2012年2月18日土曜日

Panasonic GX1 ケースの試作 その1

昨日はPanasonic GX1の貼り革の採寸をいたしましたが、細かい作業で二日連続でやると頭が痛くなるので、本日はケースの方に手をつけてみたいと思います。


もうこのブログの読者さんは、すでにおわかりかと思いますが、また同じです。いつもと何の違いもありません。底部のトレースから始めます。
フラットベッドスキャナで取り込んで、それを下絵にしてCADで輪郭線をトレースいたします。


トレースしたCADデータを元に板紙をカットして、実際のカメラボディに合わせてみます。
これがなぜかいつも不思議と微妙に合わないのですね。


CADで計算いたしましたところ、外周延長283mmです。290mmぐらいで実際の刃を用意すればいいでしょう。


型紙に沿って刃を曲げます。
ベンダー(刃曲げ機)の天板がよく錆びますので、クリアを吹いておきました。


完成した刃型です。


継ぎ合わせの部分もほぼ綺麗に隙間無く合わさっております。


超拡大すると、ほんの少しずれていることがわかります。後ほどハンマーで少し叩いて調整しておきます。



貼り革の方は手が空いたスタッフが採寸を続けていきます。


GX1、とLUMIXのロゴ切り抜き「あり」「なし」は選択可能にする予定です。