2023年10月22日日曜日

ゴミ箱群の収納棚のDIY

 他の地域のことはよくわかりませんが、名古屋はやたらごみの分別がうるさいです。問題は分別が数種類になるとゴミ箱もそれだけたくさん用意しないといけないということです。

 名古屋のゴミ分別のクソ面倒なことと比べると大阪は素晴らしいです。分別のルールは決まっているのですが、実際は一切不要(というか誰も言うことを聞かない)。可燃ごみも不燃ごみも一緒くたに袋に詰めれば、ゴミ収集車は何も言わずに持っていきます。何でも燃やせるゴミ処理場で燃やしてしまうようです。

 行政が何かを住民に押し付けようとしても、住民の多数が言うことを聞かなければ行政の方が折れて何とかしてくれる。まさに理想的な住民パワーです。大阪の状況はこれはこれでいかがなものかとは思いますが、名古屋の住民は行政の言う事を何でもかんでも自分の考えなしに大人しく言うことを聞きすぎなのは間違いないです。PETなんかよく燃えるんだから分別せずに可燃ごみとして燃やせばいいのです。分別をすればするほどゴミ収集車の出動回数が増えるのだから、その余分に出している排気ガスの環境負荷とどっちがエコなのか?という疑問もあります。PETボトルを燃やさなくなったので処理場の火力が足りず重油を使って火力を上げているという話も聞いたことがあります。要は乾燥していない生ゴミは火がつきませんので重油をかけて燃やしているということらしいです。これが本当ならまさに本末転倒。

 そもそもこのクソ面倒な分別を名古屋に住む外国人たちは大して理解していないし、それほどきちんと分別していません。もう細かい分別はやめよう、な?

 さて私としてはごみの分別に対する文句はタラタラだとしても、模範市民として生きている自負がありますので一応きちんと守ります。あまり横着をすると団地に住めなくなりますから。


キッチン横のミニバルコニーはゴミの仮置き場として便利なのですが、ゴミ箱がゴロゴロしていて見るたびに毎度毎度ちょっとイラッとするスペースになっています。そのうちにイライラが溜まってストレスになります。


今回はMAIIIクリッカーを輸入したときに梱包されている木パレットを解体して、この鬱陶しいゴミ箱群を立体的に収納する棚を作ってやろうと思います。


とりあえずこんな感じで作っていこう。3Dで図面を描くとこんな簡単なものでも寸法を間違えたりしないので本当に便利です。何と言ってもホムセンで売っているような寸法が決まった木材ではないので実際の板厚を図面に落とし込んでいかないと組み立てているときに「あれっ!これ合わないぞ」とかなるのです。


途中経過はすっ飛ばして出来上がりました。今回は木目がなかなか綺麗なので透明の防腐剤を塗りました。


見た目貧弱ですけど、重いものを乗せるわけではないのでこれで十分です。



今回、できるだけ木ねじを使わずダボだけで仕上げるよう頑張りました。


なんとか押し込めた。
可燃ごみ、不燃ごみ、PET、紙ごみ、プラごみ、ビン、カンのゴミ箱が全て収まりました。



本当は上のイメージのような引き出しみたいに出てくる物が作りたかったのですが、それはまたの機会に。

ゴミの処分ぐらいでここまで住民に負担をかけるのは、やっぱりちょっとおかしいと思いますけどね。