本国から派遣されてくる大使館職員というのは、いわゆる公務員で、その組織は要するに役所です。国が違えば役所体質は違うのか、というと、まったくそんなことはなく、出世のためには上司にひたすらゴマをすり、都合の悪いことはすべて部下に押しつけて保身を図る。まあどこの大きな組織もそんなものですが、国が違ってもまったく同じということでした。大丈夫、安心しろ、そういうのは日本だけではない、どこも同じだ。
私も一度、間違えた金額の見積書を書いて出してしまい、請求書は正しい金額に直しておこうか?と言ったら、「こっちは役所だから予算ってものがあり、一度通った見積書と請求書は同じ金額でないと誰かの責任問題になって大変なことになる」と言われて、間違えて余分に盛ってしまった分は、ありがたく自分のポケットに入れてしまいました。役所ってのはとにかく自分の責任になることを極端に嫌いますが、どこもまったく同じです。あと、自分が前例を作ることも嫌がります。自分が何か新しい事を始めるなどもってのほかで、前例踏襲が鉄則で、言われたことだけをひたすら専念することです。それが良いとか悪いとかではなく、そういうものなのです。もしあなたがそうだとしても、卑下することはありません。
私も一度、間違えた金額の見積書を書いて出してしまい、請求書は正しい金額に直しておこうか?と言ったら、「こっちは役所だから予算ってものがあり、一度通った見積書と請求書は同じ金額でないと誰かの責任問題になって大変なことになる」と言われて、間違えて余分に盛ってしまった分は、ありがたく自分のポケットに入れてしまいました。役所ってのはとにかく自分の責任になることを極端に嫌いますが、どこもまったく同じです。あと、自分が前例を作ることも嫌がります。自分が何か新しい事を始めるなどもってのほかで、前例踏襲が鉄則で、言われたことだけをひたすら専念することです。それが良いとか悪いとかではなく、そういうものなのです。もしあなたがそうだとしても、卑下することはありません。
では日本人には馴染みがないけど、とても興味がある諜報組織はどうだろう?「C|Aの職員というのは、大使館の中にいるのだろうか?」---答えは、「わからない」です。
C|Aのお部屋とかは大使館内に存在しないし、C|Aの肩書きをおおっぴらにつけている人間は、存在しない。「あの人がそうではないか?」という噂される、という程度らしいです。実に諜報機関らしいといえば、その通りですね。でも、上司にひたすらゴマをすって機嫌を取り、Windowsを使ってもアプリケーションの最大化が出来ないと大騒ぎをしている本国派遣の職員達を見て、どう見てもそれらしいのがいるとは思えない、そういう話です。日本でも間違いなく活動しているはずですが、一体どこにいるのでしょうねえ、謎は深まるばかりです。
ではその本国派遣の職員達は、日本政治をどうやって理解しているのかというと、その当時は
業田良家さんの「ガラガラポン日本政治」を読んでた、ということです。
「ウソだろう?オマエ適当に話を作ってるだろう?」と言ったら、英訳された「ガラガラポン日本政治」を見せられました。でも、「ガラガラポン日本政治」は案外核心を突いていて悪くない選択のような気がします。しかし、その職員もアメリカの首都がワシントンということを知らないようなとぼけた人間だったので、何とも言えません。上層部の方はきっと違うのでしょう。
また外国の大使館ではありますが、組織としてはほとんど日本人が運営しているというのも不思議でした。私も金のやりとりとか日本人職員が相手で、見積書や請求書とか日本語で書いていましたし、代金もドルではなく日本円で日本の銀行口座に支払われましたし、私自身は外国人と接触したことなど一度もありませんでした。
またその国の政策が気に入らないと大使館にクレームの電話をかけてくる人間も多いらしいのですが、こんな感じの組織ですからクレームを聞く方も日本人職員。その職員の方も「まったくもって100%あなたの仰る通りです」と思ってたりしながら聞いてたりします。でも本国派遣の上司に伝えることはありません。言ったところで「あっそう?」という感じで、日本人のクレームなんてまったく興味なし我関せずぐらいのものらしいです(あくまで「らしい」ですよ)。
その知り合いの職員も日本人ですが日本の政府機関との折衝などもやってました。また大使館というのは治外法権の場所なので、日本人職員達は安心して税務申告など適当にやっていたら、あるとき突然日本の税務署が乗り込んできて、日本人職員の収入を洗いざらい調査していって修正申告で大変な目に遭って「国税無敵伝説」を確信したとか、夜中に本国職員から電話がかかってきて何だと思ったら、飲酒運転で日本の警察に止められているけど、オマエが何とかしろと命令されたとか、なかなか興味深い話を聞けたのでした。
まあその大使館の仕事なんてのも、知り合いの職員の立場で自分でも出来るようなことをわざわざ外に仕事を振ってムニャムニャ、、、○○人の上司なんてそれらしく体裁を繕っておけば何もわかりゃしねえからすぐにサインするよ、モグモグ、、、というもので、あまり真っ当だとは言えないような、、、
こんなことを書いていると、そのうちにC|Aに拉致られて港の倉庫とかできついお仕置きをされたりするのでしょうか。ちょっと心配になってきた。あっ、でもそそのかしたのはあいつですから、、、俺はあまり悪くねえ、、、はずです。
またその国の政策が気に入らないと大使館にクレームの電話をかけてくる人間も多いらしいのですが、こんな感じの組織ですからクレームを聞く方も日本人職員。その職員の方も「まったくもって100%あなたの仰る通りです」と思ってたりしながら聞いてたりします。でも本国派遣の上司に伝えることはありません。言ったところで「あっそう?」という感じで、日本人のクレームなんてまったく興味なし我関せずぐらいのものらしいです(あくまで「らしい」ですよ)。
その知り合いの職員も日本人ですが日本の政府機関との折衝などもやってました。また大使館というのは治外法権の場所なので、日本人職員達は安心して税務申告など適当にやっていたら、あるとき突然日本の税務署が乗り込んできて、日本人職員の収入を洗いざらい調査していって修正申告で大変な目に遭って「国税無敵伝説」を確信したとか、夜中に本国職員から電話がかかってきて何だと思ったら、飲酒運転で日本の警察に止められているけど、オマエが何とかしろと命令されたとか、なかなか興味深い話を聞けたのでした。
まあその大使館の仕事なんてのも、知り合いの職員の立場で自分でも出来るようなことをわざわざ外に仕事を振ってムニャムニャ、、、○○人の上司なんてそれらしく体裁を繕っておけば何もわかりゃしねえからすぐにサインするよ、モグモグ、、、というもので、あまり真っ当だとは言えないような、、、
こんなことを書いていると、そのうちにC|Aに拉致られて港の倉庫とかできついお仕置きをされたりするのでしょうか。ちょっと心配になってきた。あっ、でもそそのかしたのはあいつですから、、、俺はあまり悪くねえ、、、はずです。