨大な量のうち半分ほどまで進んでいるものの、AIトークンの回復待ちという、まるで体力ゲージが回復するのを待っているRPGのような状態だからであります。もうこれ以上AIトークンを無駄にする気持ちはサラサラ無いので使用枠が回復するのを待ってのんびりやっていきます。

📚
ラシードゥッディーン著
🐎
ムガル帝国建国記
🏛️
本邦初?

ワッサーフ史の日本語翻訳はおそらく公開されていないと思われるので、本邦初かもしれませんよ? まあAI翻訳だけどね。バーブル・ナーマは本来の原本がトルコ系のチャガタイ語らしいのだが、原典が手に入らなかったのでペルシャ語版を使いました。バーブル・ナーマは読み物としてなかなか面白いです。歴史資料なのに時々人間味溢れる感想が挟まってくるのが良い。

2026年8月26日水曜日

地球の裏側へ スマートタグの旅 5

SMART TAG ADVENTURE ● TRACKING
NAGOYA → TOKYO → PARIS CDG → SANTIAGO → ANTOFAGASTA → QUILLAGUA
地球の裏側へ
スマートタグの旅 5
🚚
A SMART TAG'S JOURNEY — PART 5
SANTIAGO → ANTOFAGASTA → MARÍA ELENA ── QUILLAGUA?

地球の裏側へ スマートタグの旅 4 の続きです。

前回サンティアゴ国際空港の税関で止まっていましたが、動きがありました。


現在の経路

NAGOYA ✓→ TOKYO ✓→ PARIS CDG ✓→ SANTIAGO ✓→ ANTOFAGASTA ✓→ MARÍA ELENA QUILLAGUA

追跡ログ(続き)

2026/08/13 ── 🇨🇱 サンティアゴの集配局へ移動

空港から東に10kmほどの場所にあるサンティアゴの集配局らしき所に移動しました。

2026/08/17 ── 🇨🇱 アントファガスタの郵便局へ移動

8月17日にアントファガスタの郵便局に移動しました。直線距離 約1,100km 遠いですね。

アントファガスタ郵便局のストリートビュー

アントファガスタの郵便局はストリートビューで見るとこんな感じです。

2026/08/18 ── 🇨🇱 マリア・エレナへ移動

8月18日、マリア・エレナという町に移動しました。

2026/08/26 現在 ── 🇨🇱 マリア・エレナで滞留中

目的地まであと100kmほどです。

8月26日時点で、まだマリア・エレナで止まったまま動きません。郵便車もなかなか行かないような相当な僻地なのでしょうか?

目的地はすぐそこですが、まだまだ時間がかかりそうです。


マリア・エレナとは?

🤖 AI の説明

チリ北部のアタカマ砂漠に位置するマリア・エレーナ(María Elena)です。

  • 現役最後の硝石企業城下町 かつてチリ北部に多数存在した「チリ硝石(カリ石灰・硝酸ナトリウム)」採掘・精製拠点(オフィシーナ・サリトレラ)の中で、現在も実際に人々が暮らし稼働し続けている世界唯一の町です。化学肥料・リチウム大手のSQM社が拠点を置いています。
  • 独特な都市構造(八角形・放射状レイアウト) 1920年代にアメリカのグッゲンハイム家によって最新技術とともに建設されました。中央広場を中心に放射状・八角形に広がる機能的な都市計画が採用されており、上空から見ると幾何学的な街路パターンが特徴です。
  • 過酷な乾燥気候と歴史遺産 世界で最も乾燥した地域の一つであるアタカマ砂漠の真ん中にあり、雨はほとんど降りません。1920年代のアール・デコ調の建築や歴史的な学校、劇場、教会などが残り、チリの国家歴史記念物(歴史遺産地区)に指定されています。

マリア・エレナで足止め中。
目的地まであと100km……
キリャグアはもうすぐそこ。

── 次の反応を待っています ──

── TO BE CONTINUED ──

2026年8月10日月曜日

地球の裏側へ スマートタグの旅 4

SMART TAG ADVENTURE ● TRACKING
NAGOYA → TOKYO → PARIS CDG → SANTIAGO → QUILLAGUA
地球の裏側へ
スマートタグの旅 4
📦
A SMART TAG'S JOURNEY — PART 4
SANTIAGO SCL ── STUCK IN CUSTOMS?

