日曜日はスタッフが休みですので、割と落ち着いて仕事が出来ます。
今日はまず刃型製作
右から、弟から頼まれたダンボールのカット用刃型。これでダンボールを切って、その中に商材を挟んで使うそうです。以前はカッターナイフで切っていたけど、量がかさむとカットがイヤになるからということで(そりゃあこんなもの手で切らされたらイヤになるだろう)、私が刃を曲げました。ウチに来てクリッカーでカットもしていきます。
右から二番目、電子タバコケース用の本カット刃型。
右から三番目、電子タバコケース用の荒裁ち用刃型。荒裁ちと本カット用の二種類を用意するところがミソです。
どの刃型も溶接が汚いですね。黒のさび止めを塗らないと、見られたもんじゃありません。何と言ってもプロではない私が刃型を作っているのですから、仕方がありません。しかもだ、久しぶりに刃を曲げたので、感覚が掴めず2つぐらい失敗して曲げなおしました。
刃は今回からHaiSharkという台湾ブランドのもの(たぶん中国製)。とても良く切れます。オーストリア製 Martin Millar並に切れているような気がします。
さて、刃型作りの次は、立体切削。
電子タバコケース用の絞り型を、多少設計変更してオス型メス型ともにMDX-40で削り直し。
オス型が削り上がったところです。素材はMDF。ホムセンで安く買えます。とりあえずまだまだ素人ですので、これで結構です。
左から、メス型、オス型、水に濡らしたヌメ革です。
革を挟んでMAIIIハンドクリッカーで圧力をかけて、絞ります。
本当は乾いてから型枠から外しますが、試作ですので湿ったままです。
そのまま荒裁ちした長いパーツを接着して縫製。
本カット用の刃型で一気に裁断。
ここまでは上手くいっていますので、商品化は近いと思います。というか、これ売れるのか?