2012年3月20日火曜日

タバコは美味いんですよ

ルーティンワークが続くと、書くことがないので更新しませんけど、一週間に一度ぐらいは更新をしないと死んでいるのかと思われてもいけませんので、何か書きましょうか。

タバコをやめてから1年半ぐらいになりますが、たまに1ヵ月に1度とか、気が向いたときに吸ってみます。いつになったらタバコが不味くなるんでしょう?という期待しながらの実験でもあります。半年前にジタン・フィルトル(Gitanes Filtre)を一箱買ったのですが、ほんのたまにしか火をつけませんので、全然無くなりません。

 1年半もタバコをやめたのだから、大概タバコなど不味く感じるんじゃないかと思いますが、ところがどっこい、火をつけてスパーッとやった途端、ジタンの黒タバコ特有の香りとアロマがスーッと何の抵抗もなく体に入ってきて、10秒後にはニコチンが脳に到達して、
「プハーっ、実に美味い」
そうなってしまうのです。ちっとも不味くなりません。

他人のタバコの煙は、正直言って不快そのものです。 しかし、自分でふかす気に入った銘柄のタバコというのは、実に美味いんです。タバコがいくら高くなってもやめられない人が多いのは、ニコチンの中毒性という大きな理由の他にも、単に美味いからという理由も大きいと思います。

そうだからといって、私が喫煙者に戻るのか?というと、そういうものでもないんですね。
タバコをやめると、どこに行っても「ここはタバコを吸って良い場所だろうか?」ということを気にする必要がなくなるので、生活がとても便利で気楽になります。この利便性を覚えたら、また喫煙者に戻って不便な生活を強いられるのも、これまた面倒だから辞めておこうとなるわけです。

喫煙者に対する風当たりは年々厳しくなっています。20年前など喫煙者天国でした。10年前と今を比べるとかなり肩身が狭くなっています。今後良くなることはまずあり得ません。10年後、恐らく喫煙者はバイ菌扱いになっている可能性が高いです。

あれほど美味いものを辞めてしまったのはちょっと残念な気もしますけど、世間からバイ菌扱いをされるぐらいなら、まぁ辞めておいて良かった。そんな気がします。