地球の裏側へ スマートタグの旅 3 の続きです。

前回、2026年8月4日にサンティアゴ空港に到着してから、本日8月10日時点で、ほぼ動きがありません。


現在の経路

NAGOYA ✓→ TOKYO ✓→ PARIS CDG ✓→ SANTIAGO SCL QUILLAGUA

追跡ログ(続き)

2026/08/07頃 ── 🇨🇱 空港近くの倉庫へ移動

空港から2kmほど離れた近くの倉庫(Bodenor Flexcenter)に動いたようです。

サンティアゴ倉庫の位置
2026/08/10 現在 ── 🇨🇱 同じ場所に滞留中(3日経過)

ここに移動してから3日ほど経っています。通関待ちの状態なのか、通関を終えて次の行き先のトラックを待っている状態なのか、現状さっぱりわかりません。


サンティアゴ空港税関の評判

ちなみにサンティアゴ空港税関の評価は最悪で、Google mapのクチコミ欄を見ると、これはいつになったら通関が終わるのかさっぱりわからない状態です。

Google Mapの税関クチコミ

★1の口コミに対して、税関が官僚的な定型文を返信をしているのも芸術点が高いです。それは業務中にやらなくてもいいから、、、という気分です。

どこの税関も似たようなものですが、中国の激安国際通販の品物がこの2年ほど大量に流れてきているので、税関の処理能力がパンクしてしまっているという理由が大きいのだと思います。

口コミを見ていると数ヶ月かかっても税関から出てこないというケースもあるようで、これは長丁場になりそうだと、半ば諦め気分です。別の場所に送ってみるのもありかな?と思っています。

サンティアゴの税関で足止め中。
通関待ち?トラック待ち?
キリャグアはまだ遠い……

── 次の反応を待っています ──

── TO BE CONTINUED ──

2026年8月4日火曜日

地球の裏側へ スマートタグの旅 3

SMART TAG ADVENTURE ● TRACKING
NAGOYA → TOKYO → PARIS CDG → SANTIAGO → QUILLAGUA
地球の裏側へ
スマートタグの旅 3
A SMART TAG'S JOURNEY — PART 3
PARIS CDG → SANTIAGO SCL ── ARRIVED IN CHILE

地球の裏側へ スマートタグの旅 2 からの続きです。


現在の経路

NAGOYA ✓→ TOKYO ✓→ PARIS CDG ✓→ SANTIAGO SCL QUILLAGUA

追跡ログ(続き)

2026/08/03 06:00頃(日本時間)── 🇫🇷 パリ出発

パリのシャルル・ド・ゴール空港で、日本時間の午前6時頃に反応がなくなりました。おそらく飛行機に乗ったのでしょう。

パリ出発前の反応
── 最終確認スクリーンショット パリ最終確認

パリ-サンティアゴの直行便だと予想すると以下のフライトの可能性が高いです。

エールフランス航空 AF406便

パリ出発(現地時間):23:20 / (日本時間):翌朝 6:20

サンティアゴ到着(現地時間): 翌朝 07:50 / (日本時間): 午後8時50分


ボリビアでの謎の反応

2026/08/03 18:00頃(日本時間)── 🇧🇴 ボリビア上空?

スマートタグの反応がなくなって12時間後ぐらい後に、ボリビアで反応しました。

ボリビアでの反応

何ここ?ボリビアの山の中ですよ? ポトシ銀山あたりです。近くに大きな空港はありません。

ボリビア ポトシ銀山付近の地図

これはありえないだろう?おそらく飛行機の中で搭乗中の誰かのスマートフォンに反応したのでしょう。今まで飛行機の中では一切反応しなかったので、こういうこともあるのだなと。

ボリビア ストリートビュー

サンティアゴ到着!

