そろそろ次の設備投資を考えていかないと、5月の決算が来てしまいますので、今年も恒例の設備投資をやって行きたいと思います。
去年はレーザー加工機1台追加しました。今年はもうレーザーはいりません。やるとなるなら今の当店の流れとしてはCNCルーターでしょう。CNCルーターはRollandのMDX40を持っているのですが、なにぶんパワーが小さすぎ。そして、やっぱり金属加工に手を出したくなるんです。かといってマシニングセンターとかは当店では荷が重すぎるためというか、買ったとしても維持費を考えたらとてもじゃないですが、維持するのはまず無理です。小さめで金属も一応削れるぐらいのものを選定中です。問題はCNCを使うとなると、CAMソフトが高いんです。100万円~という世界です。
CNCルーターでちょっとした金属が切削できれば、当店の芸もさらに広がるに違いありません。また新たな世界に出会えることでしょう。
というかまたちょっと賭け金を上げてやれ、という感じですかね?毎度毎度小銭を作っては小博打を打つことを繰り返す、下手くそな博打打ちみたいですね。それでも潰れることなく続いているから、なかなか偉いものです。ちなみに私はギャンブルが大嫌いです。
さて、試作を続けているE-PL5用スナップケースの刃型が出来上がって来ました。これは私が曲げたのではなく、プロに頼みました。
今週はこれの続きをやって行きたいと思います。
刃型ですけど、刃の種類はたくさんあります。ただ一般的に使われる刃は2種類ぐらいじゃないかと思うのですが、刃型屋さんにデータなり型紙なりを送って刃の指定をしないとだいたいBEというタイプの刃で出来上がってくるのではないかと思います。
カバンとかだとBEがよろしいかと思いますけど、実はBEは小物にはあまり向いているとは思えません。名称はわからないのですが、たぶんTEかな?私もその刃を持っていながら、名前はちょっとわからなくて申し訳ないのですが、ちょっとカット面が末広がりかな、と気になったらTEを指定してみると良いかもしれません。
刃型屋さんは革製品を作っているわけではないので、製品によってどんな刃を使ったらよいかということは、あまりわからないと思います。
上の刃はこれまた違うタイプの刃で、刃型一つのこととはいえ、なかなかややこしいです。