2016年8月19日金曜日

パソコン使い始めて20年

思い返してみれば、26歳ぐらいの時に(1996年ぐらい)、Compaq Contura Aero 4/33c というノートパソコンを買ったのが始まりでした。しかも英語版Windows3.1で日本語Windows版を入れるのも大変な思いをした覚えがあります。当時20万円ぐらいしました。

CPUはIntel i486 33Mhzというもので、今のPCのCPUが3Ghzぐらいですから、1/100ぐらいの処理速度という計算であってるのでしょうか?でも私のPCクアッドコアとかヘキサコアとかですから、1/400とか1/600とかになるのかな。とにかく今のCPUから見ると恐ろしく低速度のものでした。今、こんなのを触らされたら、3分後にはハンマーでぶっ叩いてしまうぐらいのものでしょう。

まあとにかく、その頃のPCというのは、こんなもの一体何に使うのだろうか?という使用目的がよくわからないようなブツでした。だってインターネットなんかまだ普及しておらず、パソコン通信とかそういう時代です。まだまだPCはオタクが使うものぐらいの認識でした。手紙なんか手で書いた方が早いぞ?そんな感じです。

そんな中でも、しかし何が良かったというと、PCを使うことを勧めてくれた人が「最初にタッチタイピングを必ず覚えろ」と言ってくれたことです。一日10分ぐらい練習すれば1ヶ月経った頃には、それなりにタッチタイピングができるようになり、PCが嫌いにならずにすみました。嫌いにならなかったおかげで何十台とPCを買ったり、部品買ってきて組み立てたりしたわけですよ。

今でもタッチタイピングが出来る人の割合は5割ほどという話を聞いたことがありますが、1日10分やって1ヶ月の事ですから、絶対に覚えた方が良いです。金を払って練習ソフトを買う必要なんかありません。私も20年前これで練習したというのが、



美佳のタイプトレーナ http://www.asahi-net.or.jp/~BG8J-IMMR/

今時LHA圧縮なんて解凍出来ないという場合は、
http://sun.ac.jp/prof/hnagano/mikatype/mika.html

上のサイトにZIPファイルが置いてありました。当時これのDOS版で練習したのは懐かしい思い出です。

パソコンは何十台と渡り歩きましたが、20年使い続けているソフトウェアというものは、果たしてあるだろうか?とふと思ったところ、実は私にはあるのです。

秀丸エディタ http://hide.maruo.co.jp/software/hidemaru.html



シェアウェアで4000円をNIFTY送金代行サービスで払って、20年間何度バージョンアップをしても追加料金は取られないという大変素晴らしいエディタです。mifes?vzeditor?何それ?という感じです。弥生会計みたいにしょっちゅう金払ってバージョンアップしてくれという営業電話ばかりかかってくるというロクでもない糞ソフトウェアから比べると、神様みたいですね。「消費税10%になりますので、有料バージョンアップしてくれ」と言ったと思ったら、10%が延期になって、そうしたら「引き続き8%で使うには有料バージョンアップしてくれ」とか、お前本気でふざけてるだろう?そんなの最初からメニューで選択出来るようにしておけよ。しかもこれほど使いにくいインターフェイスも今時なかなかないぞ?という信じられない使いにくさ。一体何を考えているのだろう。弥生会計の銭ゲバさ加減はまあいいや。

慣れたエディタを乗り換えるなんてことは恐らくないでしょうから、一生秀丸エディタを使い続けるんでしょうなぁ、と思います。というか秀丸エディタ(&秀丸メール)のマクロがないと仕事にならないです。

そういえば、ATOKも20年使っているかも。ATOK2013からバージョンアップしてませんけど、、、。Google日本語入力がいくら便利になっても、やっぱり使い慣れたATOKになってしまうわけですね。

我々の世代は大人になってからPCに触れたという人が多いと思いますが、それでも20年という年月が経ったのかと思うと、感慨深いものがあります。