2011年1月2日日曜日

2011年あけましておめでとうございます。

いかがお過ごしでしょうか。
2日から仕事にかかろうと思いましたが、もう1日酒飲んでゴロゴロすることにいたしました。
一応工房に出てきましたけど、近くのスーパー銭湯に行って、サントリー角瓶を買い足して、自宅に戻りました。自堕落なものです。

あすからまじめにやることにします。

しかしTVも不景気で制作費がないのかどうか知りませんが、正月からセコい番組ばかりで見る気さえ起こりません。

youtubeの昔のビートたけしの映像をひたすら探して見ている方がおもしろかったりします。

買えよ!

師匠だまし


やっぱり天才ですね。今見ても全然古くさくない、ゲラゲラ笑えるんですから、大したもんです。

せっかくだから、暇のある人は
芸人論③
も見ていただきたいです。2分50秒ぐらいからお笑いを大阪弁に取られてどうする?ぐらいの熱いしゃべりが続きますが、これは80年代の漫才ブームをリアルタイムで見てきた私と同じ世代には熱くこみ上げてくるものがあるのではないでしょうか。

The MANZAIから火がついた漫才ブームですが、そのほとんどは「やすしきよし」を筆頭として、紳助竜介、ザぼんち、B&B、サブロー・シロー、上方のりおよしお、オール阪神・巨人という吉本勢の上方漫才が大波のように押し寄せてきて、迎え撃つ東京芸人は星セントルイスとツービートだけという心細さ。「浅草芸人の意地にかけても東京の牙城は渡せない」というビートたけし。お笑い番組といいながらも真剣勝負という雰囲気が満々としていた、あの歴史を知っていたら、上の話もよくわかると思います。
つまり、ビートたけしが浅草芸人の意地にかけて守った東京のお笑いの牙城は、後が続かずに今ではすっかり上方勢力に席巻されてしまっていて、一体お前ら軍団は何やっているんだ?とそういうことですね。

そして、ビートたけしの浅草修業時代を弟子の浅草キッドが演じた

浅草キッドの「浅草キッド」 1/12  

今時Youtubeには何でもあって便利ですね。
しかも上のドラマですが、ビートたけしの師匠:深見千三郎を演じた石倉三郎の格好いいこと、粋なこと。

浅草キッドの「浅草キッド」 8/12 

2分40秒~あたり、師匠の
「おめえたちはだらしねえなぁ、えぇっ!そんなんじゃあ良い芸人になれないどねえ。へっ、なさけねえなあ」
これが実に素晴らしい台詞です。俺がたまにうちのスタッフに言ってやりたいのと全く同じ気持の台詞です。ウチのスタッフは別に芸人になりたいとは思ってないでしょうけど。


おまけですが、こんな神がかった番組があったとは知りませんでした。
勝ち抜け!イタコ選手権