先々月ぐらいに父親が内蔵の不調で入院したのだけど、87歳という年齢では手術は体力的に無理であろうということで、諦めましょうということで、しばらく家で過ごしていたのですが、先々週にとうとう家の中でほぼ寝たきりになり、入院させて10日ぐらいでしょうか、本日午後2時頃に病院からそろそろかもしれないという連絡があり20分後ぐらいに駆けつけたところ、ベッドサイドモニターの心拍数は0になっています。
「そろそろ、というより、この状態はどう見てももう息してないでしょ?」
見事に間に合いませんでした。私自身は昨日夕方に見舞いに来ていますので、それが最後となりました。
筆談で「どこか痛むか?」「誰か会いたい人はいるか?」「明日もまた来るよ」というのが最後でした。父親は半分意識があるのか無いのかという感じで、何か言おうとしているけど体力的に声が出せない、という感じでした。
2026年10月25日午後3時11分に永眠いたしました。本当はもうちょっと前ですけどね。
87歳です。割と健康に生きていたので、もう誰も何も悲しむ理由はありません。
何よりも、ほとんど介護の世話にならずに最後だけ10日ほど寝たきり期間の入院で逝くことができた。実に理想的な人生の仕舞い方と言えましょう。「終わり良ければ全て良し」これ以上の表現を私は知りません。
一介の庶民として静かに生きて、サーッと風が吹いたらいつの間にか居なくなっていた。そういうある意味「理想的」な生き方だったのであります。残された我々も本人の意思を考慮して、誰も呼ばずにひっそりと葬儀をしているところです。