2020年1月30日木曜日

お好み焼き用の鉄板

お好み焼きや焼きそばというのは、家庭でフライパンで焼いてもなかなか美味しいものができないです。軽いアルミのものとかテフロンのものとか、そういうのはやっぱりダメです。男らしく厚い鉄板、これがほしい。ということでAmazonで小さめのものを探してみました。


サイズ(約):32.8×23×3.3cm
素材・材質:本体/鉄(底の厚さ3.2mm)

焼きそばも焼きたいので、縁がある程度高くなっているものが良いです。これがないと具がこぼれますからね。


延鉄というのでしょうか、鋳鉄ではない延ばした鉄の加工品の問題は表面がツルツルということです。これが油の乗りを悪くしている、と私は思います。お好み焼き屋の鉄板は、ヘラが何十万回も当たって擦り傷がついているから油の乗りが良く、具が焦げ付かない良い鉄板になっている、そうに違いありません。
私は何十万回ヘラで傷つける時間も暇もありませんから、そこで表面を60番ほどのサンドペーパーをつけたサンダーで表面を削って傷をつけてやります。このサンダーが一分間に何回振動するのかわかりませんが、3分も当てれば相当な傷がつくんじゃないかな。


60番程度では案外傷がつかないものです。30番とか40番でも良いような気がしますが、表面はだいぶ荒れました。これで油の乗りがかなり良くなった気がします。


厚さが自慢! とか商品名にありますけど、たったの3.2mm厚です。こんな薄っぺらいものは男が使う道具ではない、断じて違う。そこで私はそこらへんに転がっていた4mm厚の鉄のフラットバーを4枚並べて、鉄板の底に溶接してやりました。
最初適当にちょこっと溶接して火をかけたところ、この鉄板が反ってきて外れてしまいました。見栄えなんかどうでも良いですから、ガッツリ溶接してやりました。実に男らしいです。


さあできた。今時あまり見ないステンレスのヘラも用意しました。


鉄板が厚いので、とにかく熱くなるのにかなり時間がかかりますが、一旦熱くなったら実に熱持ちが良いですし、全体が均一な温度で焼けます。表面も荒らしてあるためかどうかわかりませんけど、油の乗りがよく焦げ着きもないです。

やっぱりお好み焼きの鉄板は厚めに限る。これ間違いないです。