去年は12月初め頃を最後に大阪に行って仕入れをしてきましたが、今日は今年初めてです。
今年になって革が足りなくて、FAX入れて送ってもらったりもしましたが、いずれにせよ革の仕入れは自分の目で確かめてやる方が何かと安心です。まあ、私が仕入れをする革屋さんたちは、品質が悪いものを紛れ込ませたりしませんけど。
おなじみとなりました伊勢湾岸道:名港トリトンからの工場群。寒いせいなのか、乾燥しているせいなのか、工場からの煙がよく目立ちます。
途中の経過を省いて、いきなり昼食です。
大阪の友達を呼び出して、ご飯にします。
私はハーフセット。何と270円です。それで利益が出るんでしょうか。
結局3人で、ハーフセットx2、焼きそば、おでん4本を頼んでちょうど1000円。本当にこのお値段で間違いないんでしょうか?心配になってきました。
店の中もとにかく渋いんです。
黒板にメニューが書いてあって、段々になった棚は、実は階段でもあります。調理場の上にはかわいい中二階があります。渋すぎます。
上を見上げると、このランプシェード。ホールトマトの空き缶を使って作られております。
人類の英知の片鱗さえ感じます。
大阪の友達です。明日62歳になるそうです。出身は江戸のほうですが、人生の半分以上、大阪で過ごされています。ミナミのアメ村で長いことバーをやっていました。でも元は国家公務員。実にいろいろな人生がありますね。
ぜひまた来たいです。場所は日本橋に近いです。
Google地図で場所を調べていたら、ストリートビューがありました。
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あちこち寄って仕入れをした後、大国町の革漉き屋さんに持って行って、漉き上がり待ちの1時間ほど、鶴見橋商店街をブラブラしました。
この産婦人科は、もしかして戦前からあるのではないかという雰囲気です。
すごい味のある古物屋から、雰囲気たっぷりの親父さんが出てきたりして、ビックリしたりします。
しかし大阪は奥が深いな、というところで、名古屋に8時頃帰宅という一日でした。