昨日の続きです。
25個目です。そろそろ完成に近づいて参りました。
大型化しますが実にグリップしやすい形状になりました。
自分で言うのも何ですが、これは出来が良いです。会心の一作です。
オリジナルのグリップの上に貼りつけますが、苦労した甲斐があってピタッと貼り付きます。
OM-Dでこれぐらいなら許容範囲ではないでしょうか。何と言っても威風堂々です。
気になる部分は革を貼る箇所の形状です。ダラッとした印象ですので、もう少しシャープな形状にしたいところです。
この部分を形状変更してやります。
グリップ部分のアイソカーブをそのまま使っているので、こういう形状になったわけで、曲線としては破綻がありませんが、革を貼る部分の形状としてはシャープさに欠けると、そういうわけです。
制御点ON。
この輪郭なら多少シャープな雰囲気になるのではないかな。
何にしろやってみないことにはわかりません。
先ほどの輪郭線と比べると細身になってます。
オフセットしたサーフェスを輪郭に合わせてトリムして革の厚み分の段差をつけてやります。
段差があるから革を貼っても剥がれないと、そういうわけですね。
段差に壁を作って埋める。
どうかな?これでもまだイマイチかな。一度プリントしてみます。
凹ませた部分に合わせて革を貼ってやります。
だいぶ収まりがよくなり、精悍さがアップしました。
まだ詰めればもっと良くなる気がしますが、今回はこれで勘弁しておいてください。
グリップのモデリングも回を重ねるごとに、ちょっとずつモデリングが上手くなっているのを実感します。自由自在にRhinoを使い倒すレベルにはまだまだ全然至ってませんけど、使えば使うほどRhinoのNURBSモデリングというものの素晴らしさがよくわかります。
Rhinoceros万歳、NURBSモデリング万歳です。