ウチでは3mm厚のアクリル板を敷いてカッターマット代わりに使っているということを書いたことがあると思いますが、しばらくすると表面がカッターの線でギザギザになってきますので、たまにペーパー掛けして表面を均します。
ペーパー掛けと言っても、オービダルサンダーを使って力尽くでペーパー掛けをやるんですけどね。
それも何度も何度もやって、1年も使っているとそろそろこのアクリル板カッターマットも寿命だなという域に達してきます。廃棄の時期が来たようです。
そして、今日は仕事の合間に、廃棄予定のアクリル板の再利用を考えようという企画。
サイズは300mm x 600mmぐらいでしょうか、缶スプレーの大きさと比較をしてみて下さい。
簡単な乾燥台を作りましょうということで、3mm厚に合わせたデータに手直しをします。
データをレーザー加工機に送ってカットなのですが、ちょっとアクリル板のサイズが大きすぎるようです。
でもこのまま無理矢理カットします。
カットできましたよ。
組み立ててアクリル接着剤で固定します。
何かしょうもないものが出来たな、と思われるかもしれませんが、こんなものが実はものすごく便利です。ゴム糊を塗ったパーツを仮置きしたり、コバ塗りをしたパーツの乾燥など、製品を数個から数十個一気に作ったりするからなのですが、ウチではこれがないと仕事にならないぐらいです。1個1個作っているような業者さんでしたら、大して必要もないものでしょうけど。
ちょくちょく落としたりして壊れて減っていくのですが、5個も作っておけばしばらくは心配ありません。
廃材ももう一度ご奉公してもらうということで、リサイクル精神あふれる一品でした。
年末も押してきたのですが、まだ80個ぐらいケースが残っております。あと一週間ぐらい死ぬ気でやらないと終わりません。今日が休日とか、相変わらず全然関係ないです。
おそらく正月も私自身は1日休んで2日から縫製しているという予感です。