うちの配偶者が何か作りたいって言うので、簡単なレザーボックスを試作させてみました。
よくある四隅ホック止めの革のボックスですが、こんなものでもホックの位置や四隅の形状を決めるのに何度か試作して、というなかなか思ったよりは面倒なものです。
正方形と長方形の2種類を試作してみました。
革は手なんかで切るものではありません。そんなことをしたら気分が悪くなりますという当店の場合は、必ずこれ(刃型)が要ります。
簡単なものですので、自分で曲げて作ります。本裁ち用の刃型と荒裁ち用(4mmぐらい大きめ)の刃型が必要です。裏表を貼り合わせて本裁ちをしますので、荒裁ち用が必要です。
表裏2枚同じ大きさにカットして貼り合わせても、きちんと端を揃えて貼り合わせるなんて事は無理ですし、出来たとしてもそんな手間のかかること馬鹿馬鹿しくてやってられません。一回り大きく荒立ちしておいて、貼り合わせてから本裁ちをする、これが一番手間がかからずカットが綺麗なわけです。
まあ、よくある革のボックスです。
サイズはこんな感じです。
四隅はホック止め。
ホックというのは、実はアタマを二つつけるということは出来ないのですが、別の部品を使ってどちらもアタマをつけて見栄えを良くします。
コンパクトカメラぐらいでしたら充分置けます。
中に入れたものの価値が一段と上がって見えるというのが、やはり本革ですね。
左からダークブラウン、キャメル、レッド、ブラック。この4つは表面フラットの革ですが、ブラックシュリンク、ホワイトシュリンクも選択可能です。
普段の生活にちょっと革のアクセント、レザーボックス。
2000円税送料込み。こちらからご購入いただけます
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