2009年11月26日木曜日

3Dスキャナー Roland LPX-1200のデモ

ローランドの営業所が割と近くにあるので、25日の午後、デモしてもらいに行きました。


名古屋営業所
入ると大きな印刷機がいっぱい並んでいます。
3D製品は、社長の趣味でやっているみたいな感じだそうです。











Lumix LX3のモックアップを持って行き、スキャンしてもらいました。

非常に時間がかかります。0.4mmピッチでスキャンで、40分ぐらいかかっているのではないでしょうか。

「Rolandの3Dスキャナーは他社さんのものより遅いのが難点です」とRolandの営業さんも仰っているぐらいです。
  まあ、他社の3Dスキャナーと比べてお値段がかなり低いので仕方がないかもしれません。



レーザーを当ててスキャンするのですが、陰になってしまう部分は、データ欠けが生じます。
 その欠けた部分を再スキャンするわけですが、これを繰り返して欠けのないデータにするには、おそらく半日がかりだと思います。

この状態はポリゴンデータなので、これをCADでいじれるようにするには、まだ一工程あります。








 正直、少々微妙かもしれません。しかし、お値段はPixformというブリッジソフトが入って200万ぐらい。3Dスキャナとしては最安の部類です。他社製品ですと、コニカミノルタ vivid 9iで、本体500万+RapidformXORというブリッジソフトが250万。もうこうなると3Dスキャンだけで、すぐ大きな金になるというアテがない限り選択肢には入らないです。

導入するかどうかは、かなり迷うところです。