2010年12月24日金曜日

一難去ってまた一難

ウチみたいな小さい組織は、何と言っても経営基盤が脆弱で、何か一事あるとすぐに前途が怪しくなるのが悩みの種ですが、今年は結局スタッフの出入りがあり、その都度何とか辛うじて乗り切ってきたのが現状です。

何とか今年は乗り切ったかな、というところで、また一難。
ウチで4年勤めていて、私の片腕のようなスタッフが、来年3月に結婚退社したいという話になり、また私は頭を抱えることになりました。
結婚するというなら、これはもう慶事ですので、本来笑って送り出してあげたいところなのですが、何とか6月までいてくれないかな、とお願いして、問題をちょっとだけ先送りしたというところです。

新しいスタッフを入れて引き継ぎをしないと何ともなりませんが、兎にも角にも、ウチは覚えることが多すぎて、しかもある程度臨機応変さも要求されるわけで、こう言っては何ですが、相当頭の良い人間じゃないと今のスタッフの代わりは無理。

頭のいい人間は世の中にそれなりにたくさんいるでしょうけど、そういう人がちょうど仕事を探していたりしていて、ウチで働こうかな、などと思う、という確率は非常に低いです。とても困りました。

それでも、思えば今のスタッフは22歳でウチに来て、あっという間に4年もたってしまったわけです。
ウチで働いて恥ずかしい思いをさせないよう、私もできる限り努力いたしました。ウチに来てから貯金もかなりできているはずですし、足がよろしくないため、朝晩の送り迎えはほぼ欠かさずやりました。

それでも彼女が踏ん張ってくれたおかげで、当店は何とか乗り切ってこられました。本当に感謝しています。心からありがとうと言いたいです。この4年間、彼女と仕事ができて私はとても幸せだったです。

さて、ここで今後の選択となりますが、

  1. 新しいスタッフを探す
  2. どこか大きめの革工房にウチを吸収してもらう
  3. 事業縮小する
どれも非常に難しい選択ですね。来年はいきなり前途多難の模様です。

とりあえず1からトライしてみたいと思います。読者さんの中で以下のような方がいらっしゃいましたら、是非ご連絡をお願いします。

私はなかなか物覚えが早くて、臨機応変でちょっとせっかち、そして頭の回転はちょっと良い方だと思う。Aki-Asahiの工房は見たこともないような道具設備が揃っていて、何か創作意欲が沸いてきますねぇ、しかも働きが良ければ年に4回賞与が出るそうじゃないですか、割と近くだし是非一度働いてみたいねぇ。