2013年4月23日火曜日

CPU温度 92℃???

CAMソフトというものがありまして、これは何かと申しますとCNCルーターのツールパスって言ってもよくわからないと思うのですが、どのように動いて切削をするかということを計算してくれるソフトなのです。これが処理が結構重いのです。ウチで一番重い処理をするソフトだと思います。これがCPUの全コアを100%フルパワーでブン回して5分10分とか、複雑な形状の切削だともっと長時間だったりするのですが、とにかくCPU全開で計算します。でも時間かけて計算した割には、実際の切削時間は20分とか、そんなこともあります。

CAMソフトがCPUパワー全開で計算しているときに、ふとCPUの温度を見たら、何と92℃!温度計が狂っているのだろうか?というか、むしろ温度計が狂っていると信じたい高温です。というかこんな温度を見たことがありません。50℃超えれば、これはちょっとヤバイなという感覚ですから、93℃って私にとって前代未聞の事態です。温度計が壊れているのではなければ、PCが壊れてもおかしくありません。コンデンサーの耐熱温度は85℃とありますし、CPUの耐熱温度は67.5℃。いつ壊れてもおかしくないです。というかもう壊れているのでは?、、、とにかくまるっきり突き抜けてしまってます。

オーバークロックなどしていませんよ。定格運用でこれです。CPUはIntel i7 860 2.8Ghz。
しかもこのPCは私が組んだものではなく、ショップのBTOマシンなんですけど、、、。

純正のCPUクーラーはいかにもショボすぎな外観で、頼りない事この上ない。絶対に夏場は乗り切れないと思い、大慌てで頼れそうなCPUクーラーを購入しました。



こんな大きなCPUクーラーは、私は初めて買いました。ケースに収まるのでしょうか。
装着が結構面倒くさいです。説明書を見ても今ひとつよくわかりませんが、とにかくマザーボードを外さないと装着出来ません。しかも私はインテルの純正クーラーの外し方さえわかりませんので、これをGoogleで調べたら、YoutubeにインテルCPUの外し方を解説したビデオがありました。親切な人がいるというか、便利な時代ですね。というか、普通わからないよ、これ。

装着の仕方もなかなか面倒で、なんとか説明書を解読しながら(日本語ですよ)、装着し終わった頃に、やっと装着の仕方がわかりました、、、って意味不明な日本語ですが、装着途中は説明書に書いてある意味が今ひとつ掴めなかったのですが、装着し終わった時には、構造の理解ができたと、そういうわけです。


なんとか装着しました。何これ?デカっ!
電源よりも大きなクーラーですよ。PCケースの中はクーラーだけですか?ぐらいの勢いです。
しかし巨大なだけあって、よく冷えます。CAMを使っても、60℃ぐらいで収まっています。
私は、PCショップにCPUクーラーがたくさん並べてあるのを見て、こんなのつけて、一体何が面白いんだろうか?と冷ややかに眺めていたのですが、私にも必要な時が来たのです。面白いとか面白くないとかの問題ではなく、PC重い処理をさせるなら必要なようです。というかさ、インテル純正クーラーがあまりにもショボすぎ。

壊れたかな?と心配ですが、とりあえず今日は普通に動いております。
一体何が悪かったのでしょうか?CPUクーラーを外した時に確認したところ、グリスもきちんと塗ってあったし、クーラーがズレていたとかもなくきちんと装着されていました。結局、どうもインテルは信用ならん。AMD贔屓の私は、そういう考えに落ち着き、また、どうもBTOも信用ならんな。やっぱり自分で組んだほうが安心かもしれない、そう思ったのでした。