さあ、今日も行ってみましょう。
昨日切削できなかったひょうたん型の革絞り木型切削。
図面は上のような感じです。朝からMDX-40でメス型の方から切削開始。
朝9時頃から切削をはじめて、途中エンドミルを交換して、昼頃までかかりました。3時間以上かかっています。
さてこの不思議なひょうたん型は何になるのか?ヒントは以下の画像です。
ヒントというよりもバレバレのような気がしますが。
午後4時頃、オス型を切削開始して、午後7時半現在、まだ切削しています。あと15分ぐらいかかりそうな勢いです。
さて、このひょうたん型木型データですが、私なりの作り方の解説です。正しい方法かどうかわかりません。おそらく間違いなくもっと効率の良い方法があるかと思います。
2D CADで上のような断面図を描き、ライノで開きます。外枠と背骨という感じです。
背骨の部分を連結して、回転コマンドで垂直に立てます。
背骨のラインをひょうたんの中心に移動してきます。
分割コマンドを使って、楕円を2分割。下の部分は消します。
曲線ネットワークコマンド→ 黄色い曲線を選択
曲線ネットワークでサーフェイス張りのダイヤログ。
お見事。ほぼ一発で複雑なサーフェイスが張れました。
結構ここで躓くと思います。実際のところ私も何度も躓いています。
ミラーして、レンダリングだとこんな感じです。
正直、3D CADなど一生縁がないだろうと思っておりました。MDX-40を動かすために、半分仕方がなく覚え始めたのですが、実際のところ面白いです。というか、こんなに面白いものが世の中にあったのか?と思うぐらいです。 それに40歳になっても、まだまだ新しいことは普通に覚えられるものだと思いました(興味のないことは覚えられませんが)。