まず最初の仕事が、買い物と言うことになります。
何はともあれ、近くのニトリに行って必要そうなものをウワーッと買ってきます。
とにかく、マットレスはあるけどシーツもないから寝ることも出来ないという、一事が万事こんな調子ですから、とにかく必要そうなものはすべて籠に入れる、そんな感じです。
初日なんか皿もないから、貝のトレーで代用だ。
日本人と、元日本人であるインドネシア国籍の人、世間ではあまり見ない「家族と言うよりも一種のコミューンがここに出来上がった」のでした。
養父と言うより親方、養女と言うより子分、そんな感じです。
何とかキッチンらしくなったのでした。
日曜の昼は冷麺でも作る。
日曜の晩は、納豆、あじの開き、キュウリの浅漬け、味噌汁という実に質素で素晴らしい食事だ。
両面焼きグリルは実にすごい。アジの開きをひっくり返す必要がありません。
グリルの網に乗せて強火で5分、たったこれだけで焼けてしまいました、という驚くべきものです。調理の早さはさすがガスの炎。実に良いです。
お気づきかと思いますけど、当コミューンの構成員はあまり肉食をしません。
時計がいい加減にかけてあるのは勘弁して下さい。賃貸はやたらに壁に穴を開けられないので時計ひとつ掛けるのもいちいち頭を捻らないといけないです。