一昨日の投稿で、ミシン用のアイドラープーリー(減速プーリー)を手に入れてきたという投稿をしたのですが、これはまたいつものごとく青春レザーミシンから強奪してきたものです。
強奪してきたというのはウソですけど、よくあるアイドラープーリーとはちょっと違います。
何と青春レザーミシン自家製なのです。簡単に分解できます。
止めネジを外します。
ベアリングがついていますけど、簡単に外れます。
小径プーリーも引っ張れば簡単に外れます。
大径プーリーも同じく外れます。
この2つのプーリーは特製ではなく、ミシン屋さんで普通に手に入る汎用のミシンプーリーです。1個数百円で買えます。
つまり、減速比の変更は径の違う汎用プーリーを買ってくれば自由に出来るのです。
プーリーがはまる軸です。
プーリーの切り欠きに合わせて凸になっておりますので、プーリーが滑ることはありません。
ベアリング、プーリーともに汎用品。軸は削り出しで特注だと思います。L型ステーは、レーザーカットしている感じです。このL型ステーは汎用品で手に入るような気がしますけどね。
汎用品を組み合わせてここまで作ってしまうとは素晴らしい。アイデア勝ちという商品です。でも削り出し部品が高いでしょうけどね。簡単なものに見えても、削り出しをするとなると市販品と比べると桁違いに高いのです。
さて、また親父を呼んできて、ミシンに取り付けしてもらおうかと思います。
さて、親父はいるかな?防犯カメラでチェックしてみましょう。
古いスマートフォンを防犯カメラのモニタとしてデスクトップの横に置いて使っております。PCのモニタに映せばいいのでは?と思われるかも知れませんが、これが案外作業の邪魔になるのです。別のモニタにした方が便利です。上の画像の矢印先が防犯カメラのモニタです。
おぉ、いるいる。ここに親父の自転車が写っているということは、今日は隣のデッキ工事屋にアルバイトに来ています。昼頃終わるでしょうから、その後はウチに来てもらいましょう。
そして、昼から親父登場。
これはサーボモーターだから減速プーリーは必要ない、と言い張ります。やらない理由を探すことは名人芸の域に入っていると思います。
それはもっともなことなのだが、モーターで減速するのと、プーリーで減速をするのでは、ミシンの走り方(針の動き方)がどういう理由かわかりませんが微妙に違うのです。だからわざわざ減速プーリーを手に入れてきたんですよ。
そして、ベルトの長さが合わないだのなんだかんだすったもんだして、何とかアイドラープーリー取り付け完了。
下糸巻きを犠牲にしましたが、サーボモーターで減速した時と比べて、あきらかに微妙にミシン針の動きが違います。この動きが私の踏み方に合っているので、快適そのもの。
うーん、大満足。