今年も押し迫ってまいりました。年末のラッシュで当店も大忙しの状態です。今年は30日頃まで仕事をすると思います。年始はどうだろう?4日ぐらいからやろうかなと思っております。
昼休みの時間なんかを使ってパイプを削っているのですが、ブライヤーのパイプではなく、別の素材というのが面白いらしいということで、ヤフオクで安く花梨の木の瘤を落としてきました。
180×36×43mm
150~180×50×43mm
4本ぐらいパイプが作れそうな大きさです。送料込んで1300円。
チャンバー径20mm、チャンバー深さ40mmほどのサイズで、マウスピース込みで36グラム。結構軽いと思います。軽いということは要するに素材の密度が低いわけで、ブライヤーに比べてかなり楽に削れますが、その分耐久性という面では低いと思われます。瘤材(burl)なので杢がいい感じです。
早速バージニアの葉っぱを詰めて吸ってみますと、なんだか酸っぱいぞこれ?尋常ではないぐらい酸っぱい。葉っぱが酸化でもしているのか?と思いましたが、どちらかと言えば爽やかなフルーツ系の酸っぱさ。うーん、梅の酸っぱさに近いといえるかもしれません。どう見てもタバコの葉っぱが酸化してこうなったとかそういうものではないです。
どうやら木材が熱と水分で蒸れて醸し出している味のようです。決して嫌な味ではないですが、正露丸臭いラタキアの葉っぱを詰めても、やっぱり酸っぱいです。あの臭いタバコの味にパイプから出て来る素材の味が打ち勝っているわけです。すげーな。
しかも水分の吸い込みも半端ではなく、タバコが燃えるときに出てくる水分が、チリチリと音を立ててパイプに吸い込まれていきます。
試しにボウルにコンデンスミルクを塗って吸ってみました。おそらく皆さんも予想できるとは思いますが
甘酸っぱいです。
花梨の木でパイプを作ると全部が全部酸っぱくなるのか、それともこの個体がそうなのかはわかりません。ただ酸っぱい味がするパイプが出来上がったのは確かです。なかなかおもしろいものが出来上がりました。DIYというのは売り物ではないから何でもアリ、という世界の醍醐味の一端を味わったとともに、パイプというのは実に奥の深い世界なのだと認識したのでした。
2017年12月25日月曜日
2017年12月8日金曜日
3Dプリンターを待つ間にパイプ自作
水曜日に新しい3Dプリンターを手配して、木曜日(当店の定休日)に到着を待ちながら、その間に何かをやってやろうとおもいます。
実は先日、上の写真にある、パイプ1本、半加工パイプ1本、ブライヤー(パイプ用木材)のブロックを6個、 €70.88(約9400円 送料込みの値段)で手に入れてきました。
Pickaxeタイプ(ツルハシ形状)のパイプが円換算で3400円というのも随分安いと思うな。パイプなんかに金を出すのは馬鹿らしいと思っていましたけど、格好いい形状だし値段も手頃なのでついでに買ってしまいました。まあ送料というのが別にかかるのだけどね。
いきなりですが、未加工のブライヤーブロックを削ってやることにいたします。
さいしょですから安い方のブライヤーブロック(1.5ユーロの方)でやりましょう。
火皿の穴もマウスピースを差し込む穴も開いておりません。ただのブロックです。
Φ20のドリルで火皿の穴をあけてやり、煙道の穴をあけます。
両頭グラインダーで格闘2時間。ひたすら削りまくります。途中で写真をとるような余裕はありませんでしたので、いきなり染めもやった状態になります。
Oh NO! 一箇所削りすぎましたが、パテで埋めてごまかします。
そして、新しい3Dプリンターが届き、セットアップをします。
最初に何をプリントするか?というと、もう流れからしたらこれしかないだろう。
さっき削ったパイプ用のマウスピースをプリントいたします。
3Dプリンターは便利ですけど、時間がかかるのが欠点ですな。マウスピース程度のものをプリントするのに2時間ぐらいかかってます。
よーし、何とか格好はついた。
重量は38グラム。悪くない重さです。
素人が最初の一発目でブライヤーを削ったものにしては、なかなかのものだと本人は満足。
プロが作ったものと比べると全体から漂うオーラが根本的に違っていて、ちょっと貧しい雰囲気ですけど、並べて比べたりしなければ気にならないです。
あと6個残っています。自分でマウスピースをモデリングできて、3Dプリンターでプリントできるならブライヤーのブロックだけを買ってくれば激安(2ユーロとか3ユーロ)でパイプ自作を楽しめます。
