いつもと同じですが、3D CADライノセロスでスパッと設計してみます。「スパッと」と簡単に言っていますけど、まだまだ3Dは初心者ですので、結構唸りながらやっています。
底蓋のデータは、ケース製作の時に作っており、持っていますので、それを流用いたしました。
試作ですのでスタイロフォームでやってみます。これもホームセンターで安く売っています。断熱材が本来の使い方だと思います。
スタイロフォームが明るい色ですので、あまり良く形状がわからないかもしれませんが、こんな感じです。
試作といたしましては、これで良いんじゃないでしょうか。
後はデータを反転して、メス型として再度削りだし。その後、そのメス型に石膏を詰めて試作してみます。売れそうなものでしたら、樹脂で固めてという方法で行きたいと思います。
なにかちょっと変なもの作ってしまったな、という、ちょっとだけ嬉しい気分です。
最近の悩みは、E-P1関連の商品が売れすぎて、今年の下半期はほぼすべてE-P1にかかりっきりだったということです。よく売れる事は大変有り難いことなのですが、困ったことに、この半年の間、新しい商品を一つも作っていないと言うことです。
そこで、開発期間を一気に短縮するために、私も一つ考えました。3Dスキャナーでカメラを立体採寸して、そのデータを3D CAD上でカメラのサーフェイスに革を貼っていき立体的に設計、それを2次元展開してカメラケースを製作する、というものです。カメラケースというのも立体物ですので、この初めから立体設計をするという方法が理にかなっているような気がします。
いきなりやってしょっぱつから上手くいくとも思えませんが、 やっていくうちにものになると思います。
というわけで、機種選定。当店の規模的に、現実的に導入できそうなのは、RolandのLPX-DSシリーズ(http://www.rolanddg.co.jp/product/3d/3d/lpx_ds.html)。MDX-40に続いてまたローランド製品ですが、明日ローランドの名古屋営業所にカメラを持って、デモしてもらいに行きます。
また道具、増えそうです...。