2026/08/03 20:43頃(日本時間)── 🇨🇱 チリ・サンティアゴ空港

日本時間 2026年8月3日 20時43分頃(現地時間 07:43頃)、チリのサンティアゴ空港で反応しました。エールフランス航空 AF406便で間違いなかったようです。

ボリビア上空 飛行機内の反応

正式名称は「インテルナシオナル・アルトゥーロ・メリノ・ベニテス空港」というらしいですが、長くて覚えられませんね。どうでもいい話ですけど、中部国際空港(セントレア)は別名「織田信長空港」にしたら良いのに、と思っている私です。


現在の状況

2026/08/04 07:20 ── 🇨🇱 サンティアゴ空港の倉庫(最新)


2026年8月4日 7時20分 現時点での最新状態は、空港の倉庫にいるようです。ここから通関があって、チリ北部のアタカマ砂漠の真ん中まで長い旅が残っています。空路なのかトラック輸送なのか、これからの道程に期待です。

チリに着いた!でも目的地のキリャグアはまだ遠い。
通関を越えて、アタカマ砂漠まで無事届くのか?
次の反応はどこから来るのでしょうか。

── 次の反応を待っています ──

── TO BE CONTINUED ──

2026年8月3日月曜日

地球の裏側へ スマートタグの旅 2

SMART TAG ADVENTURE ● TRACKING
NAGOYA → TOKYO → PARIS → ??? → QUILLAGUA
地球の裏側へ
スマートタグの旅 2
A SMART TAG'S JOURNEY — PART 2
VIA PARIS CDG ── TRACKING IN PROGRESS

前回の投稿「地球の裏側へ スマートタグの旅」の続きです。

スマートタグに 動きがありました。


追跡ログ(続き)

NAGOYA ✓→ TOKYO ✓→ PARIS CDG ??? QUILLAGUA
2026/08/01 18:15頃 ── 羽田空港

羽田空港で反応がありました。

羽田空港で反応
2026/08/02 08:36 ── 羽田空港(積み込み?)

飛行機に積まれるところでしょうか?

羽田空港 積み込み
2026/08/02 09:09 ── 羽田空港近くの海上

もしかして離陸したのでしょうか?よくわかりませんが、羽田空港近くの海の上で反応しました。

羽田空港近くの海上

これから8月3日午前0時頃まで一切反応はありませんでした。

2026/08/02 23:57頃 ── 🇫🇷 シャルル・ド・ゴール空港(パリ)

何とシャルル・ド・ゴール空港で反応がありました!

シャルル・ド・ゴール空港

シャルル・ド・ゴール空港のターミナル2です。

ターミナル2

まさしくパリの郊外東北部。アメリカ経由で南米に行くと思っていたのですがヨーロッパ経由だったので、ちょっと驚きました。

パリ郊外東北部の地図

推定フライト

大体の出発時間と到着時間を元にAIで便名を調べてもらったところ、このあたりの便のようです。

便名 羽田発(日本時間) パリ着(現地時間) パリ着(日本時間換算)
AF279 9:05頃 16:50頃 23:50頃
JL45 8:30頃 16:35頃 23:35頃

現在の状況

2026/08/03 06:04 ── 最新の位置情報 8月3日の位置情報 パリでの位置確認

3日前に名古屋郊外にいたスマートタグが今パリに居るというのはちょっとした感動を覚えます。

朝6:04から数時間全く動かず反応もないので、もしかしたら次の経由地もしくはサンティアゴへの便に乗ったのかもしれません。

ここから、一気にチリに飛ぶのでしょうか?
もしくはまたどこか経由するのか?
経路を追うのが楽しみです。

── 次の反応を待っています ──

── TO BE CONTINUED ──