週が明けて月曜日となりました。
そうなんです。まだ試作をやっているのです。
どうしても一箇所気になる部分があって、この部分の調整をして、今度はホントのホントに最終試作です。
一旦刃型を作ってしまったらもう修正が効かないので、どうしても試作も最後に近くなると実に細かい部分の調整が続きます。
試作21号。
先ほどデータを刃型屋さんに送りました。
X10の試作が一段落いたしましたので、E-PM1スナップケースのサンプル作りをやって行きます。
具体的にはミシン掛けをするわけですね。
サンプルも結構な量になるんです。
2012年1月30日月曜日
2012年1月28日土曜日
FinePix X10ケースの試作 その3
そろそろ最終試作に近い状態です。
これで良いんじゃないかな。
それでも、気になるところがあるので、もう一度試作してみます。
昨日曲げた刃型を設計変更で曲げ直します。
何というか、動物クッキーみたいな形状ですね。フタコブラクダの出来損ない、そんな感じでしょうか。
昨日曲げた刃型は勿体ないですが廃棄してしまいます。出来が悪いからではなく、設計変更になったからです。
試作18号。おそらく最終試作です。
直前のものと何が違うかというと、このボタン周りの部分右側切り口。ちょっと設計変更して、ここの締まりが格段に良くなりました。
さて話は変わって、先ほどE-PM1用スナップケースの最後の刃型が届きました。
底部分のパーツに手縫いをするためのミシン目を入れる刃型です。
昼からこのパーツ用の治具を作り、サンプルケースの製作を始めたいと思います。
試作19号。結局、もう1個だけ試作しておこう、という感じで試作が延々と続くのです。
そうは言っても、試作を怠って失敗したことは多々ありますが、試作を余分にやったところで後悔したことはありません。存分に試作をすればいいのです。
試作20号。同じ革ばかりだと問題が見つけづらいので、革を変えて試作しました。
これで最終試作でOKでしょう。
月曜日にデータを刃型屋さんに送って、本裁ち用の刃型を発注いたします。
これで良いんじゃないかな。
それでも、気になるところがあるので、もう一度試作してみます。
昨日曲げた刃型を設計変更で曲げ直します。
何というか、動物クッキーみたいな形状ですね。フタコブラクダの出来損ない、そんな感じでしょうか。
昨日曲げた刃型は勿体ないですが廃棄してしまいます。出来が悪いからではなく、設計変更になったからです。
試作18号。おそらく最終試作です。
直前のものと何が違うかというと、このボタン周りの部分右側切り口。ちょっと設計変更して、ここの締まりが格段に良くなりました。
さて話は変わって、先ほどE-PM1用スナップケースの最後の刃型が届きました。
底部分のパーツに手縫いをするためのミシン目を入れる刃型です。
昼からこのパーツ用の治具を作り、サンプルケースの製作を始めたいと思います。
試作19号。結局、もう1個だけ試作しておこう、という感じで試作が延々と続くのです。
そうは言っても、試作を怠って失敗したことは多々ありますが、試作を余分にやったところで後悔したことはありません。存分に試作をすればいいのです。
試作20号。同じ革ばかりだと問題が見つけづらいので、革を変えて試作しました。
これで最終試作でOKでしょう。
月曜日にデータを刃型屋さんに送って、本裁ち用の刃型を発注いたします。
2012年1月27日金曜日
FinePix X10ケースの試作 その2
昨日の続きをやって行きます。
これで基本形状は決まりということで、試作を進めて参りたいと思います。
現状、試作12号です。
裏革をつけて、縫製もして試作をしております。
試作13号です。
青い革が無くなったので、焦げ茶の革に変わりました。
試作とは関係ありませんが、またMAIIIクリッカーのご注文が入りましたので、梱包をいたします。
今年は年始から結構な勢いで売れて、嬉しいです。
さて次は刃を曲げて刃型を作ります。
刃型は小さいものの方が案外難しくて面倒なんです。
今回のは小さくて複雑な刃型です。外注しようかと思いましたが、自分でチャレンジしてみました。
2012年1月26日木曜日
FinePix X10ケースの試作 その1
E-PM1スナップケースも一段落して、あとは刃型待ちですので、FinePix X10のスナップケースを初めて見たいと思います。
いきなり底部の刃型が出来上がっていますけど、まあこれは私が時間があるときに曲げておいたものです。
底部分の革をカットいたします。
基本的にカメラの底部と同じ形状になっていることが重要です。
寸分狂わずに同じだと良いのか、というと、そうでもないので難しいところです。
これは作りながら必要に応じて、この刃型を作り直していきます。
工程自体は全く同じで、レーザーでカットして組み立てます。
いきなり底部の刃型が出来上がっていますけど、まあこれは私が時間があるときに曲げておいたものです。
底部分の革をカットいたします。
基本的にカメラの底部と同じ形状になっていることが重要です。
寸分狂わずに同じだと良いのか、というと、そうでもないので難しいところです。
これは作りながら必要に応じて、この刃型を作り直していきます。
工程自体は全く同じで、レーザーでカットして組み立てます。
E-PM1ケースの試作 その5
一通りの刃型・治具が揃いましたので、一つ作ってみました。
