革絞りでペンケースを作ってみました。
オーソドックスな形状のペンケースです。
ペンが2本ぐらい入ります。細めのペンなら3本です。
絞り出しの美しい曲面。そして立体物が醸し出す堂々とした存在感。製品が無言に主張する「俺は安物ではないんだよ」という自信さえ感じられる気がします。
狙い通りの曲面が出るというのは、実際にモデリングした人間(=私)にとっても極めて感動的でもあります。何と言っても、実際に絞ってみないと結果はわからないのですから。つまりモデリングをしている私が一番喜んでいるわけです。まったくしょうがないねぇ。
何度もモデリングと絞り型切削を延々と繰り返して、最近綺麗に絞りが出せるモデリングのコツみたいなものが、ちょっとだけわかってきました。
しかしただ一箇所立体成型するだけの事で製品の高級感が2段階ぐらい上がります。
またこれも煮詰めて販売したいと思います。現状の問題点はフラップ部分で、ここが裏糸というのでしょうか、面からミシン針を刺さないと綺麗なステッチが出ないと言うことです。
とは言っても、仕事の片手間にちょいちょいとモデリングして、それなりの形になるのは、カメラケースと比べて断然簡単だからです。カメラケースの設計が相当面倒だということがおわかりいただけると思います。
フラップを20mm長くしてみたバージョン。
突然ですが、業者仲間から餅の差し入れがありました。
紅白餅がどっさり。
早速昼ご飯にいただきます。
5切れも食べられるかな。おかずは納豆でいきましょう。
オーブンで焼いてしまいます。
焼けました。何と良く膨らむのでしょう。
ウチのスタッフが赤い餅はイチゴ味かなぁ?とかアホ丸出しの事を言っていますけど、イチゴ味ではありません。このスタッフは日常的に餅にホイップクリームとかイチゴジャムを乗せて食べるのでしょうか?わかりません。
納豆と一緒に食します。
美味いです。感動的です。