2024年2月12日月曜日

製麺機の1.5mm切り刃の自作

 製麺機についている切り刃は基本2.2mmでラーメンとしては太麺になるのかな?太麺ばかり食べているともういい加減に飽きてきて、細麺とは言わんが1.5mmぐらいの麺が食べたいものだなあと悩みが出てきます。

探してみると1.5mmほどの切り刃も売っているようです。個人の方が趣味で作っているステンレス製の切り刃が15000円ぐらい。また1.4mm幅の切り刃が新品で17000円ぐらい。見た感じしっかりした作りですが、1万円以内で買った製麺機にその金額を出すのは、何となく気が引けてきます。

とりあえず自分で何とかしてみようかと考えてみました。


1.5mmの幅で凹凸を作ってローラーを作れば良いわけです。うちには金属加工ができる設備はありませんので、百歩譲ってアクリルでやってみます。3Dプリンターでやるという手がありますが精度がなぁ、、、。

机上の理屈ですが、1.5mmのアクリル板をこんな感じでレーザーでカットして、大小の違う径の円盤というかドーナツ形状板をテレコにして繋げれば1.5mm幅の切刃ができるはず。


各円盤が空回りしないようにM3mmの寸切りボルトがねじ込めるように穴も空けておきます。


とりあえず1.5mm幅のアクリル切刃が完成しました。


製麺を始めると必ず猫がやってきます。テーブルの上に広げた麺帯を踏みつけたり、麺帯の上にお尻をつけて腰を下ろしたりして不衛生なことこの上ないです。客に食わせるわけではないので別に気にしません。なーに、茹でてしまえば平気ですよ(笑)


製麺機をくぐって楽しんでいます。それは遊び道具ではないのですが、それは俺もちょっとやってみたいなぁ。
私がラーメン屋を開業するとしたら屋号は「猫ラーメン」一択です。


果たして1.5mm厚程に圧延した麺帯をアクリル板の切刃でカットできるでしょうか?


これは!何ときちんと麺が切れているぞ。


特に問題なく麺ができた。硬いものを切るわけではないし、大量に作るわけでもないのでアクリル切刃でも充分実用にはなるみたいです。

これで2.2mm太麺の呪縛から解放されました。

実際にかみさんが茹でたら、「麺が細くなったから茹で時間を半分にしろ」と口を酸っぱくして言っておかなかったので茹ですぎのダラダラしたものになってしまったのでした。残念。