手前味噌で恐縮ですが、なかなか良い感じに仕上がっていると思います。
やっぱりスナップケースもたくさん作れば、それなりに慣れてきまして、新しいものを作る度に少しずつレベルが上がっているのを感じます。まぁ、少しずつですが。
刃型・治具類です。あとは、刃型が1つと治具が1つ増える予定です。揃った時点でサンプル写真を撮るためのサンプルケースを作っていきます。
上の3つの刃型は私が曲げて製作したものです。
こちらの3つの刃型は、刃型屋さんに発注したものです。正確さを求める刃型はプロに頼みます。
私も多少複雑な刃型を曲げられるようになりました。こんなのを自分で曲げたのですから、ちょっと偉いと思います。誰も褒めてくれませんので、自分で褒めることにいたします。
手前味噌で恐縮ですが、なかなか良い感じに仕上がっていると思います。
やっぱりスナップケースもたくさん作れば、それなりに慣れてきまして、新しいものを作る度に少しずつレベルが上がっているのを感じます。まぁ、少しずつですが。
刃型・治具類です。あとは、刃型が1つと治具が1つ増える予定です。揃った時点でサンプル写真を撮るためのサンプルケースを作っていきます。
上の3つの刃型は私が曲げて製作したものです。
こちらの3つの刃型は、刃型屋さんに発注したものです。正確さを求める刃型はプロに頼みます。
私も多少複雑な刃型を曲げられるようになりました。こんなのを自分で曲げたのですから、ちょっと偉いと思います。誰も褒めてくれませんので、自分で褒めることにいたします。
2012年1月25日水曜日
E-P3用カラー貼り革キット:フロント2枚+裏1枚
新商品1点のお知らせです。
E-P3用カラー貼り革キット:フロント2枚+裏1枚
随分と以前からリクエストをいただいていたのですが、なかなか手がつけられずやっと販売をいたしました。
裏蓋部分が増えた3ピースのキットです(税送料込み2000円)。
こういう細かい刃型は、結構値段が張ります。
裏蓋部分のみも販売いたします(税送料込み600円)。
ご希望の方は販売ページのリンクからご購入をよろしくお願いいたします。
E-P3用カラー貼り革キット:フロント2枚+裏1枚
随分と以前からリクエストをいただいていたのですが、なかなか手がつけられずやっと販売をいたしました。
裏蓋部分が増えた3ピースのキットです(税送料込み2000円)。
こういう細かい刃型は、結構値段が張ります。
裏蓋部分のみも販売いたします(税送料込み600円)。
ご希望の方は販売ページのリンクからご購入をよろしくお願いいたします。
2012年1月24日火曜日
E-PM1ケースの試作 その4
昨日、刃型屋さんにデータを送って注文をした刃型3点が今日上がってきました。
複雑なものにかかわらず、昨日の今日で上がってくるのはすごいです。さすがプロですね。
錆止めはしてくれてあるのですが、この部分は錆びやすいので、再度ブラックを吹き付けておきます。気温が低くて乾きが悪いので、ファンヒーターの前に置いて乾かしております。
型紙となる厚紙をレーザーカットします。
刃は755mmと10mmほど余裕を持って刃を用意して、曲げていきます。少しでも足りないと面倒なことになります。
では曲げていきます。
荒裁ち用の刃型ですので、それほど寸法にシビアでなくても構いません。大まかに型紙に沿っていればそれで充分用をなします。
それでも最後の接合部には気を使います。
ここに隙間が空いていたり、段差があったりすると、刃型として問題があります。
溶接して、補強して、錆止めをして、荒裁ち刃型が完成しました。
製作した日付もきちんと書いておくと、後々に良い記念となります。
本裁ち用の刃型と荒裁ち用の刃型を重ねると、荒裁ち用はほぼCADで設計した通り一回り大きなサイズとなっているのがおわかりいただけると思います。
これでいいのだ。
複雑なものにかかわらず、昨日の今日で上がってくるのはすごいです。さすがプロですね。
錆止めはしてくれてあるのですが、この部分は錆びやすいので、再度ブラックを吹き付けておきます。気温が低くて乾きが悪いので、ファンヒーターの前に置いて乾かしております。
本裁ち用の刃型が上がってきましたので、次なる仕事は荒裁ちをする刃型を作ります。
本裁ち用の刃型よりも一回り大きな刃型をCADで設計します。
刃の総延長を計算します。746.74mmという計算結果が出ました。
型紙となる厚紙をレーザーカットします。
刃は755mmと10mmほど余裕を持って刃を用意して、曲げていきます。少しでも足りないと面倒なことになります。
では曲げていきます。
荒裁ち用の刃型ですので、それほど寸法にシビアでなくても構いません。大まかに型紙に沿っていればそれで充分用をなします。
それでも最後の接合部には気を使います。
ここに隙間が空いていたり、段差があったりすると、刃型として問題があります。
溶接して、補強して、錆止めをして、荒裁ち刃型が完成しました。
製作した日付もきちんと書いておくと、後々に良い記念となります。
本裁ち用の刃型と荒裁ち用の刃型を重ねると、荒裁ち用はほぼCADで設計した通り一回り大きなサイズとなっているのがおわかりいただけると思います。
これでいいのだ。
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