実は先日、上の写真にある、パイプ1本、半加工パイプ1本、ブライヤー(パイプ用木材)のブロックを6個、 €70.88(約9400円 送料込みの値段)で手に入れてきました。
Pickaxeタイプ(ツルハシ形状)のパイプが円換算で3400円というのも随分安いと思うな。パイプなんかに金を出すのは馬鹿らしいと思っていましたけど、格好いい形状だし値段も手頃なのでついでに買ってしまいました。まあ送料というのが別にかかるのだけどね。
いきなりですが、未加工のブライヤーブロックを削ってやることにいたします。
さいしょですから安い方のブライヤーブロック(1.5ユーロの方)でやりましょう。
火皿の穴もマウスピースを差し込む穴も開いておりません。ただのブロックです。
Φ20のドリルで火皿の穴をあけてやり、煙道の穴をあけます。
両頭グラインダーで格闘2時間。ひたすら削りまくります。途中で写真をとるような余裕はありませんでしたので、いきなり染めもやった状態になります。
Oh NO! 一箇所削りすぎましたが、パテで埋めてごまかします。
そして、新しい3Dプリンターが届き、セットアップをします。
最初に何をプリントするか?というと、もう流れからしたらこれしかないだろう。
さっき削ったパイプ用のマウスピースをプリントいたします。
3Dプリンターは便利ですけど、時間がかかるのが欠点ですな。マウスピース程度のものをプリントするのに2時間ぐらいかかってます。
よーし、何とか格好はついた。
重量は38グラム。悪くない重さです。
素人が最初の一発目でブライヤーを削ったものにしては、なかなかのものだと本人は満足。
プロが作ったものと比べると全体から漂うオーラが根本的に違っていて、ちょっと貧しい雰囲気ですけど、並べて比べたりしなければ気にならないです。
あと6個残っています。自分でマウスピースをモデリングできて、3Dプリンターでプリントできるならブライヤーのブロックだけを買ってくれば激安(2ユーロとか3ユーロ)でパイプ自作を楽しめます。
2017年12月6日水曜日
今年は機械がすべて壊れた年でした
2月にレーザー加工機が壊れたのを始め、10月にCNCが壊れて、先日2月に買ったレーザー加工機が壊れて、頭にきて2台購入し、これで終わりかなと思ったら本日3Dプリンターが壊れました。これも直しているような時間はないし、また2年もたたずに壊れるだろうから、また20万円も払いたくないです。壊れたら躊躇せずにどんどん捨てて買い直す、いわゆる消耗品扱いで、安いものを早速Amazonでポチっておきました。
CNCは普段それほど使わないので、また新年明けたら手配したいと思います。これもまた安いもので結構です。
すべて十分に元を引いている機械類ですが、ここまで壊れまくるとちょっとウンザリします。
CNCは普段それほど使わないので、また新年明けたら手配したいと思います。これもまた安いもので結構です。
すべて十分に元を引いている機械類ですが、ここまで壊れまくるとちょっとウンザリします。
2017年12月4日月曜日
力作のDIY ブローフィッシュ型パイプを見てくれ
師走に入って当店もかなり忙しくなり、変なものを作って遊んでもいられない時期となってきました。しかし空き時間でボチボチとDIYパイプを作ってみました。
今回はキャラバシュよりも更に発展させて、ブローフィッシュ型。Blowfishとは何ぞや?調べてみましたら「フグ」だそうです。確かにフグみたいな形状です。
今回は石膏を流し込むという無茶な方法ではなく、木質のパテみたいなもので制作しました。内部はキャラバシュとおなじでチャンバー構造を持つ空洞形状で、重量は何と50グラム。これぐらいの重さなら手放しでくわえパイプが出来ます。
まだ下手くそですけど、木目っぽい塗装を施して、本物の木っぽくしております。
だんだん満足感が高いものが出来上がってきました。更に暇な時に進化させていきたいと思います。
今回はキャラバシュよりも更に発展させて、ブローフィッシュ型。Blowfishとは何ぞや?調べてみましたら「フグ」だそうです。確かにフグみたいな形状です。
今回は石膏を流し込むという無茶な方法ではなく、木質のパテみたいなもので制作しました。内部はキャラバシュとおなじでチャンバー構造を持つ空洞形状で、重量は何と50グラム。これぐらいの重さなら手放しでくわえパイプが出来ます。
まだ下手くそですけど、木目っぽい塗装を施して、本物の木っぽくしております。
だんだん満足感が高いものが出来上がってきました。更に暇な時に進化させていきたいと思います。
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